◆ 災害と人間

阪神・淡路大震災を多角的に検証することで、命の大切さ、人とのつながり、助け合いの重要性を理解します。また「環境防災」の概念を理解したうえで、自然環境・社会環境から「防災」との関わりについて理解を深めます。

大学や関係機関からの外部講師による講義や、校外学習などの実践的・体験的な授業とともに、レポート、発表、ディスカションなどを通じて、生徒同士や自己の評価を行う授業も並行して行っています。

◆ 環境と科学

私たちの住む地球の環境について, 地球の歴史を生物界の変遷と関連付けながら理解を深めるとともに, 過去を推定する手がかりや手法について学びます。 また, 地球大気や地質の変動, 海洋の現象とそれを引き起こす事象について, 兵庫県南部地震に象徴される地震災害などに関連付けて理解を含めます。外部講師を招き, 神戸地域の地質について学んだり, 「人と自然の博物館」見学などの校外学習も行います。

◆ 防災情報I

防災に関するテーマに対して、ネットワークを活用して情報を収集・取捨選択し問題解決する力を養います。またそれらの授業を通じて情報リテラシの向上、ネットワークの活用能力を身につけます。情報を受け取るだけではなく、プレゼンテーションソフトやWebによって情報を発信する能力を身につけます。

◆ 自然環境と防災I

人間活動に伴って生じる環境問題を正しく理解するために化学や生物の基礎的な知識を身につけます。そして、自然科学的なアプローチから、環境問題の原因、現状、メカニズムそして保全方法を考えます。