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近江寺[きんこうじ]の修正会[しゅしょうえ]
 神戸市西区押部谷町近江[おしべだにちょうきんこう]の近江寺[きんこうじ]では、2月11日に修正会[しゅしょうえ]が行われる。
 赤鬼・青鬼・婆々鬼[ばばおに]・小鬼がでる。赤鬼は毘沙門天の化身とされ、右手に鉞[まさかり]、左手に松明、腰に槌をさす。青鬼は不動明王の化身とされ、赤鬼と同じ採り物[とりもの]を持つ。二匹の婆々鬼は右手に槌[つち]、左手に松明[たいまつ]を持つ。小鬼は紅白の紙を巻いたハゼの棒を持つ。
 修正会[しゅしょうえ]は本堂での法要が終わると、太鼓の合図で鬼踊りが始まる。婆々鬼[ばばおに]は本堂に入った後、子鬼を従える。小鬼二匹一組で棒を打ち親鬼が出るのを待つ。鬼の踊りは無[む]の踊り、平[へい]の踊り、火合せ、火供え、餅割り、花の踊の六番が伝えられている。鏡割りでは欄間[らんま]にかけた鏡餅[かがみもち]を斧で割り、花の踊りでは造花の鬼の花を持って踊る。鬼の花は持ち帰って家の軒先に差して置くと厄除けになるという。

本堂で修正会の法要を営む 護摩壇に飾られた鬼の花   牛玉宝印を額に受け善鬼になる鬼役   婆々鬼が小鬼を従える
掛声で棒打ちする小鬼達 松明をかざし太鼓の連打で一周する鬼   屈み腰で採りものを立て顔を見合す鬼   尻合せをする鬼  
本尊の前で向かい合い火合せする鬼 正面本尊前で松明と採りものを上げる火まつりの鬼 長押に掛けた鬼の餅を切る餅切り 縁に出て見物人に次の鬼踊りの予告をする婆々鬼
花を取り出して踊る花の踊