目的
災害の大きさには自然現象だけではなく社会環境(社会の防災力)が大きくかかわっていることに気づかせる。
方法
- B4用紙を縦に使い、上から4分の1くらいのところに紙幅いっぱいに「阪神・淡路大震災」と書き込む。
- その上は地震が発生する以前の社会環境、その下は地震発生以後の社会環境とする。
- 地震発生以前の欄には、その社会の実体をできるだけたくさん流れ図形式で書き上げる。
(例:建物の強度、交通網、人口密集度、消防や自衛隊、コミュニティ、備えなど)
- 地震発生以後の欄には、地震発生後の被害や緊急対応、
復旧・復興の過程での課題をできるだけたくさん流れ図形式で書き込む。
時間
1〜3時間程度。学習者のレベルにもよるが、高校生で防災を真剣に考えている生徒だと3時間ほど必要。
成果
- 社会環境の複雑さと防災の難しさを学ぶ。
- 社会の中で自分が何をできるかを考える。