◆ 卒業研究

震災の年に生まれた生徒たちが、親から震災体験を聞き取り、「語り継ぐ」にまとめます。その後、防災に関わる分野を課題研究し、レポート、報告書、成果物(防災ゲーム、防災カルタ、防災絵本など)にまとめて発表します。

◆ 人と社会

『支援』をテーマに、ボランティアの在り方、支援の在り方を学びます。夏休みに東日本大震災の被災地を訪問することを前提に、交流プログラムを作り、発表します。二学期には、夏の実践を受け、検証、評価します。

◆ Active防災II

将来の夢と防災の関係を調べ、その夢の実現のために必要な力を考えます。また、その夢を実現させながらどのように防災とかかわり続けるかを考え、発表します。防災教育について、全国の事例を調べ、ノウハウ・コンテンツを理解します。そのうえで、グループワークで防災教育教材を作成し、発表します。

◆ 社会環境と防災II

JR尼崎脱線事故など、人為災害の実態を学び、安全な社会の在り方を考えます。災害救助法、災害対策基本法、被災者生活再建支援法など、災害とかかわる法律を学びます。最後に、集大成として架空のまちの防災体制を考え、発表します。

◆ 防災情報II

インターネットなどで収集したさまざまな情報を加工・分析する力を身につけ、必要な情報をわかりやすく表現できるようにします。地理情報システム(GIS)が防災情報に役立つことを理解し、これを防災に利用する方法を学び体験します。情報を多くの人に伝える手段としてWebを取り上げ、Web上で情報を発信する技術を身につけます。