こんなのってどんなの? 素朴な疑問編A
←手漕ぎボートは知ってるよね。
オールを両手に一本づつ持って
水かきの部分で水を押して、
後ろ向きに進みます。

それとよく似てるよ。
ただ〜し、
もっとスピードが出るような工夫が
いくつかあります。
↓まず、その1。細くて長い。
下のは一人漕ぎで幅は30cmくらい、長さは8m程。
ちなみに重さは14kg以上ってことに決まってるけどそれより軽いものもある。
こんな感じで進みます。
スピードが出る工夫、その2
オールだよ。
端っこの赤い部分がブレードって言って水をつかむ部分。
左の端っこが手で持つ部分。
公園ボートのよりもずっと長く、約3mもある。
最近は水を効率よくつかめるために下のような非対称のものが主流。
選手にあわせてテコ比なんかも微調整したりするぞ。

オールを取り付ける部分にもミリ単位の調整、
角度の微調整がかなりシビアになされてます。
その3。最大の秘密。
お尻が動くぞ。↓
シート(イス)にはコロ(タイヤみたい・・・)がついてて
レールの上を滑らかに滑るようになってる。
腕の力じゃなくて、脚の力でボートを動かせるぞ。
深く曲げたところから伸びきったところまでスムーズに力を出すのがコツ。
ボートに固定された靴についても角度、位置には一人一人微調整されるよ。
次回はボートの種目についてにしよっかな・・・。
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