校長挨拶


児童生徒が自らの将来の夢や目標を実感できる学校をめざして

 

県立西はりま特別支援学校長 古角 美之

 

 

 平成30年4月、新たに小学部7名、中学部11名、高等部28名、計46名の新入生と中学部1名の転入生を迎え、児童生徒173名で新学期が始まりました。
 学校における合理的配慮の提供の義務化を明記した「障害を理由とする差別の解消に関する法律」が平成28年4月に施行され2年が経過しました。
 本県では、第2期「ひょうご教育創造プラン」に掲げる基本理念「兵庫が育むこころ豊かで自立した人づくり」のもと、インクルーシブ教育システムの構築を見据えた「兵庫県特別支援教育第二次推進計画」に基づき、特別な支援を必要とする子どもたちの自立と社会参加に向けたキャリア形成をめざし、一人一人の教育的ニーズを把握し、きめ細かく適切な教育的支援を行っています。平成30年度はこのプラン及び推進計画の最終年度を迎え、取組を着実に進めるとともに、この5年間の取組の検証・評価を行うこととしています。
 本校においては、「げんき、かがやき、やさしさ」を校訓に、児童生徒一人一人の発達段階や障害特性を踏まえ、小学部から高等部までの12年間を見通して、自立と社会参加に向けたキャリア形成の支援を進めています。また、生徒の就労意欲を高め、企業等への就職を促進するため、外部人材を活用した授業改善や実践的・段階的な就労体験や実習の充実等に取り組んでいます。更に、多様な相談対応や適切な支援を行う本校のセンター的機能についての取組は、課題整理や内容精選を図りながら、高校における通級指導実践研究校との連携をはじめ、地域にある学校園等とのネットワークの充実をいっそう進めます。
 昨年度の学校評価等から、将来の夢や目標を持ちにくい児童生徒が多く在籍しているという状況に鑑み、本校が進める取組の検証と見直しを適時図りつつ、児童生徒にとっては、生き生きと楽しく、明るい学校であることはもとより、自らの将来の夢や目標(志:こころざし)を、そして、保護者の皆さまにとっては、この学校に通わせて良かったと実感できる学校をめざして、全教職員が“チーム西はりま”を合い言葉に、本年度も全力で取り組んでまいります。
 今後とも、皆さま方のご支援・ご協力をよろしくお願いします。

(平成30年4月)