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川面[かわも]の千吉踊[せんきちおどり]
 宝塚市川面[かわも]の川面[かわも]公園では8月19日に千吉踊り[せんきちおどり]が行われる。
 千吉稲荷の神託[しんたく]により踊りを奉納したことから千吉踊りと呼んでいる。
 8月19日、川面[かわも]公園の踊り場に千吉稲荷の火伏せ[ひぶせ]の神など三体を作る。日が暮れると、地区の世話人は千吉稲荷に参拝し、踊りを奉納する。
 踊り場の中央に櫓[やぐら]を立て、太鼓を櫓[やぐら]の天井から吊り下げる。太鼓打ちの打つ拍子に合せて、囃子方[はやしかた]が音頭をとる。踊り手の衣裳は、保存会が出来てから紺の市松模様に千吉踊りの文字を染めた揃いの浴衣[ゆかた]に帯をしめて踊る。少し前屈[かが]みに腰を曲げ、握った手首を下に曲げて、狐の手を真似[まね]た所作[しょさ]で踊るのが特徴である。
 歌詞[かし]は決まった文句はなく、歌い手の即興[そっきょう]である。

通稱千吉さんの山 千吉稲荷を祀った山の祠   音頭棚の周囲に囃子の樽を置いて囃す千吉踊   踊り場の公園内に降された千吉稲荷
揃いの半被を着て踊る子どもの踊り手 子どもに混る大人の踊り手