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転法輪寺[てんぽうりんじ]の鬼追い式
 神戸市垂水区名谷町[たるみくみょうだにちょう]の転法輪寺[てんぽうりんじ]では1月7日に鬼追いが行われる。
 鬼は太郎鬼・次郎鬼・婆々鬼と小鬼がでる。太郎鬼(赤色)は八幡さんと呼び、斧[おの]を持つ。次郎鬼(赤色)は春日さんと呼び、木製の槌[つち]も持つ。ババ鬼(青色)は天照大神[あまてらすおおみかみ]と呼び木製の槍[やり]を持つ。小鬼は赤熊[しゃぐま]を被[かぶ]り、紙垂[かみだれ]を無数につけ、棒を持つ。
 鬼踊りは法螺貝[ほらがい]と太鼓の合図で行われる。小鬼は2匹一組となり、棒で床を突く。
 鬼追いは8回行われ、堂内では松明を振りかざし、四股[しこ]を踏む。その間、鬼は正面に供えられた鏡餅ひと重ねを、斧や松明[たいまつ]で鏡割りをする。松明の燃え残りと椎[しい]の枝を花型で飾った花は苗代[なわしろ]の水口[みなくち]にさす習わしがある。

鬼追いのある転法輪寺の本堂 本堂内陣に鬼の面と花を飾った祭壇   鬼の面、手前から太郎、次郎、婆々鬼   鬼部屋の炉の前に立て掛けた竹を束ねた松明
麻をぼぐした赤熊と紙垂を頭につけ藤づるで鬼絡みをつけた小鬼 鬼衣の上から鬼がらみをつける婆々鬼の着付け   牛玉杖を突き本堂で修正会の法要   消防団の肩に担がれて外陣に出る小鬼  
鬼踊りの合図の法螺貝を吹く世話人 松明と斧を持って出た太郎鬼の「走り」   内陣から花を取り出して撒く赤鬼   樫の棒を突いて踊る小鬼
外陣の中央で四肢を踏む赤鬼・青鬼とゆっくり中央に進む婆々鬼 餅割りの前に餅の前で揃って四肢を踏む鬼   餅割りする鬼   東の入口から入った赤鬼は四肢を踏む
縁に出て松明と採りものを合わす鬼 鬼の餅まき