吉川町のぶどう園は、山を切り開いて作られました。
どうしてぶどうの苗を植えたのかというと、東播用水(とうばんようすい)ができ、収益上げや村作りの目的からです。また、圃場整備などもしています。

ぶどう園ではベリーAや、ピオーネが作られています。
収穫期間は、8月下旬から9月下旬です。

4月くらいからいろいろな仕事をしています。
収穫の仕方ですが、ぶどうは木の枝の間から芽が出てくるので、古くなった枝は切り取ります。その枝はリースなどに作りかえられます。

吉川町はヨーロッパと同じで、ぶどうに適した気候です。なぜなら、朝昼夜の気候の変化が大きいのです。しかも、雨が少ないので、ぶどうがうまくできます。

ピオーネは、収穫後、葉が茶色になります。
ベリーAはピオーネと違って緑色になります。
それを利用してリースを作ります。



出荷する準備ができたピオーネ



ここにある機械は、ぶどうを運んで
トラックに乗せるものです。



ベリーA

 

特徴

ピオーネは粒が大きくて人気が高いけど、粒が落ちやすいのが欠点です。
だから、ていねいに扱わないとすぐに落ちてしまいます。
ベリーAは大衆的なぶどうで品種が古いぶどうのひとつです。


お願い
ぶどう園にも困っていることがあります。
それは、取るだけとって食べきれなかったぶどうをそこらじゅうに捨てて帰る人がいるということです。
生産者の人たちが心をこめて作ったぶどうをむだにしないようにとって大切に食べてください。
これは、吉川町だけのぶどうですから。