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車[くるま]大歳[おおとし]神社の翁舞[おきなまい]
 神戸市須磨区車[すまくくるま]の大歳[おおとし]神社[じんじゃ]では、1月14日に翁[おきな]舞[まい]が行われる。
 1月7日の夜、頭屋[とうや]に翁舞の関係者が集まり初稽古を行う。役者は露払いが10歳ぐらい、三番叟が12歳ぐらいの少年で、翁役[おきなやく]は戸主から選ばれる。この日から12日まで、頭屋で先輩の古老の指導を受けて練習する。
 11日は、若[わか]餅[もち](餡餅[あめもち])を搗[つ]いて役者に配る。14日の早朝、神社の本殿から御神体の能面を頭屋[とうや]に持ち帰り、床の間に祀[まつ]る。
 午後6時、頭屋で衣装をつけた役者は、露払い・翁三番叟[おきなさんばそう]・父の尉[ちちのじょう]の舞を本番のとおりに舞う。午後7時になると、提灯を先頭に、頭屋(面持ち)・神職に続いて、翁・三番叟[さんばそう]・露払い・地謡[じうた]・笛・鼓の人たちが宮入りする。
 翁舞は、露払い、翁、三番叟、父の尉[ちちのじょう]からなる。翁の面あらためが終ると、最初に露払いが笛の音とともに舞う。次に翁・三番叟・父の尉[ちちのじょう]とつづく。舞い終わるとこれらの面は面箱に納められ、本殿に祀[まつ]られる。

灯明をあげる頭屋 古老の指導で三番叟の練習する   面箱を頭屋が捧げ持ち宮入りする   役者が着座すると頭屋は太夫に面渡しをする
全員に盃が回される盃の儀 頭屋の手助けで翁の面付け   露払いと翁の席と謡い手   囃子方の席と中央が黒式尉  
翁の舞 三番叟の揉の段   父尉を舞う翁の太夫   三番叟の黒式尉の面付け  
露払いと三番叟の問答 足を踏み軽快に舞う鈴の段   終わると面を箱に入れて神前に運ぶ