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多井畑[たいのはた]厄除八幡神社の千本餅搗[せんぼんもちつき]
 神戸市須磨区多井畑[たいのはた]の厄除八幡神社では、1月16日に千本餅搗[せんぼんもちつき]が行われる。
 餅搗きは当番が16日の早朝に準備し、餅搗殿の前に幕を張って行う。搗き手は直垂[ひたたれ]をつけ赤襷[たすき]に烏帽子[えぼし]、白足袋[しろたび]に雪駄[せった]を履く。
 搗き手は臼[うす]を囲む様に4人ずつが向き合って立ち、その間に臼取り1人が入る。勢よく「エイトエイト」と声をかけながら搗[つ]き、搗き上がった餅は8本の杵の先で高く差し上げる。
 御供[ごく]の餅は白と赤の二種が作られる。餅の大きさは、角形は約30センチメートル、円形は径25センチメール、数量は白角餅4個、円形2個、赤角餅と円形はそれぞれ1個作る。
 御供積[ごくつみ]は三方[さんぽう]に紙を敷き、角餅[かくもち]を白赤白と三重に積み、その上に串柿を一段周囲に積む。さらに栗、蜜柑[みかん]、山芋の順に積み重ねる。最後は中央の空間に「トコロ」(さるとりいばら)と呼ばれる根付きの山帰来[さんきらい]を差す。その横に梅の枝を立てる。円形の餅は白と赤を交互に積み重ね、その上に串柿一串を置く。御供は円形を中央に左右に角形の餅を並べて献供する。

千本餅搗きに使う細長い杵 直垂烏帽子で臼を囲んで千本餅搗き   御供にする大小の丸型と角型の餅枠   三段重ねの上に串柿を置く御供の餅
御供積を飾るトコロ(根付きの三帰来) 御供積の長芋・ミカン・栗・串柿   神社で御供積をする宮総代   積上げた御供の最後に竜をかたちどったトコロの飾付け  
一対の御供積 多井畑八幡神社の御供積の献供   御供積の丸餅と長方形の箱