兵庫県立歴史博物館HPへ ひょうご歴史ステーションへ
このサイトについて Flashバージョンへ
前へ戻る

有馬温泉入初式[いりぞめしき]
 神戸市北区の有馬温泉では、正月2日に入初式が行われる。
 入初式は有馬温泉の開祖と伝えられる行基[ぎょうき]と中興の祖と伝えられる仁西[にんさい]の徳を偲ぶとともに、温泉の繁栄を祈る。
 近年は有馬小学校の講堂で行われる。2日の朝、行基と仁西の像を輿[こし]に乗せ、会場の講堂に向かう。講堂の中央に設けた湯桶[ゆおけ]に新湯[あらゆ]を注ぐと、湯もみの湯女[ゆな]6人が、白衣[しろころも]に白袴で長柄[ながえ]の湯かき棒を持ち、囃子方[はやしかた]の太鼓とチャッパに合せ、「ヨーイ湯[とう]」の掛声で賑やかに湯もみをする。
 この初湯[はつゆ]は行基と仁西の像に注がれる。その後、親[おや]湯[ゆな]女2人と小湯女[こゆな]10人が、鈴の付いた若松の枝を持って入初式の歌に合せて踊る。

楽器を演奏しながら入初式の先頭を行く楽人 行基・仁西の像を入れた輿を担ぐ白丁   輿に乗った行基の像   輿に乗った仁西の像
行列を作って式場に向う湯女の列 行基・仁西の像の前での法要   式場で出番を待つ湯女達   出番を前に控えで待つ湯もみ  
祭壇前に置かれた湯もみ用の桶と柄杓 湯桶に新湯をそそぐ白丁   湯桶の周囲を回りながら湯もみする湯女   湯桶の湯を二人一組で湯もみ
両像の安置した湯槽に新酒をそそぐ白丁 初湯を灌ぐ温泉寺の住職   両像に灌ぐ湯女   鈴のついた若松を持って踊る湯女
浄米を若松で掃き集め懐紙に納める湯女 大通りで戻せ返せで輿と共に馳せ戻る湯女