2021年度 TOPICS 4月~
                                                                                                                                     
日 時 概 要 写 真 等
3/23(水)  令和3年度3学期終業式を行いました!

  3月23日(水)体育館において3学期終業式を行いました。

井上校長先生は式辞の冒頭、サミエル・ハンチントン博士が1996年に著した『文明の衝突』には、すでにロシアによるウクライナ侵攻が予測されていることを紹介し、世界各地の紛争において多くの人命が奪われている現状について、国際高校の生徒として、特に意識を高くもち自分事として考え、実践的に行動してほしい、春休みには自分に何ができるかを問いかけてほしいと述べられました。

最後によくIOCパラリンピックパーソンズ会長の開会式のスピーチ映像を視聴しました。

引き続き1年生のピアノによる校歌演奏をもって終業式を終えました。

その後中国語スピーチコンテスト、カヌー部、語学検定の表彰伝達がありました。

最後に生徒指導部長の吉岡先生から、コロナは生活の一部になっていることをしっかり意識して感染防止につとめ生活してほしい。

またチームとして国際高校をいっしょに盛り上げていきましょうとのお話しがありました。


写真:始業式の様子①  


写真:始業式の様子②


 

  
3/22(火)  2年次対象 CCC講演会を行いました!

 (1) 日時:3月22日(火)

 (2) 場所:体育館

 (3) 内容:

2年次生を対象に、(株)ヒューマン・ブレインの横山悠規さんと稲邊倫史さんをお招きし、「世界とつながるには」「具体的貢献方法を考える」をテーマにご講演くださいました。

講演では、英語運用能力を高めていくための取り組みや、SDGsの達成目標を通じて、世界とつながりを持つ方法をお話しくださいました。

そこで、英語運用能力を高めていくためには、「知識のインプット量やアウトプット量を増やすことも大事であるが、日頃から英語を話し、英語を使用することを生活の一部とすることも大切である。」とお話しくださいました。

また、実際にSDGsの課題解決策を考えるグループワークを行い、SDGsを通じて、世界とつながりを持つ方法について学びました。

講演会を通じて、生徒は英語を活用して国際社会で活躍するために必要なことを考える大変良い機会となりました。


写真:講演会の様子①  


写真:講演会の様子②


 

  
3/22(火)  1年次対象英語科講演会を行いました!!

   (1) 日時:3月22日(火)3限・4限

 (2) 場所:国際高校 国際ホール

 (3) 内容:

本校1年次生を対象に甲南大学より野村和宏教授をお招きし「グローバル社会における英語スピーチの持つ力」という題でご講演頂きました。

大学生や著名人のスピーチのビデオを見ながら、スピーチをする際の姿勢、聴衆への視線の配り方などを詳しく説明して頂きました。

グループワークの中で即興でスピーチをしたり、野村先生が毎朝行っている英語のトレーニング方法も生徒の目の前で実際に行って頂いたり、次の日から実践できることをたくさん教えて頂きました。

講演後、生徒は

「野村先生ほど英語が上手な人でも、毎朝トレーニングをされていることに驚いた。自分も頑張ろうと思った。」

「英語スピーチに対してだけではなく英語学習に対するモチベーションが上がった。これからも英語に一生懸命に取り組みたいと思った。」

と話しており、講演会最後の質疑応答の時間でも質問が途絶えなかった。

本校生に取って非常に学びの多い時間となりました。

国際高校では毎年2年次で社会問題について英語でスピーチを行います。

各自、今回の講演会の内容を踏まえてより良いスピーチができるように取り組んで欲しいと思います。

写真:講演会の様子①  


写真:講演会の様子②


写真:講演会の様子③
 

写真:講演会の様子④
 
  
3/14(月)~17(木)  <続>ウクライナ人道危機支援街頭募金活動を行いました!!

 (1) 日時:3月14日(月)~17日(木) 16:00~18:00

 (2) 場所:JR芦屋駅北側広場(2階部分)・阪神打出駅・学校内

 (3) 内容:

ウクライナでの人道支援を目的とした街頭募金活動を行いました。

JRC(青少年赤十字)部員が募金活動を提案し、JRC部員、生徒会、有志の生徒が校内やJR芦屋駅、阪神打出駅で行いました。

地域の住民の皆さんのご協力もあり合計575,120円もの募金が集まりました。

参加した生徒からは

「このニュースを見る度に暗い気持ちになっていた。しかし、平和を願い募金に協力してくれる人がたくさんいることに心から感動した。」

「子供から大人まで多くの人が募金してくれた。一人一人の寄付が集まり、とても大きな力になったと思う。協力してくれた人々の想いがこもったこの募金によって、一人でも多くの人が救われることを願っている。」

という感想も聞かれ、本校生にとっても学びのある経験となりました。

皆さんから頂いたお金は日本赤十字社兵庫県支部に全額寄付し、国際赤十字・赤新月社連盟、赤十字国際委員会、および各国赤十字・赤新月社が実施する、ウクライナでの人道危機対応及びウクライナからの避難民を受け入れる周辺国とその他の国々における救援活動を支援するために使われます。

多くの善意に心から感謝するとともに今後も継続して支援して行きたいと思います。

※日本赤十字社兵庫県支部による寄付受領証


※日本赤十字社兵庫県支部からのお礼


写真:①校内での募金活動の様子  


写真:②JR芦屋駅での募金活動の様子


写真:③阪神打出駅での募金活動の様子
 

写真:④日本赤十字社兵庫支部に寄付した様子
 

  
3/16(水)  高大接続改革推進事業 特別講演会「論理的な思考力の活用」を行いました。



 3月16日(水)、兵庫県立大学国際商経学部より横山由紀子教授をお招きし、1年次生を対象に特別講演会を実施しました。

今回は「デジタル・シチズンシップ教育」をテーマに、まずグループワークを行い、それぞれの意見を理由とともにまとめました。

その後、各班でどのような意見が出たのかを全体で共有しディスカッションを行いました。

多くの人の前でマイクを使って発言することは、緊張や不安も伴いますが、生徒たちは言葉を選びながらも他の生徒達に伝わるようにしっかりと発表していました。

高校生のSNS使用を禁止すべきか否かなど、時事的な話題にも触れながら、SNSやそれに関わる教育の在り方や、活用の仕方について用意された時間をいっぱいに使い議論が進んでいきました。

横山先生のモデレーターとしての姿勢を拝見することは先生方にとって普段の授業に大いに参考となるものでした。

本講演をとおして身につけた姿勢や技術を今後の学校生活に役立てていきたいと思います。

生徒の感想より

「最初は自分の意見を言うことを遠慮していましたが、ディスカッションが深まっていくうちに疑問や反論が浮かんできて、自分の意見を言いたくなりました」

「たくさんの人と意見を交換することがとても楽しいと思いました」

「自分から手を挙げて意見を言うことは勇気がいるし緊張もしたけれど、楽しかったです」

「みんなの意見を聞いていると、新しい発見がたくさんあり一つのトピックでもこんなにも議論を深められるのかと勉強になりました」








写真:講演の様子①  

   
写真:講演の様子②



写真:講演の様子③
  
3/17(木)  2年次「先輩に学ぶ」を行いました。



3月17日(木)、3、4時間目、進路学習の一つとして、2年次生対象の「先輩に学ぶ」を実施しました。

この3月に卒業した17回生7名(大阪教育大学、兵庫県立大学、高知工科大学、立命館大学、関西大学、近畿大学、関西学院大学への進学者)に来校してもらい、自身の受験にまつわる体験や後輩へのアドバイスなどについて話をしてもらいました。

受験先を決定した契機や、科目ごとの具体的な勉強法など、これから受験生となる2年生にとっては非常に参考になる話でした。

どの卒業生も普段の授業を大切にして繰り返し復習することで知識や技能が身に付いたと在校生に訴えました。

そして、最後まで諦めずに努力し絶対に合格するという強い意志がよい結果につながったと話してくれました。

身近な先輩の努力を実感することで、自身のこれからの生活により明確な展望を持つことができました。

また、これから大学生になる先輩の姿を見て、大学生活への憧れも高まったのではないでしょうか。

3年次生になる前に、受験生としての意識を深めることができる、大変良い機会となりました。 



写真:先輩による体験談の様子①  


写真:先輩による体験談の様子②



 

  
3/15(火)  1年次国際・語学関係、法学、教育学などの11分野別の説明会を行いました。



3月15日(火)、2・3校時に1年次生対象の分野別説明会を実施しました。

今回は、国際・語学関係、法学、教育学などの11分野について、大学・専門学校から講師をお招きし、それぞれの分野ごとに学問の内容について説明していただきました。

生徒たちは興味がある学問分野の中から2講座を受講しました。

心理学の講座では各自の記憶力を測る課題に取り組んだり、留学の分野では留学に必要な語学力や現地での生活について聞いたりと、将来の学びに向けて積極的に参加しました。

各分野の内容をより深く知り、興味関心を高めるための良い機会となりました。



写真:説明会の様子①  
 

写真:説明会の様子②



 

  
3/15(火)  職業人講演会を行いました。


3月15日(火)1時間目に進路学習の一環として、1年次生対象の第2回職業人講演会を開催しました。

今回は、ネスレ日本株式会社からマネージャーの大西克啓さんに企画していただき、デマンドプランナーの田村知史さん、堀田満里子さん、ゴウダン・ノエさんからご講演いただきました。

まず、田村さんは「ネスレ」という会社の概要を話されました。

単にコーヒーだけでなく様々な食品を扱い、食の持つ力ですべての人々の生活の質を高めていくことを目指しているということでした。

次にアメリカからの帰国子女でもある堀田さんは高校・大学時代の様子を自己紹介した上で、「食べるのが好きで心身ともに直接消費者に影響を与えることができる食品メーカー」として「ネスレ」を就職先に選んだということでした。

最後にフランス人のゴウダンさんは大学時代に日本に交換留学していくつかの企業でインターンシップをした経験が日本で就職するきっかけになったということでした。

いずれのお話もグローバルな広い視野をもつことが社会人になるにあたって重要であるということでした。

堀田さんとゴウダンは昨年就職したばかりでもあり、生徒にとっては身近で非常に興味深い内容でした。

生徒からの質疑応答も講演者の趣味の話から盛り上がり、生徒にとっては将来を考える上で非常に有意義な機会になりました。

写真:講演の様子①  


写真:講演の様子②



 

  
3/15(火)  選挙出前授業を行いました。



3月15日(火)、体育館において主権者教育の一環として芦屋市選挙管理委員会事務局から講師をお招きし、「選挙出前授業」を行いました。

授業では選挙の意義や投票の現状、選挙への参加方法について解説があったのち、生徒代表12名が模擬投票を体験しました。

本年4月の成人年齢の引き下げをひかえ、また7月には参議院議員選挙も予定されていることから、主権者意識の高揚をはかるうえでよい機会となりました。


写真:模擬投票の様子①  

写真:模擬投票の様子②



写真:模擬投票の様子③
 

  
3/14(月)~17日(木)  JRC部、生徒会、有志の生徒によるウクライナ人道危機支援街頭募金活動

 (1) 日時:3月14日(月)~16日(水) 16:00~18:00
 (2) 場所:JR芦屋駅北側広場(2階部分)・阪神打出駅・学校内
 (3) 内容:

 今回のウクライナで起きている戦闘により傷ついた人々、避難を余儀なくされている人々への支援を目的とした街頭募金活動を行っています。

 JRC部員が募金活動を提案し、JRC部員、生徒会、有志の生徒で行っております。本校生・芦屋市の方々のご協力もあり、現在118,873円の募金が集まっています。

 集めたお金は日本赤十字社兵庫県支部に全額寄付し、国際赤十字・赤新月社連盟、赤十字国際委員会、および各国赤十字・赤新月社が実施する、ウクライナでの人道危機対応及びウクライナからの避難民を受け入れる周辺国とその他の国々における救援活動を支援するために使われます。

(4) 募金活動の様子
 
①校内での募金活動の様子
 


②JR芦屋駅での募金活動の様子
 


  
3/14(月)  春季国際科発表会を行いました!



 (1) 日時:3月14日(月) 9:20~11:30
 (2) 場所:体育館
 (3) 内容:

1、2年次の全生徒を対象に国際科発表会を行いました。

今回の発表会で、生徒は2、3学期の授業の成果を在校生、教職員に向けて発表し、成果を共有しました。

1年次生は、英語の授業で培った英語力をスピーチの暗唱で発揮したり、本校における「総合的な探究の時間」(以下、CCC)で、SDGsの各項目の課題について1年間取り組んだ成果を発表しました。

2年次生は、1年次生のときよりさらに伸張させた英語力を活用し、東北への修学旅行を通して学んだことをもとに、震災の教訓から防災意識を高め、災害から命を守るためのプレゼンテーションを行うグループもありました。

また、世界の民主化運動について調べたことを発表したグループをはじめ、どのグループも趣向をこらした映画やパワーポイントを作成し、これらをプレゼンテーションすることで、授業で取り組んだ成果を披露しました。
      
1年次生の有志バンドによるパフォーマンスで始まった本発表会は、各教科における成果を発表し、全校生、全職員に共有するだけではなく、国際高校を1つにする良い機会となりました。


(4) 当日のタイムテーブル
 ・Kokusai Class Recital Spring PartⅠ (1年次のみ)
  9:20 Speech Recitation (EnglishA 1年次)
 
 ・Kokusai Class Recital Spring PartⅡ (1、2年次)
  9:45 Opening Live Performance 
9:55 Civil Rights Movement(EU2 2年次)
     ・What’s Going on in Hong Kong?
・Cuban Revolution
10:10 Unpopular Perfume(PEⅠ 2年次)
 10:15 Trip to Tohoku (2年次)
 10:25 Flash(PEⅠ)(2年次)
10:30 Speech Recitation(English A 1年次)

     5分間休憩

 10:45 SDGs Action Plan(CCC 1年次)
     ・「世界と日本の食品ロス」
 10:55 Uber Seeds(2年次)
 10:58 SDGs Action Plan(CCC 1年次)
     ・「飢餓をゼロに」
 11:08 Memory Deleter(PEⅠ 2年次)
 11:10 Anime Voice Over(PEⅠ 2年次)
 11:16 Closing Performance(Physical Education 1年次)
11:21 Closing Surprise




(5) 発表会の様子 

Opening Live Performance


What’s Going on in Hong Kong?


Cuban Revolution


Unpopular Perfume


Trip to Tohoku


Speech Recitation




世界と日本の食品ロス」


「飢餓をゼロに」


Closing Performance


Closing Surprise











 
3/9(水)  イギリスの交流校とオンライン交流を行いました!


 (1) 日時:3月9日(水) 17:30~18:30
 (2) 場所:CALLルーム、各自宅
 (3) 内容:

1、2年次からの希望者31名がイギリスの本校交流校であるSt.Bury Edmunds County Upper SchoolとSybil Andrews Schoolの生徒とオンラインで交流を行いました。

今回の交流はグループではなく1人1人が相手校生徒と対話する形で行いました。

まず、最初に両国の文化や自身の趣味について英語で話し合いました。

話しやすい内容、例えば、本校生が、「好きな日本の食べ物」を聞いたところ、イギリスの生徒は「抹茶」が好きであると答えたので、本校生は日本に訪れた際は、「是非、京都に行ってほしい。」と日本の抹茶の名所を紹介するなどしていました。

その他にも、様々な日常生活の話題を中心に楽しい交流となりました。

今回の交流を通して本校生は、イギリスの文化や生活について理解を深め、英語力の向上を図りました。

また、同じ英語でも、イギリス英語と一般的に教わっているアメリカ英語では、発音やイントネーションに大きな違いがあるなど、新たな気づきもありました。

同時に、この数年間コロナにより途絶えている同校との訪問再開に向けての大きな一歩となる交流になりました。



(4) 生徒の感想
Q1.今回の交流で感じたこと/学んだことは何ですか?

・もっと、いろんなオンライン交流会に参加して、自分の英語力、会話力を向上させたいと感じました。

・イギリスの人が話す英語と普段自分が聞いている英語とでは、話し方に違いがあると感じました。

・今回は機械トラブルで一部がチャットでの会話になってしまいましたが、積極的に話を広げることができました。






(5) 交流の様子 

 交流の様子①                

 
 交流の様子②  



(6) 備考  ・今回の交流は、一部ZOOMのチャット機能を使用して交流しました。


  
3/2(水)  ふるさと貢献活動『絵本で見る世界』の授業で、西蔵保育園にプレゼントしました。



3月2日(水)5時間目、本校の学校設定科目『絵本で見る世界』を履修する2年次生17人が、西蔵保育園の子どもたちに、自作した絵本や「そつえん おめでとうカード」をプレゼントしました。

絵本は、『絵本で見る世界』の授業の集大成として、自分たちでストーリーを考え、絵を付け、製本した手作りのものです。

「そつえん おめでとうカード」は、開くと飛び出す仕掛けのあるもので、5歳児37人全員に配りました。

一昨年度までは「絵本の読み聞かせ体験」を実施していましたが、昨年度に引き続き、今年度も新型コロナウイルス感染拡大により中止となりました。

その代わりとしてプレゼントを渡すこととなりました。

子どもたちと直接触れ合うことはできませんでしたが、距離を取っての交流をすることができ、本校生にとっては、達成感を味わうことができる、またとない機会となりました。



写真:プレゼントを子どもたちに渡す様子



写真:そつえんおめでとうカード


写真:1班の絵本  

写真:2班の絵本



写真:3班の絵本
 

写真:4班の絵本
  
3/1(火)  第17回卒業証書授与式を行いました!

 3月1日(火)、体育館において卒業証書授与式が行われました。

第17回生の111人が、未来への希望と決意、支えてくれた人への感謝を胸に、学び舎を飛び立ちました。

例年、本校では、卒業生1人1人に校長先生から卒業証書が手渡されます。

しかし、今年度はまん延防止措置発出中であり、生徒の名前が1人ずつ読み上げられ、各クラスの代表2人がそれぞれ井上校長先生から卒業証書を受け取りました。

その後、校長先生は式辞において「国際社会に貢献できる人材の育成を教育目標にかかげる本校を巣立つみなさんには、ぜひ世界の担い手として活躍してほしい」と語られました。

最後に仰げば尊し、校歌の斉唱があり、卒業生は会場をあとにしました。


写真:卒業式の様子①



写真:卒業式の様子②

   







2/26(土)  フンボルト・シューレ校(ドイツ)とのオンライン交流

 (1) 日時:2月26日(土) 20:00~21:00
 (2) 場所:各自宅
 (3) 内容:
1、2年次からの希望者20名がドイツのキール市にある本校姉妹校のフンボルト・シューレ校の生徒とオンラインで交流を行いました。

交流では、両国の文化について英語で話し合いました。

例えば、料理の話題では、フンボルト・シューレ校の生徒から、ベイクドポテトやマッシュポテトといった家庭で作れるおすすめドイツ料理を教えてもらいました。

一方、本校生は、餅を使ったアレンジ料理をフンボルト・シューレ校の生徒に教えていました。

その他にも、フンボルト・シューレ校の生徒が「日本の神社に行ってみたい。」と言ったことに対して、本校生は、日本の神社の特徴を紹介し、その魅力を伝えました。

今回の交流を通して本校生は、本校とフンボルト・シューレ校との関係が特別なものであることを感じ、次回のフンボルト・シューレ校との交流に向けて積極的な気持ちを持ちました。

今回の交流は、世界規模で蔓延している新型コロナウィルス感染症により、訪問・受入といった交流が難しくなっている両校にとって、実りの多い機会となりました。

(4) 生徒の感想
Q1.今回の交流で感じたこと/学んだことは何ですか?

・ひとつの話題に関してどんどん話を広げることができたように感じました。みんな日本に興味を持っていて、日本語や日本の文化をとてもよく知っていて驚きました。

・フンボルト・シューレ校の生徒は日本のことをとても知っていたので、もっと日本のことを紹介してさらに好きになってもらいたいと思いました。

・今回のオンライン交流に参加してみてドイツにもっと興味が湧いて、コロナが終息したらドイツに行ってみたいなと思いました。



(6) 姉妹校について
フンボルト・シューレ校のホームページ
URL  https://www.humboldt-schule-kiel.de/ 

(7) 備考:オンライン交流は、交流の時間が夜分遅い時間であったため、各自宅から
ZOOMアプリを利用して行いました。



(5) 交流の様子

写真:交流の様子①



   
写真:交流の様子②






2/25(金)  グラウンドにがり散布


2月25日(金)放課後の時間からグラウンド・テニスコート全面ににがりの散布が行われました。

グラウンドに設置しているネットを移動させたり、ベースには目印をつけたりしました。

大掛かりな作業のため、準備には芦屋国際中等教育学校にも協力をしてもらいました。

にがり散布は専用の車両でも2時間程度かかりました。

両校で共用するグラウンドが新年度に向けて、徐々に手入れされ、整備されていきます。


写真:にがり散布車両


写真:グラウンド全面を2時間かけて作業



   
写真:グラウンドの様子






2/22(火)  ケニアの高校生とのオンライン交流


 (1) 日時:令和4年2月22日(火) 22:00~23:00
 (2) 場所:各自宅
 (3) 内容:

1、2年次生徒の希望者10名がケニアのVanessa Grant Girls’ Schoolの生徒とオンラインで交流をしました。

交流では、両国の文化や学校の特色について英語で話し合いました。

Vanessa Grant Girls’ Schoolでは、英語以外にも、スペイン語やフランス語など第二、第三の言語を学ぶことができ、本校と共通した特色がありました。

そこで、両校生は、お互いの学校の言語教育の特徴について話しました。

その他にも、Vanessa Grant Girls’ Schoolの生徒から、日本の伝統文化について質問を受けた本校生は、「夏祭り」や「着物」について紹介しました。

今回の交流を通して、両国の生徒は、お互いの学校の特色や文化について理解を深めました。

また、本校生は英語力だけでなく、相手の話を正しく理解する力や相手に正確な情報を伝える力などコミュニケーション能力を向上させる大変よい機会となりました。



(4) 生徒の感想
Q1.今回の交流で感じたこと/学んだことは何ですか?

・お互い英語で言葉が伝わらなかったときに、その言葉を言い換えて説明することで相手に上手く伝えることができたので、コミュニケーションの勉強になった。
・今まで交流した中でも特に共通点が多いと感じました。趣味だと、k-popやアニメ、部活も本校と同じようなものが多かったです。
また、Vanessa Grant Girls’ Schoolの校則は、本校の校則と共通点が多くあることがわかりました。


(7) 備考:オンライン交流は、交流の時間が夜分遅い時間であったため、各自宅からZOOMアプリを利用して行いました。
 




(5) 交流校について
交流校Vanessa Grant Girls’ Schoolのホームページ
URL https://www.vggs.org/ 



(6) 交流の様子







2/7(月)  19回生 C.C.C. アクション・リサーチグループ 最終発表会


2022年2月7日(月)13:15~15:05に、19回生のC.C.C.(総合的な探究の時間)にて1年間学習を進めてきたSDGsについて、最終発表会を行いました。

「SDGsを自分事にする」を大テーマに、様々な角度から調査・実践・考察を重ねてきました。

アクションにあたっては、各ご家庭にご協力いただいたり、住まいの近くでビーチクリーニングをしたり、廃材を再利用しベンチを製作したり、SDGsへの取り組みを政府や企業に任せるのではなく、高校生たちならではの興味深い視点でたくさんのチャレンジを報告しました。

次年度の学習に繋がる発表会になりました。

【アクションの一例】
 食品ロスとカレープロジェクト
 海のごみを減らし隊
 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
 フードドライブを学校で実践しよう
 お福分けからできるフードロスへの取り組み

写真:発表の様子



写真:廃材を再利用したベンチ製作



 写真:カレープロジェクトの様子




1/25(火)  フィンランドの高校生とのオンライン交流


 (1) 日時:1月25日(火)16:45~18:00

 (2) 場所:PCルーム、SQルーム

 (3) 内容:
1,2年次生希望者24人がフィンランドの高校生とオンラインで交流しました。

交流では、お互いの国の教育や、学校生活や学校の特色について英語で話し合いました。

例えば、フィンランドの学校では、言語教育が盛んで、母国語(フィンランド語)以外に、スウェーデン語や英語といった第2、第3言語の授業が行われており、本校と同じような特色がありました。

しかし、フィンランドの学校の始業時刻は8時であることや、1日の授業時間が4~5時間であることなど違いも見られました。

今回の交流を通して、両国の生徒は、お互いの国の特色や教育について理解を深めました。また、本校生は自身の英語力向上にむけた意識が高まりました。


(4)生徒の感想
 
Q、本日の交流で学んだこと/感じたことは何ですか?
 
 ・フィンランドの学校では、宿題は量が少ないけど、出ることが分かりました。

事前学習でフィンランドは宿題が出ないと思っていたので、宿題が出ると言われて驚きました。

何も知らなかったフィンランドについて、少し知ることができたのでよかったです。またフィンランドの生徒と交流ができるなら、是非参加したいです。

・現地の人と話してみないと分からないことがたくさんあると気付きました。

・交流した3人全員が3カ国語以上話していることに驚きました。もっとフィンランドの教育について調べれば、語学力向上のヒントも見えてくるのかなと思いました。



写真:オンライン交流の様子①



写真:オンライン交流の様子②








1/18(火)  ガザ地区とのオンライン交流を行いました。


 (1) 日時:1月18日(火)16:00~17:00

 (2) 場所:PCルーム

 (3) 内容:

1,2年次生希望者15人を対象に、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営するガザ地区の学校の同世代の生徒との平和学習オンライン交流が行われました。

生徒達は2回の事前学習を通じて、ガザ地区やパレスチナ地域への理解を深めた上で今回の交流に臨みました。

交流では、お互いの国や地域の生活や文化を紹介し合いました。例えば、ガザ地区には、「進撃の巨人」や「ワンピース」といった日本の漫画やアニメが伝わっており、日本の漫画やアニメに興味をもつ生徒がいました。

また、日本の歴史が好きで、特に「侍」の文化に興味をもっていると答えてくれた生徒もいました。

ガザ地区の生活については、フムス(中近東における伝統的な家庭料理)が日常的に食べられており、ガザ地区の生徒は、「フムスを嫌う人はいない。」と話してくれました。

今回の交流を通じて、本校生は、テレビや新聞で報道されることだけでは知ることのできないガザ地区について理解を深めました。

そして、複雑な歴史的政治的背景をもつガザ地区との交流は、本校生にとって、現代社会で起きている国際問題に対して主体的に考える態度と、様々な見方から物事を認識し、理解する力を育む大変良い機会となりました。



(4)生徒の感想
 
Q1、本日の交流で学んだこと/感じたことは何ですか?
 
・以前は、ガザと聞くと、ただひたすら暗いイメージがありました。でも、オンライン交流を通して、ガザの明るい面を知ることが出来て本当に良かったです。
しかし、その明るさの反面、私たちとは異なる複雑なバックグラウンドを抱えているということも忘れてはならないと感じました。
・この交流を通して最も強く感じたのは、二つの意味での「目に見えることが事実ではない」ということです。
二つの意味というのは、まず、自分たちが抱いているパレスチナのイメージはあくまでメディアが切り取った一部であって、実際は紛争下であっても私たちと同じような当たり前の生活を送っている人たちがいるということです。
もう一つは、今回見たパレスチナの姿もまたほんの一部であるということです。英語を話して音楽を楽しむ人たちもいる中で、自分が最初に抱いていたイメージのように、紛争のトラウマを抱えている人々がいるのもまた事実だと思いました。


 
Q2、ガザ地区と交流する前と後で、自身にどのような変化がありましたか?

・交流する前はガザやパレスチナのことについてほとんど知識がなく、なんとなく政治なども難しそうだと思って知ろうとしませんでした。
ですが、今回、交流に参加して事前学習で勉強したり現地の人のお話を聞いたりしてイメージがすごく変わりました。
最初はみんな住むところもボロボロで毎日生きるのに精一杯というイメージでした。
しかし、街の雰囲気や食事、学校などについて学習するうちに自分は大変偏ったイメージを持っていたと気付きました。
・交流をする前に自分がパレスチナの人々に対して抱いていたイメージは、紛争によるトラウマを抱えている、将来の選択肢が少なく絶望的な状況で生きている、といったものでした。
しかし、いざ交流をしてみると、日本に住む10代の私たちと全く変わらない元気溌剌とした方たちで、趣味なども私たちと話が合い、自分がどれだけ偏ったイメージを持っていたかを思い知りました。
 



写真:オンライン交流の様子①



写真:オンライン交流の様子②





写真:オンライン交流の様子③



1/12(水)  ガザ地区とのオンライン交流 JICAパレスチナ事務所 八里氏による事前学習を行いました。



 (1) 日時:1月12日(水)16:00~17:30
 (2) 場所:SQルーム
 (3) 内容:

ガザ地区との平和学習オンライン交流(令和4年1月18日(火)予定)に向けて、1,2年次の希望者15名を対象として2回目の事前学習が行われました。

この日は、パレスチナ自治区(ガザ地区、ヨルダン川西岸地区)の人々の生活・文化や日本がパレスチナ自治区に行っている支援について、八里直生氏(JICAパレスチナ事務所)がオンラインでご講義くださいました。

ご講義の中で八里氏は、パレスチナ人とオリーブの木の関係をお話ししてくださり、パレスチナ人にとってオリーブ栽培は伝統産業であるとともに、「土地を護る」ことを意味するシンボルであるとご説明くださいました。

また、パレスチナ自治区において、インターネットが普及していることやファストフード店があることなど、日本で暮らす私たちと変わりのない部分もあることをお話しくださいました。

しかし、同じパレスチナ自治区でも、ヨルダン川西岸地区とガザ地区では状況が違い、特にガザ地区は域外への人の移動等イスラエルによる規制が強いことをお話しくださいました。

最後に八里氏は本校生に向けて、国際社会で活躍するためには、「発信力だけでなく、人の話をよく聞き、理解する力が重要である」とアドバイスをくださいました。

本講義で、生徒たちはパレスチナ自治区(ガザ地区、ヨルダン川西岸地区)の現状についてより一層理解を深めることのできた事前学習となりました。




写真:事前学習の様子①



写真:事前学習の様子②




1/11(火)  令和3年度3学期始業式を行いました



1月11日(火)、体育館において三学期始業式を行いました。

井上校長先生はこの3年間毎年三学期始業式では英語の動画を活用して式辞を行っています。

今年の式辞では冒頭の新年の挨拶から生徒に英語で語られました。
ひきつづきアマゾンCEOジェフ・ベソスがプリンストン大学の2017年卒業式でゲストスピーカーとして行ったスピーチ動画「We are what we choose」を視聴したのち、生徒たちは配布されたワークシートに答えながら、聴き取りを通じてgift(選択、自分の言動)について、すなわち人間としての在り方について思考を深めました。

このあと1年次生のピアノによる校歌演奏をもって始業式を終えました。

表彰伝達では甲南大学リサーチフェスタ参加者、ジャズバンド部の表彰がありました。

その後保健部長の沢井先生より、ジェンダー平等と生理の貧困についてのお話につづいて、3学期から女子トイレに生理用品設置を試行的に導入することについての連絡がありました。

最後に生徒指導部長の吉岡先生から、感染防止の徹底、防寒具着用時のマナー、2年次の打出駅からの通学経路の変更、体育館1階更衣室の使用禁止、そして4月から始まる成人年齢引き下げについて連絡と注意がありました。




写真:始業式の様子①



写真:始業式の様子②




12/24(金)  令和3年度2学期終業式を行いました


12月24日(金)、体育館において二学期終業式を行いました。井上校長先生は式辞の中で、リアルな体験の大切さについて触れました。

今、生活におけるスマホのSNSなどに対する依存症が問題となっていることについて話されました。

こうした仕組みは依存率が高くなるよう設計されていることが指摘されており、SNSで実際に体調を崩す若者も多いことに触れられました。

2学期には国内研修旅行や県大スタディツアーなどに同行させてもらったが、リアルに会えるよろこびをあらためて実感したと話されました。

SNSやオンラインでの交流は多くの利点もあり、わたしたちの生活はそれなしでは成り立たないが、リアルなつながりこそがおだやかな暮らしの基盤になると指摘されました。

3年生はまだこれから入試に臨む人も多く、そうした人たちが最後まで頑張れるよう、リアルな空間の中で礼儀や思いやりの心で彼らの頑張りを支えてほしいと話されました。

最後に新学期には始業式の場で、みんなの元気な笑顔をプレゼントしてほしいと式辞を締めくくりました。2年生のピアノによる校歌演奏をもって終業式を終えました。


その後、スピーチコンテスト、カヌー部、邦楽部、ESS、語学検定などの表彰伝達が行われました。準一級の取得者も年々増えている。更にがんばってほしいと校長から激励の言葉がありました。

最後に生徒指導部長の吉岡先生から、一年を振り返り、サポートしてくれた周囲の人たちに感謝の気持ちを表してほしい、新型コロナ感染症について自身や周囲に感染があった場合、冬休み中の事件事故に巻き込まれた場合、必ず学校に連絡してほしいと注意されました。




写真:終業式の様子①



写真:終業式の様子②






12/23(木)  「ふるさと貢献」校内外清掃“Clean up campaign 2021” の実施について



12月23日(木)4時間目、校内外清掃を行いました。

本校生全員と教職員やALTの先生も加わって全校を挙げて、校内の溝にたまった落ち葉や伐採した枝の撤去など、普段の清掃ではできない所を、丁寧に掃除しました。

また、校舎周辺や通学路といった、日頃お世話になっている学校近隣の地域を、感謝の気持ちを込めてきれいにしました。

近隣の住民の方より「きれいにしてくれてありがとう」と声をかけていただく場面もありました。

当日は天候もよく、清掃とともに心身もリフレッシュでき、気持ちよく終業式や年越し(新年)を迎えられる取組となりました。



写真:校内外清掃の様子④


写真:校内外清掃の様子①



写真:校内外清掃の様子②



写真:校内外清掃の様子③


   




12/21(火)  令和3年度国際理解教育講演会(第4回)を実施しました!


12月21日(火)に「令和3年度国際理解教育講演会(第4回)」を開催しました。

講師に、工学博士であるだけでなく、大学や高校での講師、音楽家やスポーツモデルとして活躍もされている河建佑(ハ・ゴンウ)先生をお招きしました。

この講演会では主に河先生の波瀾万丈な半生をお話いただきました。

母国の韓国で、また、来日して神戸大学に入学されてからも多くの困難を経験されたこと。

また、それらを工夫を凝らし、大きな努力を続けることで克服されてきたというお話は、生徒の心に大きく響いた様子でした。

講演の最後には素敵な歌声も披露していただき、その素晴らしさに感動で目に涙を浮かべる生徒も見受けられました。

河先生のご講演を通して、生徒だけでなく教職員や参加されたPTAの方々も、努力を続け、日々少しずつでも進歩を続けることが成功へ導かれる一番の手段であるということを知るまたとない機会となりました。


生徒感想
「ささいなことで何かを諦めるのではなく、達成するまで努力を続けることの大切さを知りました。」

「河先生の人生を知った後、とても美しい歌声を聞いて、涙があふれるほど感動しました。自分の悩みなんて小さいものと考えられるようになりました。」

「自分の持っている強みをBlendすることで唯一無二になるという言葉がとても心に響きました。」




写真:講演会の様子①



写真:講演会の様子②






12/20(月)  ドイツのフンボルト校とビデオ交流を実施しました!



ドイツのキール市には本校の姉妹校であるHumboldt-Schule(フンボルト校)とは20年来の相互に訪問・受入の交流がありました。

しかし、昨年来のコロナ禍で人の行き来が途絶え、直接的な交流はできませんでした。

そこで姉妹校交流を再開させるために、本校2年次のドイツ語選択生徒がドイツ語でビデオレターを編集し、インターネットを介して見てもらいました。

フンボルトの高校生は大変感激した様子で、12月20日(月)に今度はフンボルト生が日本語で学校を紹介してくれたビデオを送ってくれました。

2学期最後のドイツ研究の授業でビデオを鑑賞し、本校生徒はフンボルト生のメッセージを聞くことができ、とても喜んだ様子でした。

これをきっかけに両校の交流を再開していきたいと思います。


写真:本校生徒によるドイツ語でのグリーティングビデオ



ドイツからのビデオの鑑賞の様子


ボン先生からのメッセージ




12/20(月)  2年次対象英語科講演会を実施しました!



甲南大学より教授野村和宏先生をお招きし、2年次生を対象に「大学で英語を学ぶこと―グローバル時代を生きる力―」をテーマに英語科講演会を開催しました。

英語を専門的に学ぶとはどういうことなのか、英文学や英語学、音声学等の内容を本校生に分かりやすくグループワークを取り入れながらご講演いただきました。

同じ言葉でも、辞書によってその言葉の定義の仕方が違っていることや、同じひとつの物事でも、人によって見方や感じ方が変わってくることなど、異文化理解をさらに深めるための良い機会となりました。

このグローバル時代を生きるために必要な力の養い方と、今後どのように英語と向き合っていけばよいのかを教えていただきました。


生徒感想

「この講演をとおして、私たちの価値観と言語は密接に関連しているということを学びました。英語のみならず、外研の授業で学んでいるフランス語もメカニズムを考えて勉強すれば、もっと楽しみが広がるだろうと感じました。」


「これまでは辞書を引くときは、一番上の意味くらいしか見ていなかったのですが、1つの単語でも、2つ以上の意味が載っていたり、辞書が違えば定義の仕方が大きく異なるということを知ったので、これからはもっとたくさんの辞書に目を向けたいと思いました。」


「完璧に発音することが大切だと思っていたのですが、それがすべてではないということを学びました。互いに理解を深めるためには、相手の文化を学んで共感したり、受け入れたりすることの方がもっと大切だと思いました。」






写真: 講演会の様子①



写真: 講演会の様子②




12/19(日)  「甲南大学リサーチフェスタ 2021 -研究課題を探す、話す、磨く-」に参加しました!


12月19日(日)に「甲南大学リサーチフェスタ 2021 -研究課題を探す、話す、磨く-」がオンラインにて開催されました。

本校からは、3年次 團さん、林さんが参加しました。

「映画と歴史から見る差別意識の変化とこれから~日本人の差別意識に焦点を置いて~」をテーマに、映画やドラマに焦点を当て、映像作品からから読み取れる歴史的事実から、人種差別に対する解決策を提案する
発表を行いました。

審査の結果、「クリエイティブテーマ賞」を受賞する、素晴らしい成果を収めました。








写真:発表の様子



写真:発表時の資料




12/17(金)  「ふるさと貢献事業」発達と保育西蔵こども園訪問交流を実施しました!


12月17日(金)、2時間目、本校の「発達と保育」の授業において、本校生が近隣にある西蔵こども園を訪問して園児と交流を行いました。

本校の「発達と保育」を履修する3年次生11人が西蔵こども園を訪問し、今年度できた新しい施設の説明を職員から受けました。

次に施設2階にあるテラスで、5歳児40人に本校生が授業で作ったこども用のおもちゃをプレゼントしました。

今回は、園児が描いた絵を本校生がパズルにして届けました。

他にも、手作りのハンバーガーや野菜のマスコットなど、授業で作ったおもちゃをプレゼントしました。

園児たちは「こんなの作れてすごいな!」と、少し早いクリスマスプレゼントにとても喜んでいました。

「発達と保育」を選択する生徒にとっては、園児と直接交流することができ、非常に有意義な体験となりました。

なお、この事業は「ふるさと貢献事業」の一環として実施しました。



写真:園児と対面時の様子



写真:園児たちに手作りおもちゃをプレゼント




12/17(金)  2年次大学別説明会を実施しました!


今回の説明会は、兵庫県立大学、関西学院大学等から講師の先生をお招きし、オンラインも含め11の大学に参加していただきました。

生徒たちは自分の進路希望に合わせて2つの大学を選んで説明会に参加しました。

説明会は、今後の社会の動きを踏まえた大学・学部・学科選び、実際の大学での学び方や過ごし方、入試の概要などについて説明いただきました。

生徒たちは、大学の方のお話に真剣に耳を傾け、熱心にメモを取っていました。

また、質疑応答の場面では普段は直接聞くことのできない大学入試についてわからないこと等を質問し、これに対して丁寧に回答していただきました。

今回の説明会を今後の学習のモチベーション作りや自分の進路選択・実現に活かしてほしいと思います。

今回、説明会に参加して下さった先生方、本当にありがとうございました。


*(参加大学)
●大学説明会 
 兵庫県立大学
 京都外国語大学 
 京都産業大学 
 関西大学 
 関西外国語大学 
 近畿大学 
 摂南大学 
 関西学院大学 
 甲南大学 
 国際教養大学(オンライン)


●看護・医療ガイダンス
 大阪青山大学










写真: 兵庫県立大学  説明会の様子①



写真: 近畿大学 説明会の様子②




12/17(金)  高大接続改革推進事業「多文化共生セミナー」


12月17日(金)14:40~16:10、ビデオ会議アプリであるWebexを用い、高大接続改革推進事業の一事業として兵庫県立大学の大学生/留学生との間で「多文化共生セミナー」を開催いたしました。


兵庫県立大学の大学生/留学生50名と本校 English Expertise受講生17名は、兵庫県立大学国際商経学部 山口教授の「Introductory Management」の講義の中で「Think of Cultural Synergy」のタイトルのもと、企業における異文化が引き起こす相乗効果について実例を通して学びました。


20分の講義パートのあとに続くディスカッションパートでは「テリヤキバーガーが人気を博した革命的要因」について意見を出し合い、テリヤキバーガーに続く革新的なバーガーの提案を行いました。

<生徒感想>

自分以外の人はスラスラ意見を言えていて、発想力がすばらしいと感じました。

私も頭を柔らかくして、もっと意見を言えるようになりたいと思いました。

今日の講義であったてりやきバーガーのように、いろんな国の文化の要素を取り入れることはとても良いことだと思いました。

普段は気づかないけれど意外と身近にあるものだったので、食べ物だけでなく他にどんなものがあるのかを調べてみたいと思いました。

いろんな人の意見を聞くことで自分の知識の幅を広げることができた。ひとつのテーマについて、さまざまな角度から考えることができた。




写真:ディスカッションの様子①



写真:講義の一場面②




12/16(木)  ロシア(サハリン)の高校生とのオンライン交流

 (1) 日時:12月16日(木)13:00~14:30

 (2) 場所:PCルーム、SQルーム

 (3) 内容:

1,2年次の希望者22名が、ロシア(サハリン)の高校生とオンラインで交流を行いました。オンライン交流は、日本語と英語を用いて行われました。


交流では、両国の文化紹介やお互いの趣味などについて話しました。

例えば、食べ物の話題で「ラーメン」の話になった場面で、「味噌派か醤油派か豚骨派か」など身近な話題について本校生とロシアの高校生がそれぞれの意見を述べていました。

また、日本語での交流の際、本校生はジェスチャーを使うなど工夫してロシアの高校生に日本語を伝えていました。

本交流を通して両校の生徒は、コミュニケーション能力を向上させるとともに、本校生は英語力を、ロシアの高校生は日本語力を向上させる良い機会となりました。



写真:オンライン交流の様子①



写真:オンライン交流の様子②




12/15(水)  フィンランドの高校生とのオンライン交流

 (1) 日時:12月15日(水)15:40~16:30
 (2) 場所:PCルーム、SQルーム
 (3) 内容:

 1,2年次の希望者22名が、フィンランドの高校生とオンラインで交流を行いました。オンライン交流は、英語のみで行われました。


交流で生徒たちは、両国の自然や文化を紹介し合いました。

例えば、フィンランドの生徒はオーロラについて本校生に話してくれました。

オーロラの話を聞いた本校生は、フィンランドに行きたい気持ちを膨らませていました。

一方、本校生は日本の食文化を紹介しました。その中で、「餅」について英語で説明することに苦労しながらも、相手の反応を伺いながら上手に伝えていました。

また、今回の交流では、両国の言葉を教え合う場面もあり、両国の「ありがとう」の言い方をお互いに教え合いました。

本交流を通して本校生はフィンランドの自然や文化について理解を深めるとともに、フィンランドの生徒も日本の文化について理解を深める良い機会となりました。




写真:オンライン交流の様子①



写真:オンライン交流の様子②




12/15(水)  グラウンド整備


12月15日(水)14:00~16:30、グラウンドに土を搬入し、本校と県立芦屋国際中等教育学校の生徒が協力して、凸凹になっていたグラウンドの整備を実施しました。

テニス部、陸上部、ソフトボール部、水泳部で搬入された土をグラウンド全体に均しました。

県立国際中等教育学校生もグラウンドを使用する部活を中心に共同して作業し、にがりを巻いて整えました。


普段、施設を共有している両校の生徒がコミュニケーションを図りながら行う大掛かりな作業でした。

生徒たちは、夕方には疲れた表情も見せていましたが、その中にもたくさんの達成感を得た様子でした。

写真:一斉でトンボをかける様子①


写真:トンボで整地②


写真:最終作業のブラシ③


12/15(水)  ガザ地区とのオンライン交流 事前学習

12月15日(水)13:15~14:15、ガザ地区との平和学習オンライン交流(令和4年1月18日(火)予定)に向けての事前学習が本校SQルームにて行われました。


国連を通してガザ地区の担当者をご紹介いただき、これまでオンライン交流に向けて日程調整を進めてきました。

この日はイスラエルとパレスチナに関する敵視や地理について地歴公民科の竹内先生が特別授業を行いました。


生徒たちにとって新聞や報道では耳にしたことのあるガザ地区でしたが、歴史や現況を学ぶにつれて眼差しには真剣さが増し、本オンライン交流の重要さを実感したようでした。


来年1月18日の実施に向けて、1月12日(水)にJICAパレスチナ事務所の八里氏にオンラインでご講義をいただく予定です。



写真:授業の様子①


写真:授業の様子②



12/11(土)~13(月)  2021年度18回生(2年次)国内研修旅行に行ってきました!!


  研修旅行の詳細はこちら!




写真:震災学習の様子(仙台市立荒浜小学校)


写真:コースディナーの様子(ブリティッシュヒルズ)



12/7(火)  高大接続改革推進事業「岩津ネギプロジェクトセミナー」 with 兵庫県立大学

 12月7日(火)13:00~14:30、兵庫県立大学国際商経学部のキョウ先生、アスマン寺田先生のゼミ生徒と本校生による授業間交流を行いました。

 兵庫県立大学とはZoomを介して接続し、大学生が取り組んでいる岩津ネギを使ったプロジェクトセミナーについて中間発表を聞かせていただきました。

 本校生は、その後質疑応答やディスカッションに参加しました。同ゼミには日本人学生/留学生が19名おり、発表・質疑応答は全て英語で行われました。


 岩津ネギを使った惣菜パンの提案について、大学生たちは6グループに分かれ、それぞれの発表を行いました。ドイツのデザートブレッドであるモーンシュネッケン(Mohnschnecken)やタイの伝統的なパンのソンタム(Som Tam Bread)、ブラジルのチーズパンであるポンデケージョ(pão de queijo)など、留学生からは各国のパンに岩津ネギを使うアイディアが発表されました。

高校生も発表に対し、意見やコメントを行って発表や交流を図りました。


写真:大学生のプレゼンの様子①


写真:CALL室の様子②



11/26(金)  高大接続改革推進事業 特別講義「アルメニア人難民について」イングリッシュ・エクスパティーズ

 (1) 日時:11月26日(金) 5,6時間目
 (2) 場所:PC教室
 (3) 対象:授業選択者 25名 
 (4) 内容:
 講師に兵庫県立大学より講師Meline Mesropyan(メスロピャン メリネ)先生をお招きし、メリネ先生の研究テーマの1つである「アルメニア人難民」について特別講義をいただきました。
まず初めにアルメニアという国はどのような文化や歴史があり、どのような言語が話されているのかについて丁寧に教えていただきました。
その後、かつての日本がどのようにアルメニアからの難民(申請)を受け入れてきたかについて詳しくご講義いただきました。


これまでSGHやCCCの授業などを通して「難民」を論題にしたディベートを通して多くのリサーチを行ってきましたが、また新たな視点と知識を得る貴重な機会となりました。

 (5) 生徒感想:

  「全て英語での講義だと聞いて不安はありましたが、とても分かりやすく話してくださいました。アルメニアという国やその難民問題について、また日本とのつながりについて詳しく学ぶことができました。日本政府にアルメニア難民を受け入れるように働きかけたダイアナ・アプガーさんの話を聞いて大きな感銘を受けました。」


 「アルメニアという国や、難民について詳しく知ることができました。ヨーロッパで戦争が勃発した時、難民たちは中国やロシアまで行き、ボートに乗って日本を経由してアメリカに行ったという話を聞いてとても驚きました。彼らは祖国を離れ傷ついている上、命がけで安全な場所を求めて移動するというのはとても大変なことだと感じました。また、アメリカに無事にたどり着いたとしても、財産も少ない中、働く場所を探したり、十分な支援を受けられないかもしれないという不安を抱えていることを考えると胸が痛いです。ダイアナさんの行動は勇気がいることで、とても感動しました。」


 「これまでは『現在の日本の難民について』は学んできましたが、『今まで日本がどのように難民に対応してきたか』についてはほとんど知りませんでした。19世紀前半の日本では難民への政策が何も取られていなかったことにとても驚きました。なぜ国として政策をとってこなかったのかという疑問がわいたので、自分で調べてみようと思います。」


写真:講義の様子①


写真:講義の様子②



11/27(土)  おめでとう2位受賞!「2021年度 RYUKAスピーチ・朗読コンテスト」

11月27日(土)に流通科学大学にて「2021年度 RYUKAスピーチ・朗読コンテスト」が開催されました。

本校からは5名が参加し、2年次川本さんは英語スピーチ部門、1年次中畑さん、山本さん、高重さん、前川さんは英語朗読部門に出場しました。

川本さんは “Choosing the Best Place”のタイトルで、高等学校には全日制、定時制、通信制の学校があり、これらの学校に属するすべての学生の学びと生き方を認めていくべきだと訴えました。

1年次生は英語朗読部門で「猿蟹合戦」「一寸法師」「わらしべ長者」を発表しました。

審査の結果、英語スピーチ部門で川本さんが2位、英語朗読部門で高重さんが2位に入賞し、素晴らしい成果を収めました。 



写真:発表の様子①


写真:発表の様子②



写真:発表の様子③


写真:発表の様子④



11/26(金)  ロシアと(ウラジオストク)の高校生とのオンライン交流

 (1) 日時:11月26日(金) 3時間目
 (2) 場所:PC教室
 (3) 内容: 
 English for Qualification(E for Q)選択生徒が、ロシアのウラジオストクの高校生とオンラインで交流を行いました。


今回のオンライン交流は、英語を用いて行われました。生徒たちは、日々の学校生活や将来の夢などを話題として話し合いました。


特に、日本のアニメや両国の観光地の話題については、活発なやりとりが行われ、本校生は、「是非、モスクワに行ってみたい。」と答えていました。


また、本校生がロシアの高校生から簡単なロシア語を教えてもらう場面もあり、本校生はロシア語の発音に苦戦しながらも積極的に教えてもらったロシア語の練習をしました。


今回の交流は、ネットワークの接続が不安定になったところもありましたが、生徒たちは、会話の中でジェスチャーを取り入れるなどの工夫をしながら、積極的にロシアの生徒と交流しました。


また、本校生とロシアの生徒が英語で交流しながらも両国の言葉をお互いに教え合う場面があった今回の交流は、両校の生徒の言語理解やコミュニケーション能力の向上に良いものとなりました。


写真:オンライン交流の様子①


写真:オンライン交流の様子②



11/25(木)  ALT(タスミアさん)着任式が行われました

 (1) 日時:11月25日(木) 7時間目
 (2) 場所:体育館
 (3) 内容: 
 ワクチン理解促進講演会の後に、新たにALTとしてイギリスより来日し本校に着任したタスミアさんの着任式が行われました。
まず、最初に教頭先生より英語でタスミアさんの紹介が行われました。
その後、タスミアさんが全校生徒の前で挨拶を行いました。
最後に、生徒会副会長より英語で歓迎のスピーチを行いました。

タスミアさん 挨拶全文
Hi Everyone,
I am Thasmia, your new ALT from the UK. I am really excited to work with you all on your English.

I have only been in Japan for 2 weeks, so please be patient with me whilst I adjust.

At university, I studied History, including a little about Japanese history.

I also learned languages, and in my spare time, I enjoy travelling and learning about new cultures. I hope to pass on this enthusiasm to you too!

Also, as a history major, I am interested in all kinds of history and the different perspectives that come with major events.

I think that it is important to consider these opinions so that we can expand our world view.

I am particularly interested in your opinions on anything and everything, so that we can all learn from each other and become better international citizens!

When I am not at school、I enjoy reading about current events, writing letters and doing calligraphy.

Once again, I am looking forward to supporting you on your English journey!

Thank you!
Yoroshiku Onegaishimasu!


写真:タスミアさんの挨拶の様子



写真:生徒会副会長による歓迎のスピーチ



11/25(木)  新型コロナウイルスに対する理解促進事業 講演会

 (1) 日時:11月25日(木) 7時間目
 (2) 場所:体育館
 (3) 内容: 
 11月25日(木)7時間目、学校内科医の安住吉弘先生に「新型コロナワクチン接種に対する正しい理解」について講演をして頂きました。

 この講演は、新型コロナウイルス感染症防止に関する正しい知識を持つ貴重な機会となりました。

 生徒たちからは、「なぜワクチン接種をするのかについての正しい理解ができた」「今後もマスクを着用するなど感染予防に努めるとともに、接種の有無を含めコロナに関する差別はいけないことを学んだ」といった感想が聞かれ、感染予防の効果と副反応のリスクの双方に関する理解を深めることができました。



写真:安住先生のご講演の様子


写真:生徒会の生徒代表による謝辞



11/19(金)  『令和3年度近畿地区英語・国際関係科等設置高等学校長会秋季研究協議会兼令和3年度兵庫県高等学校教育研究会英語部会阪神支部研修会』が行われました!

令和3年11月19日(金)、本校にて、令和3年度近畿地区英語・国際関係科等設置高等学校長会秋季研究協議会兼令和3年度兵庫県高等学校教育研究会英語部会阪神支部研修会が開催されました。

来賓に県教育委員会事務局関係者や県立学校長協会代表をお招きし、近畿地区の英語・国際関係科等を設置している高等学校の校長先生、県内の高等学校、中等教育学校から約80名の方が参加されました。

また、新型コロナウイルス感染症対策のため、全体会や講演、研究授業をZoomで配信し、さらに約40名の方がリモートで参加されました。

開会挨拶、来賓挨拶の後、兵庫県立大学 副学長 髙坂 誠 先生に、「グローバル人材育成のために今、できること」という演題でご講演いただきました。

Society5.0を先導し担う、深い教養と高度な専門性を備えたしなやかな知性を育てるためには、怠惰な過去と決別し、世界の潮流とシンクロする改革を推進していくことが必要不可欠であると訴えられました。

日本の大学の学びの質の保証、世界水準の授業内容、学習成果の実効性の確保、大学の課程を修了したことの証しである学位が国際通用性を持つこと等の必要性についてお話しいただきました。
      
午後からは研究授業を実施しました。県教育委員会事務局人権教育課課長、副課長をはじめ多くの関係者もご参加くださり、本校の単なる語学教育を超えた、多文化共生や兵庫県立大学と連携した高度な学習内容を参観していただきました。

最後に閉会行事が行われ、盛況のうちにすべての内容を終えることができました。本校で開催されたこの研究大会は、本校の教育活動を進める上で、非常に有意義な一日となりました。



当日の日程は以下のとおりです。

【開会式・全体会】 10:00~10:15 

挨拶:近畿地区英語・国際関係科等設置高等学校長会会長

京都府立嵯峨野高等学校 校長 橋長 正樹

来賓:兵庫県教育委員会事務局 

高校教育課 課長 西田 利也 

高校教育課 指導主事 蘆田 典幸

人権教育課 指導主事 後藤 英之 

兵庫県立学校長協会 副会長  志摩 直樹(兵庫県立加古川東高等学校 校長)


↑近畿地区英語・国際関係科等設置高等学校長会 
橋長会長挨拶



↑兵庫県教育委員会 西田高校教育課長挨拶         

【講演】10:15~11:20  (場所:国際交流ホール)

演題:「グローバル人材育成のために今、できること」
講師:兵庫県立大学 副学長 髙坂 誠 先生




↑講演の様子



【実践発表1】11:30~12:00
「国際科の新たな展望~高大接続とオンラインを活用した取組み~」
兵庫県立国際高等学校  校長 井上 真理
教諭 清澤 芳寬(国際教育・事業部 部長) 教諭 金原 典義(1年次担任)


↑実践発表の様子

【実践発表2】12:00~12:30
「国際文化科2年「時事英語」の取組み~時事問題の理解から意見の発信に向けて~」
大阪府立千里高等学校 指導教諭 渡邉 肇(国際文化科長)


【公開授業】13:15~15:05 

1 English Expertise(Debate,Discussionを通して、英語での高度な内容の発信力、説得力、交渉力を育む。)
当日は、”Japanese government should accept more refugees.”を論題にディベート実践を行った。

2 Global Versatility(文化の多様性を理解、受容する力、プレゼン等に向けた取組みで課題解決能力を育む。)
当日は、夏休みに行ったアンケート調査を元にリサーチ発表をした。感想を述べたり、質問を考えたり、答えたりすることで、論理的、批判的思考を育成することを目的とした。

3 Global Entrepreneur(大学や外部専門機関と連携して経済・経営学の基礎を学び、起業家精神を支える力を育む。)
兵庫県立大学国際商経学部教授小宮一高先生の「マーケティングについて」の講義やご指導を受けて、国際高校のブランド戦略についてプロジェクトに取り組んだ。

4 英語A(CALL/LC ROOMのICT機器を活用し、英語の4技能を育む指導を行う。)
CALL(Computer Assisted Language Learning)システムを利用し、子音の発音、アクセントやイントネーションの練習を行った。また、ペアやグループで本文のキーワードを見つけ、そのキーワードを用いて、要約を書いた。

5 時事英語A(最新のニュース等を活用し、政治・経済・文化等、高度な内容を英語で理解する力を育む。)
2学期に扱ったトピックについてグループで話し合い、理解を深めた。

6 時事英語B(時事問題をテーマとしたオンラインによる海外とのディスカッション、国際交流を行う。)
    パラオ共和国のパラオ高校の生徒とのオンライン交流を通して、お互いの学校の教育システムについて意見交換を行った。


【全体会・閉会式】15:20~15:35

講 評:兵庫県教育委員会 高校教育課 指導主事 蘆田 典幸

閉会挨拶:近畿地区英語・国際関係科等設置高等学校長会副会長

奈良市立一条高等学校   校 長   錦 秀知



↑講評の様子




【公開授業】の様子

1 English Expertise ↓


2 Global Versatility ↓


3 Global Entrepreneur ↓


4 英語A(CALL/LC ROOMのICT機器を活用) ↓


5 時事英語A ↓


6 時事英語B
 ↓




11/13(土)
第2回オープンハイスクールの様子はこちら




11/12(金)  ロシアの高校生とのオンライン交流

 (1) 日時:11月12日(金) 3時間目
 (2) 場所:PC教室、SQ教室
 (3) 内容: 
 English for Qualification(E for Q)選択生徒が、ロシアのウラジオストクの高校生とオンラインで交流を行いました。

 オンライン交流は、英語と日本語を用いて行われました。

 例えば、ロシアのボルシチ、日本のお寿司といった両国の料理について話し合うなど、交流を通じて本校生はロシアの文化に触れ、英語力やコミュニケーション能力の向上を図る良い機会となりました。

 また、日本語を用いての会話では、本校生がロシアの生徒に日本語を教えました。

 例えば、日本の観光都市について話しをする場面もあり、ロシアの生徒は初めて知る日本語に新鮮な反応を示すとともに、本校生もロシアの高校生が日本での観光について興味があることが分り、双方にとって実りの多いものとなりました。



写真:オンライン交流の様子①



写真:オンライン交流の様子②



11/11(木)  人権講演会について


11月11日(木)、6・7時間目、人権学習の一つとして,全年次生および全教職員対象の人権講演会を実施しました。

今回は,京都光華女子大学の副学長の加藤千恵先生と教授の高野拓樹先生のお二人からご講演していただきました。

加藤先生は、女性のキャリア形成学を、また、高野先生は環境・エネルギー学の研究を専門にしておられ、マスメディアを始めさまざまな方面で活躍されています。

講演のテーマは「女の言い分・男の言い分」でした。

近年、国際社会で、また日本国内でもSDGsの課題の一つとして「真のジェンダー平等を実現しよう」という話題がいろいろな場で取り上げられています。

今回の講演会では、このような状況の中で「どのような問題点と解決策があるのか」について、さまざまな具体的な面における男女差に関する資料をパワーポイントとプリントで示していただきながら、生徒たちにもわかりやすくお話していただきました。

また、講演の中で講師の先生方は教職員と生徒たちにいろいろな質問をして、クリッカーを使ってすぐに生徒たちの回答を集計して男女の意識の差について解説をしていただきました。

その中でも「アンコンシャス・バイアス」がいつのまにか無意識の内に男女それぞれの心に醸成されてしまっている恐ろしさも知らせてもらいました。

講演後の質疑応答の時間には、生徒たちから講師の先生方へいくつかの質問があり、丁寧に答えていただきました。

生徒たちは興味深く真剣に講演を聴いていました。今後の学校生活にも生かしていける有意義な講演会でした。


写真:講演会の様子①



写真:講演会の様子②






11/6(土)  第36回兵庫県高校生英語スピーチコンテスト県大会


11月6日(土)明石市勤労福祉会館において、第36回兵庫県高校生英語スピーチコンテストが開催されました。

県下7地区で行われた支部大会において最優秀賞(1位)などの入賞者20名が参加しました。

本校からは、去る10月2日(土)に阪神地区大会で1位に入賞した1年次生井本さんと3位に入賞した松尾さんが出場しました。

井本さんはスピーチで日本人が積極的に意見交換することで、より社会が発展すると主張し、松尾さんは日本社会において多様性の重要性を訴えました。

阪神地区大会から約1か月の間、更に練習に練習を重ねて表現力を磨いて県大会に臨み、井本さんは4位入賞という素晴らしい結果を収めました。


写真:発表の様子①



写真:発表の様子②



写真:授賞式の様子


10/26(火)  パラオの高校生とのオンラインによる共同授業(2年次 保健体育)

 (1) 日時:10月26日(火) 14:15~15:05
 (2) 場所:PC教室
 (3) 内容: 
 10月26日(火)14:15~15:05、2年3組の保健の授業において、パラオ高校と両国の健康問題をテーマにオンライン授業を行いました。


本校2年3組34名とパラオ高校の日本語授業を選択している高校3年生13名がWeb会議システムZoomを利用し、両国に共通するテーマを設定し、共同で授業を行いました。


授業では健康に関わる問題を5つ取り上げ、自分の生活の中での重要度をランキング化し、その理由を説明し、意見交換をしました。


「タバコ」「睡眠」「感染症」「大気汚染」「水質汚濁」は両国に共通する健康に関わる問題ですが、その捉え方には様々な違いがあり、両国の文化理解に繋がりました。


特に、パラオ側からは新型コロナが日本ほど深刻なレベルではないこと(島国ですので対策は十分取られているようです)、学校の課題が多くて睡眠時間が少ないこと、車が多くて空気の汚れが深刻なことなどが発表され、驚かされました。


一方、パソコン越しでも日本人生徒はマスクをしており、日本国内の新型コロナの深刻な状況はパラオ側にも伝わったようです。


パラオ高校には、コミュニケーションが難しい場合は英語も使用しながら進めました。


日本語だけで流暢に会話ができる生徒もおり、パラオの高校生の日本語レベルの高さに感銘を受けました。今後、更に機会を設けて交流を図りながら、両国の文化理解に努めていきたいです。


今回は英語ではない保健での授業実践でしたが、「国際高校らしさ」を広げる可能性を秘めた取り組みとなりました。


写真:オンライン交流の様子①



写真:オンライン交流の様子②



当日使用したワークシート


10/26(火)  ケニアの高校生とのオンライン交流

 (1) 日時:10月26日(火) 22:00~23:00
 (2) 場所:各自宅
 (3) 内容: 
 全年次からの希望者とJRC部の生徒計7名がケニアのバネッサグラント女子高校の生徒とオンラインで交流をしました。


 交流は英語と日本語で行われ、生徒たちは両国の文化を紹介し、その後、コロナウイルス感染症拡大による生活の変化についてなど、様々な話題について意見交換して交流しました。


 この交流を通じて、本校生はケニアの文化や生活について理解を深めました。


 ケニアの高校生と本校生との交流は、本校生がケニアを知り、英語力の向上を図る、ケニアの高校生にとっては、日本を知り、日本語力を向上させるまたとない機会となりました。


 (4)備考:
 
オンライン交流は、交流の時間が夜分遅い時間であったため、各自宅からZOOMアプリを利用して行いました。


自宅からの参加のため、写真はなし。

10/19(火)  グリーンウッドカレッジ(オーストラリア)とのオンライン交流

 (1) 日時:10月19日(火) 12:30~13:30
 (2) 場所:PC教室
 (3) 内容: 
 1年次の生徒8名が西オーストラリアのパース市にあるグリーンウッドカレッジ(公立高校)の生徒とオンラインで交流をしました。

グリーンウッドカレッジは数年前から本校と継続的に交流している学校です。

交流は英語で行われ、生徒たちは両校の特色を紹介し合い、その後、様々な話題について話をして交流しました。

グリーンウッドカレッジの生徒との交流は、本校生がグリーンウッドカレッジカレッジの特色について理解を深め、グリーンウッドカレッジの生徒にとっては、本校の特色について理解を深めることになりました。


コロナ禍が落ち着けば同校で語学研修を行う予定もあり、この交流は両校の関係をさらに強めるよい契機となりました。



写真:オンライン交流の様子①


写真:オンライン交流の様子②(本校生の様子)


写真:オンライン交流の様子②(グリーンウッドカレッジ生の様子)


10/19(火)  高大接続改革推進事業 「第1回岩津ネギプロジェクトセミナー」(兵庫県立大学)

 (1) 日時:10月19日(火) 13:00~
 (2) 場所:CALL教室
 (3) 内容: 
 10月19日(火)13時より本校CALLルームにて、兵庫県立大学とオンライン会議システムのZoomを通して、岩津ネギプロジェクトセミナーを行いました。

 県立大学の日本人学生と留学生が進める岩津ネギを使った商品開発プロジェクトに本校生も参加し、グループ毎に学生間交流を行いました。

 第1回目ということもあり、最初にアイスブレイクとして自己紹介を行い、兵庫県立大学のアスマン先生から「パンの歴史」の講義を受けました。

 次に大学生によるプレゼンテーションが行われました。

 プレゼンテーションに対しての感想やパンのレシピなど話題は幅広く、大学生・留学生と交流ができました。

 今回のプロジェクトセミナーは全て英語で行われ、本校生は意見や質問を積極的に行い、様々なパンを扱う企業の特徴や世界のパンについて英語で学ぶことができました。

 12月には、第2回の共同講義が行われます。大学生の発表から少しでも多くのことを学ぶことができ、非常によい経験となりました。
 


※生徒の感想文より抜粋
・「パンという日常的な食べ物でも、出身国や価それぞれの価値観により様々な意見が出て面白かった。」

・「はじめは緊張もあったけど、大学生と交流ができて楽しかった。もっとしゃべれるようになりたいと切実に思った。自信をもって発言していきたい。」

・「次は積極的に発言したいです。『私にとって焼きそばパンは理解できない』など海外目線でいろいろ聞けて面白かったです。」

・「英語でコミュニケーションがとれてうれしかった。ディスカッションが難しかったが、次は積極的に頑張りたい。」


写真:プロジェクトセミナーの様子①


写真:プロジェクトセミナーの様子②


10/15(金)  ロシア ウラジオストクの高校生とのオンライン交流

 (1) 日時:10月15日(金) 3時間目 (10:40~11:30)
 (2) 場所:3年3組教室
 (3) 内容: 
  3年次生24名がロシアのウラジオストクにあるInternational Linguistic Schoolの高校1年生21名とオンラインで交流をしました。

 交流では、まずInternational Linguistic Schoolの生徒がパワーポイントを使い英語で学校紹介を行いました。

 日本語や韓国・朝鮮語など様々な世界の言語を学んでいること、多くのワークショップがあることを紹介していただきました。

 この後、本校生が英語で質問をしました。「どの教科が好きですか」という質問に対して、「ロシア史の授業が好き。とても興味深いから。」と答えていただきました。

 次に、本校生がパワーポイントを使い国際高校の紹介を英語で行いました。

 授業や行事の様子など本校の日常生活を英語でプレゼンテーションしました。

 これに対して、International Linguistic Schoolの生徒は「国際高校のマスコットの名前は何ですか。」など本校について質問し、本校生が名前や由来について説明しました。

この後、両校とも少人数に分かれて交流を行いました。

 今回は、これまでの少人数での交流ではなく、授業間での交流を行いました。

お互いの学校についてよくわかり、大変有意義な経験となりました。

写真: International Linguistic Schoolの紹介


写真:本校の紹介


写真:本校生による質問


写真:質問に答える本校生の様子


10/9(土)、10(日)  水泳部 近畿新人水泳競技大会出場


 10月9日(土)~10日(日)にかけてスイムピア奈良(奈良県大和郡山市)にて近畿新人水泳競技大会が開催されました。

 本校からは山下君(1年次)が50m平泳ぎに出場し、自己ベストを更新する記録で泳ぎました。

 今後、競泳では12月に短水路(25m)大会が開かれます。

 水球でもU-17の兵庫県選抜に選ばれることを目指して頑張りますので、応援宜しくお願いいたします。



写真:レースの様子


写真:会場の様子


写真:入場ゲートにて


10/8(金)  エストニアの高校生とのオンライン交流

 (1) 日時:10月8日(木) 15:55~17:00
 (2) 場所:PCルーム
 (3) 内容: 
 2年次、1年次の生徒20名がエストニアの高校生とオンラインで交流をしました。

 交流は日本語と英語の2ヵ国語で行われ、生徒は自国の文化や自身の趣味をお互いに紹介し、その後、様々な話題について話をして交流しました。

 この交流を通じて、本校生はエストニアの文化や自然について理解を深めることができました。

 また、本校生は、今回交流したエストニアの高校生の間で、日本の漫画やアニメが人気であることに驚いた様子でした。

 エストニアの高校生と本校生との交流は、本校生がエストニアについて認識を含め、英語力の向上を図り、同時にエストニアの高校生にとっては、日本語力を向上させるまたとない機会となりました。


 (4) 生徒の声: 
・エストニアの四季について、インターネットに載っていた情報とは違う話を現地の高校生から聞けてよかった。

・共通の話題において、言語の壁を感じないようなコミュニケーションができて大変よい機会となった。

・コロナ禍の現在でも、オンラインで他国の同世代の人と交流することができたことは、自身のコミュニケーション能力や英語力の向上を図る貴重な機会になった。

写真:オンラインでの交流の様子①


写真:オンラインでの交流の様子②

10/8(金)  ロシアの高校生とのオンライン交流

 (1) 日時:10月8日(金) 3時間目
 (2) 場所:PCルーム
 (3) 内容: 
  English for Qualification(E for Q)選択生徒が、ロシアのウラジオストクの高校生とオンラインで交流をしました。

 交流では、生徒はコロナウィルス蔓延後の生活の変化について、ロシアの高校生と話し合いました。

 また、会話の中で、両国の文化を紹介し合い、本校生は、初めて知るロシアの文化に新鮮な反応をしていました。

 オンライン交流は、英語を用いて行われ、交流を通じて本校生はロシアの文化に触れ、英語力やコミュニケーション能力の向上を図る良い機会となりました。

写真:オンラインでの交流の様子①


写真:オンラインでの交流の様子②

10/7(木)   駐神戸大韓民国総領事講演会 

 (1) 日時:10月7日(木)7限
 (2) 場所:兵庫県立国際高等学校 体育館
 (3) 内容:

 朴起準(Park Ki-Jun)駐神戸大韓民国総領事をお招きし、全校生徒及び全職員、PTA等を対象にご講演いただきました。

 朴総領事から外交官の仕事内容や領事館の役割をご説明頂いた後、日韓関係についてもお話しいただきました。

 また、両国内において、双方のテレビ番組や音楽などの文化交流が盛んに行われていることをふまえ、若い世代の人たちに希望ある未来を抱いてほしいというメッセージを頂きました。

 総領事ご自身がお作りになった四季それぞれの俳句を素敵な写真とともにご紹介いただいた事は、生徒の心に強く響いた様子でした。

 最後に、自分自身はこの世で唯一無二の存在であり、それに気づき自分を大切にすることが必要であると激励いただき、BTSの『Love Myself』という曲の紹介とともに講演会をしめくくられました。

 その後、生徒との間で活発な質疑応答があり、例えば「外交官として嬉しかったことはなんですか」という質問に、「いろいろな国の文化に直に触れ、たくさんの素晴らしい風景や人々と出会えたことが幸福です」と回答いただき、

 「他国の人と上手にコミュニケーションをとるコツはなんですか」という質問には、「相手の国の言葉を身につけ、相手の文化を正確に理解して尊重することが大切。また、コミュニケーションは双方向であるため、自分の言いたいことを正確に伝え、相手の話を傾聴することも大切です」と回答いただきました。

 今回の講演会を通して、これからの国際社会に貢献する人材として成長するために、本校生がどう生きるべきかを考えるまたとない機会となりました。

写真:講演の様子①


写真:講演の様子②



写真:講演の様子③



<生徒の感想>
 ・1年生
韓国に興味があるので実際に総領事に講演会に来ていただき、とても興味深いお話が聞けて良かったです。

外交官は「名誉を重視する人」、「勉強する人」、「友人とよく付き合う人」、「故郷が多い人」であるとお聞きし、興味を持ちました。

将来は、日韓関係がさらにもっと良くなることを願います。

総領事のお話を聞いて、外交官の方々は色々な土地へ行って、「誇り」を持って生きているということを実感しました。

外交官であることは自分の国の代表になることなので、責任重大であることもわかりました。

総領事が俳句を作るのも、日本の文化を愛してくださっているからだと思うと、嬉しかったです。


  ・2年生
総領事が日本語で講演をしてくださり、思いが伝わってきました。

私たち若者にとって韓国の文化はとても身近なので、日韓関係がよくない時代もあったことに驚きました。

また、これまでの日韓関係のことを日本と韓国の努力の歴史だと話され、とても素敵だと感じました。

総領事の作られた俳句にも感動しました。日本の文化を愛してくれていると感じて嬉しかったです。

これからもLove Myselfで頑張ります。


  ・3年生
総領事が、外交官として働くうえで大切なことは「文化を尊重すること」と「相手の話を聴くこと」だと言われていました。

私も外国の方と関わるときは意識して実践しようと思いました。

また、生きることは「自分自身との闘い」という言葉がとても印象に残ったので、これからはこの言葉を忘れずに勉強だけでなく、新しいことにチャレンジしようと思いました。


  ・3年生
コロナの影響で人的交流が減っても、文化的交流は途絶えないという言葉が印象に残りました。

また、未来の日韓関係は私たちが築き上げていくことや、自分を愛することがより良い未来に繋がっていくことを学びました。

外交官という仕事は、ただ国と国の橋渡しをするだけでなく、その国での発展に貢献していく素敵なものだと教えていただきました。


私は韓国に留学したいと思っているので、今日の講演は、とてもためになりました。

外交官というお仕事の内容と、韓国と日本の深い交流について学ぶことができました。

民間や文化面で日韓関係がよくなっていることは素晴らしいことなので、今後政府間でも関係が改善されることを願っています。




10/3(日)  第70回チャーチル杯争奪 全日本高等学校生英語弁論大会 西日本大会

10月3日(日)に関西学院大学と青山学院大学が主催する第70回チャーチル杯争奪全日本高等学校生英語弁論大会の西日本大会がオンラインで開催されました。

本校からは1次審査を勝ち抜いた2名が参加しました。2年次生大西さんは“Show Your Name”のタイトルで日本社会の多様性について話し、1年次生山田さんは“Small Actions for a Brighter Future”のタイトルで若者による小さな行動で差別のない社会を目指そうと訴えました。

スピーチ終了後、3 分以内の Question & Answer Periodがあり、審査員が Speaker に対して内容に関する簡単な質問を行う時間がありました。

高いレベルのコンテストであり、大西さん、山田さん両名ともに緊張の中スピーチ、質疑応答など英語で素晴らしいパフォーマンスをしました。




写真:発表の様子①


写真:質疑応答の様子


写真:発表の様子②


写真:質疑応答の様子


10/2(土)  令和3年度 第36回 兵庫県高校生英語スピーチコンテスト阪神大会

10月2日(土)に本校国際交流ホールにて「第36回 兵庫県高校生英語スピーチコンテスト阪神大会」が開催されました。

今年度は例年を大きく上回る阪神地区の17校41名の応募者があり、一次選考の結果選ばれた、23名が出場しました。

本校からは2年次松尾さん、1年次井本さん、宮𦚰さんの3名が出場しました。

松尾さんは “From Monochromatic to Colorful”のタイトルで、人を外見や偏見で判断すべきではなく、日本社会はより多様性を認められるように変わるべきだと訴えました。

井本さんは”Out of Order”のタイトルで、人々がもっと積極的に意見を述べることで、より社会が発展すると主張しました。

宮𦚰さんは “Where are You Really From”のタイトルで日常の何気ない一言で実は傷ついてしまう人がいることを指摘し、誰もが生きやすい社会を実現するために、言葉選びが大切であると訴えました。

審査の結果、1位と3位に本校生が入賞し、11月6日(土)に明石市立勤労福祉会館で開催される「第36回兵庫県高校生英語スピーチコンテスト」に出場することが決まりました。




写真:コンテストの様子①


写真:コンテストの様子②


写真:コンテストの様子③


写真:コンテストの様子④


9/30(木)  WWLコンソーシアム構築支援事業
「WWL FINAL INTERNATIONAL ONLINE MEETING」

 (1) 日時:9月30日(木) 16:30~18:30
 (2) 場所:PCルーム
 (3) 内容: 
 
 本校の1年次、2年次の生徒15名が学校法人関西学院主催のWWLコンソーシアム構築支援事業「WWL FINAL INTERNATIONAL ONLINE MEETING」に参加しました。

 本イベントで本校生は、「SDGs」をテーマに、参加した他校の生徒やエジプトやインドなど他国の高校生に発表した後、様々な意見交換をしました。

 このイベントでの交流を通して本校生は、「SDGs」に関する理解や意識を深めることができたとともに、他校や海外の生徒と英語で話をすることができ、よい体験となりました。

 (4) 本校生徒の発表の様子:

 
①「SDGs 5番 ジェンダー平等を実現しよう」







 
②「SDGs 10番 人や国の不平等をなくそう」







 
③「SDGs 14番 海の豊かさを守ろう」





写真:オンラインでの交流の様子①


写真:オンラインでの交流の様子②

9/29(水)  トンガ王国とのオンライン交流

 (1) 日時:9月29日(木) 7:40~8:30
 (2) 場所:PCルーム
 (3) 内容: 
 2年次、1年次の生徒15名がトンガ王国の高校生とオンラインで交流をしました。

 交流では、生徒は自国の文化や自身の趣味をお互いに紹介し、その後、会話を通して交流しました。

 この交流を通じて、本校生はトンガ王国の文化について理解を深めることができました。

 また、トンガ王国の高校生との会話は本校生の英語力の向上を図るよい契機となりました。

 今回、初めての海外とのオンライン交流に参加した生徒も多く、生徒たちは緊張しながらも、積極的にトンガ王国の高校生との交流に取り組みました。

 (4) 生徒の声: 

 ・他国の同世代の人との交流ができ、自分の英語力をより向上させたいと思いました。
 ・他国との交流では、自分の意見を積極的に伝えることが大切だと感じました。
 ・トンガとの交流を通じて、もっと色々な国の人達と交流したいと思いました。


写真:オンラインでの交流の様子①


写真:オンラインでの交流の様子②

9/27(月)  台湾の高校生とのオンライン交流

 (1) 日時:9月27日(月)2時間目
 (2) 場所:PCルーム
 (3) 内容: 

 English for Qualification(E for Q)選択生徒が、台湾の臺中市立臺中家事商業高級中等學校の生徒とオンラインで交流をしました。

 交流では、生徒は自国の文化や自身の趣味をお互いに紹介しました。

 その中で、両校の生徒は、日本と台湾の文化的な共通点や相違点について意見を交わしました。

 英語を使用しての台湾の高校生との交流は、生徒たちの英語力とコミュニケーション能力の向上を促すものとなりました。


写真:オンラインでの交流の様子①


写真:オンラインでの交流の様子②
9/24(金)  高大接続改革推進事業 特別講義「中国発多国籍企業のブランド構築」グローバル・アントレプレナー

 (1) 日時:9月24日(金)5,6時間目
 (2) 場所:大講義室
 (3) 対象:授業選択者 38名
 (4) 内容:

 講師に兵庫県立大学国際商経学部よりキョウ園園先生をお招きし、「中国発多国籍企業のブランド構築」をテーマに特別講義をいただきました。

 世界的に有名になってきた中国企業のブランド構築の過程や戦略について学びました。

 授業後半では、中国企業のイメージとブランド構築に必要な要素についてディスカッションをし、

 今後の活動である「国際高校のブランド戦略」に繋がる発想を得ることができました。

写真:講義の様子


写真:ディスカッションでの意見

9/22(水) 2021年度 体育祭の様子はこちら
9/20(月・祝) 第1回オープンハイスクールの様子はこちら
9/20(月・祝)  パラオ共和国とのオンライン交流 

 (1) 日時:9月20日(月)4時間目
 (2) 場所:PCルーム・SQルーム
 (3) 内容:

  English for Qualification(E for Q)選択生徒が、
パラオ共和国の高校生とオンラインで交流をしました。

 この日は、本校のオープンハイスクールが開催されたため、
オープンハイスクールに参加した中学生や保護者の方々も
オンライン交流に参加しました。

 交流では、生徒は自国の文化や自身の趣味を
お互いに紹介しました。
その中で、両校の生徒は、初めて知る両国の文化に
新鮮な反応を示していました。

オンライン交流は、英語、日本語の2ヵ国語を用いて行われました。

そのため、本校生にとっては英語を、パラオ共和国の高校生の
生徒にとっては、普段学習している日本語を使う
またとない機会となりました。



写真:オンラインでの交流の様子①


写真:オンラインでの交流の様子②

9/17(金)  高大接続改革推進事業 特別講義「マーケティング」グローバル・アントレプレナー 


 (1) 日時:9月17日(金)5,6時間目
 (2) 場所:大講義室
 (3) 内容

 兵庫県立大学国際商経学部より小宮一高教授をお招きし、「マーケティング」をテーマに特別講義を行いました。
マーケティングとは付加価値を提供することであり、
①ターゲットを絞る
②他との差別化を図る
③ターゲットのニーズに適うようにする戦略である
ということを学びました。

続けて10~20代の若者をターゲットにした新しい炭酸飲料の開発を題材に、ディスカッションを行いました。
生徒からは、さすが10代という柔らかい発想でたくさんの提案が出され、実践的なマーケティングを体験することができました。

写真:講義の様子


写真:ディスカッションの様子


写真:演習での生徒の様子



9/17(金)  【カヌー部】三重とこわか国体中止について 

10月に開催を予定されていたされていた三重とこわか国体(カヌー競技)は、新型コロナウィルス感染症拡大により中止が発表されました。本校からはカヌー部3年中村一貴さんが出場予定でした。横断幕を製作し、全校を挙げて応援して参りましたが、出場が叶わず残念な気持ちでいっぱいです。

今後も競技を続けていきたいという本人の意向をサポートし、応援を続けていきたいと思います。




写真:横断幕の前にて



9/10(金)  高大接続改革推進事業 特別講義「論理的に考えるコツ」グローバル・アントレプレナー 

 (1) 日時:9月10日(金)5,6時間目
 (2) 場所:大講義室
 (3) 内容

 講師に兵庫県立大学国際商経学部より横山由紀子教授をお招きし、「論理的に考えるコツ」をテーマに特別講義を行いました。

 課題に取り組み、数字を客観的に読み解くことと無意識の思い込みに気づくことを学びました。なんとなく感じている違和感に目を向け、言語化する力についてお話があり、生徒は論理的な思考力の重要性を再認識していました。


写真:講義の様子①


写真:講義の様子②


9/3(水)  ニュージーランドとのオンライン交流

 (1) 日時:9月3日(金)3時間目
 (2) 場所:PCルーム・SQルーム
 (3) 内容

English for Qualification(E for Q)選択生徒が、ニュージーランドのWainuiomata High Schoolの

生徒たちとオンラインで交流をしました。ニュージーランドは、9月末からサマータイムに移行する

ため、E for Qの授業で本校生とニュージーランドの高校生が交流できるのは、これが最後の機

会となりました。

授業の中で生徒は、インターネットの危険性や日常よく利用するアプリケーションについてWainuiomata High Schoolの生徒と話し合いました。

 本校生にとって、英語を使ってネイティブスピーカーの同年代の高校生と交流し、Wainuiomata High Schoolの生徒にとっては、普段学習している日本語を使うことが出来るまたとない機会となりました。
写真:オンラインでの交流の様子①


写真:オンラインでの交流の様子②


9/3(水)  グローバルアントレプレナー特別講義 「学びと創造」

 

9月3日(金)13:15~15:05、兵庫県立大学国際商経学部の小宮一高先生を本校にお招きして、「学びと創造」というタイトルのもとに特別講義を行っていただきました。

経済学、経営学の視点から答えのない問題に取り組むためには、「教養」が重要であることを小宮先生は強調されました。教養とは、これまでに人間が考えてきたこと、その蓄積されたものです。教養を身につけることで、思い込みから解放され、多面的に物事を捉えることができることを学びました。立場や視点をズラすと違った見方が生まれてくることを「大相撲 貴乃花、最後の優勝」のビデオを通して考えました。

優勝した力士の視点、対戦相手の視点、親方の視点、観客の視点、医者の視点、弟弟子の視点など様々な立場で「優勝」を捉え直すと、驚くほど多様な見方が露になり、思い込みに捉われていたことが自覚でき、非常に興味深い講義でした。

小宮先生のご専門は「マーケティング」であり、2学期のプロジェクトでの成果発表会でもマーケティングの視点から来校いただき、ご講評をいただく予定です。
写真:講義の様子①


写真:発表の様子②


写真:様々な視点で考える③


写真:様々な視点について発表④

9/1(水)  オンラインスタディツアー in フィリピン

 (1) 日時:9月1日(水) 13:00~15:30
 (2) 場所:CALLルーム
 (3) 内容

 

主に2年次生を対象に株式会社With The World に協力を得て、

7月の第1回の試みに続けて、フィリピン オンラインスタディーツアーを実施しました。フィリピンの高校生や現地スタッフと、「豊かさ」のあり方やフィリピンの社会問題についてディスカッショを行い、フィリピンにおける国内の課題等多くのことを学びました。参加した本校生から次の通り、成果について感想が寄せられました。

スタディーツアー実施後における生徒アンケートの回答
1、このスタディーツアーで学んだことは何ですか?
・フィリピンにあるゴミ山や、その地域に住んでいる人の暮らしを知ることができ、他国の社会問題について学ぶことができた。
・フィリピンの現状について、実際に見たり行ったりしないとわからないことを学んだ。

2、このスタディーツアーで感じたことは何ですか?
・他の国の問題も自分の国のことのように考える必要があると感じました。
・私たちの普通がフィリピンでは普通でないという事をより身近に感じることが出来ました。

3、スタディーツアーを終えて、今後のあなたの行動や考え方が変わるとしたら、それは何ですか?
・将来、貧しい国へボランティアに行きたいと思った。そのために英語でのコミュニケーション能力をより向上させたい。
・フィリピンのことだけではなく、日本のゴミ処理問題についても考えるきっかけになりました。


4、スタディーツアーに参加しての満足度



写真:オンラインスタディツアーの様子①


写真:オンラインスタディツアーの様子②


写真:参加者全員での記念撮影③



9/1(水)  令和3年度第1回防災避難訓練を行いました。

 9月1日(水)芦屋中等教育学校との共催で防災避難訓練を実施しました。訓練では調理室からの出火を想定し、全校生徒がグラウンドに集合避難しました。その後、芦屋消防署高浜分署から3名の防団員の方のご指導により、コロナ感染拡大下での注意事項についてのお話しや代表生徒による水消火器による操作方法のモデル実地訓練を行いました。
写真:当日の様子①


写真:当日の様子②

9/1(水)  令和3年度 二学期始業式を行いました。

 9月1日(水)体育館において二学期始業式を行いました。井上校長先生は式辞の冒頭で、新学期を迎え元気に登校してくれた生徒の皆さんに会えてうれしいと語りかけました。

次にオリンピックセーリング(ヨット)競技の運営に携われ、選手受け入れに尽力された本校2回生でPTA会長であった川上さんの活躍に触れました。国際交流が制約されるなかではあるが、感染対策が許す範囲で国内留学生や外国人などとの交流をはかってほしいと話されました。

またメンタルカウンセラーとして著名な保護者による研修会が開かれたことを紹介し、本校の教育活動が多くの保護者に支えられていることを再認識し、感謝したいと述べられました。

最後にコロナ感染拡大やその対策をめぐって様々な意見があり、対立も生じているが、私たちが戦うべきはウイルスであり、その戦いは皆さん一人ひとりの感染防止のための行動であり協力であると式辞を締めくくりました。このあと2年生のピアノによる校歌演奏をもって始業式を終えました。ひきつづき水泳競技の表彰伝達があり、生徒指導部長の吉岡先生から二学期の校内コロナ感染症対策について一学期からの変更点などについてにお話がありました。
写真:学校長式辞の様子


写真:始業式の様子

8/31(火)  「令和3年度 教育相談 職員研修会」の実施について

 8月31日(火)に教育相談職員研修会を本校コールルームで行いました。

一般社団法人自然治癒力学校代表理事であるおのころ心平先生を講師にお招きし、「セルフエスティーム(自尊感情)の育て方」というテーマでご講義をいただきました。

 講義内容は、対人関係の中で、ラポールが形成されたタイミングでの声かけが有効であることや、問題志向と解決志向、Solution Focused アプローチ、自己肯定感と自己否定感など、日々、生徒に対応する教職員にとって沢山の有益なお話をいただきました。


 教職員からは、「最後のアクティビティーを自分のクラスでも使ってみたい」、「パワーポイントもすごい。さすがはプロだと思った」という感想が聞かれました。

 講義やワークショップ等を通して、セルフエスティームの育て方という課題について、教職員が様々な視点を認識でき貴重な経験をすることができました。
写真:当日の様子①


写真:当日の様子②

7/22(木・祝) 1年次国際交流セミナーの様子はこちら
7/21(水) 2年次国際交流セミナーの様子はこちら
7/20(火) 高大接続改革推進事業(兵庫県立大学)
第3回防災プロジェクトセミナー最終発表会について 

 7月20日(火)13時より本校CALLルームにて、兵庫県立大学国際商経学部のプロジェクトセミナー(キョウ先生・ビン先生)の受講大学生とオンライン会議システムのZoomを通して接続し、防災プロジェクトセミナーの最終発表会が実施されました。

 兵庫県立大学のプロジェクトセミナーでは「防災グッズを身近なものにするために」をテーマにして、新しい防災グッズの提案や防災グッズの販促ウェブサイトの開発を進めてきました。本校生もこれまでに2回、同大学の学生や留学生と交流を図りながらプロジェクトに参加してきました。

 最終発表では、大学生と共に本校生も発表を行ったり、本校生の提案した防災グッズを発表に取り入れてもらいました。本校生にとっては、少し年上のお兄さん・お姉さんのような大学生や留学生と学び合いができ、知識を深めただけでなく、大変貴重な経験を得ることができました。


写真:ディスカッションを深めるTips



写真:オンライン発表会の様子



写真:本校生が提案した防災グッズの紹介




7/20(火) 令和3年度1学期終業式が行われました。

 7月20日(火)体育館において一学期終業式を行いました。井上校長先生は式辞の中で、高校生の悩みについて触れました。文科省の調査を元に短い話し合い活動を取り入れ、高校生のほとんどが何らかの悩みを抱えていること、悩んでいるのは自分だけと思わないこと、また、最も多い悩みは進路や学習についてであり、客観的なデータに基づいて冷静に考えてみることが大切であると話されました。続いて社会心理学者であるティモシー・ウィルソン博士の「Empathy Gapの研究」から解決策の一つとして自分自身や対人関係の悩みについては一定期間その事象や相手、自分の状況から距離を置いてみること、そして夏休みはそのよい機会となることを一例として紹介し、二学期始業式には生徒のみなさんの笑顔を見られることを楽しみにしていますと式辞を締めくくりました。

 2年生のピアノによる校歌演奏をもって終業式を終えました。その後カヌー部、語学検定の表彰伝達、生徒会新役員認証式が行われました。

 最後に生徒指導部長の吉岡先生から、夏休みは行動範囲が広がることが予想されるが、コロナウイルス感染症はまだ終息していないというお話しがあり、長い夏休みをトラブル防止や感染防止につとめ、生活リズムを崩さず過ごすよう諸注意がありました。


写真:当日の様子①



写真:当日の様子②




7/16(金) 高大接続改革推進事業 兵庫県立大学国際商経学部へのスタディツアー 

 

 

7月16日(金)午後より高大接続改革推進事業の一つとして,2年次9名,3年次4名の13名が兵庫県立大学国際商経学部へのスタディツアーに参加しました。

まず,国際商経学部の講師 NGHIEM-PHU Binh (ニェム・フービン)先生による模擬講義を受けました。「Flyng cars and our future」のタイトルのもと,大学と同様に全て英語で講義を行っていただきました。最初に空飛ぶ車の開発に関する講義・動画によって理解を深めた後,数名ずつ3つのグループに分かれてそれぞれのテーマでディスカッションを行いました。「空飛ぶクルマによる出来事」のテーマについて話し合ったグループからは,新たな観光スポットの誕生や,屋外スポーツを車の中から見ることができるのではないかといったような意見が出され,各グループで活発に議論しました。

次に,本校の卒業生3名と留学生1名との交流を行いました。卒業生から大学生活の様子や留学について,また,高校時代の受験勉強の方法などを具体的に聞くことができました。その後の質問会では積極的に質問をし,高校と大学との勉強の違いや英語の力がどれぐらい必要かといった気になることをたくさん教えていただきました。

コロナ禍により,兵庫県立大学では対面式のオープンキャンパスの実施が難しい中,実際に大学のキャンパスを訪問させていただき,高レベルな講義等も受講することが出来るなど大変貴重な経験になりました。




写真:模擬講義の様子①



写真:模擬講義の様子②



写真:卒業生の自己紹介


写真:質問会の様子


7/16(金) サイバー犯罪防止講演会を行いました。 

 7月16日(金)11:00~12:00にサイバー犯罪防止講演会を実施しました。本講演には、「一般社団法人ソーシャルメディア研究会チーフ研究員」「京都府警ネット安心アドバイザー」で、甲南女子大学の教壇に立たれている冨田幸子先生をお招きし、ご講演いただきました。

 今回のご講演では、「SNSトラブル」、「インターネット依存症」、「インターネットトラブル」の3つについてお話しくださいました。ご講演の中で冨田先生は、インターネットが便利なものであると同時に、多くの危険性をもっていることを、生徒たちに気付かせてくださいました。そして、冨田先生は、インターネットを「正しく怖がり」、「正しく使う」ことが大切であると生徒たちに話されました。

 生徒たちは、冨田先生のご講演から、インターネットやスマートフォンの正しい使い方や態度を学びました。



写真:講演会の様子


写真:ご講演される冨田先生の様子


7/15(木) 1学期 球技大会が行われました。 

 

 7月15日(木)に1学期球技大会が実施されました。本大会の競技種目は「ドッジボール」でした。今回の協議では、柔らかいボールを使用し、安全面に配慮するなど、新型コロナウィルス感染拡大防止対策を徹底した上で行いました。

 大会では全クラス一丸となって、チームの優勝を目指し、熱い試合を繰り広げました。また、感染防止の観点よりフロアでの観戦を行わず、体育館での試合の様子は、待機場所の1つであった柔道場にライブ中継され、生徒はリモートで観戦しました。

 最終結果は、どこのクラスが優勝してもおかしくない状況でしたが、1年3組が接戦を勝ち抜き優勝し、3年2組が準優勝となりました。


写真:優勝した1年3組


写真:準優勝の3年2組


写真:全校生徒での準備運動



写真:試合の様子





写真:柔道場での中継の様子



7/14(水) 在パラオ共和国 日本国大使館 特命全権大使による国際理解教育講演会 

 7月14日(水)11:30~12:30、全校生を対象に国際理解教育講演会を行いました。講演会では、在パラオ共和国 日本国大使館 特命全権大使の柄澤彰氏にご講演いただきました。講演は各ホームルーム教室において新たに設置されたプロジェクターやパソコンを使い、オンラインミーティングシステムZOOMを活用して行いました。

 柄澤大使はご講演の中で、「国際社会に貢献できる人材として必要なこと」についてご講話下さいました。また、第一次世界大戦後から第二次世界大戦時にかけての日本統治に触れ、パラオ語の中にある日本語も紹介していただき、両国の歴史的な繋がりを学びました。質疑応答では、生徒会の代表生徒が、パラオの高校生、教育事情、大使ご自身のストレスマネジメントや女性外交官についてなどを質問し、大使からお答えいただいたことで、外交官の仕事や、同年代のパラオ人の生活や文化の違いについて認識を深めることができました。

 今回の貴重なご講演を通して、国内問題と国際問題は密接に関連していることや、異文化を理解する上で、お互いの国の歴史を認識することの重要性を感じる機会となりました。



<参考>
在パラオ大使館のFacebookに国際高校が紹介されました。

こちらをクリック(別サイトへジャンプします)

写真:講演会の様子



写真:質疑応答の様子




写真:PCルームでの様子


7/13(火) 高大接続改革推進事業 特別講演会「頭と心と行動力」 

 

 7月13日(火)、兵庫県立大学国際商経学部より横山由紀子教授をお招きし、特別講演会を実施しました。

 10時40分からの1年次対象の講演会では「頭と心と行動力」として、ディスカッションを通した批判的思考力の講義をしました。「中学校での学校給食の導入」をテーマに様々な視点が意見を持つことを学びました。1年次生からは活発な発表が行われました。ディスカッションを活気づけるための秘訣として、①ディスカッションを楽しもうとする心構え、②スピーカーに体を向けて全身で気持ちを受け止めること、を学びました。

 今後、これらの技法を応用して、他の教育活動でも積極的にディスカッションに参加できる態度を育んでいきたいです。

また午後1時半からは2年次の高大接続科目選択者24名に向けて、「頭と心と行動力~発展編~」をご講演いただきました。数字を読み解くコツとして、統計的な表現の裏側にある事例を批判的思考力や論理的思考力を活用しながら、考えを深めていきました。

生徒にとって1つの課題事象について、多方面から考え議論することの大切さ、客観的な数字・データなどをもとに判断することのコツなどを学ぶ貴重な機会となりました。
 

<生徒による感想>

<1年次>
 ・ディスカッションの論点がすぐに変わっていくのが面白かったです。私の意見は親と子のコミュニケーションのために(学校給食を導入せず)弁当にすべきだと考えているけれど、たくさんの意見で、みんな考え方が違うんだなということを実感した。またテーマを決めたディスカッションがしたいです。
  ・今日の講演では、初めて本格的なディスカッションをして、とても刺激を受けました。今までは反論には良い意味を感じていませんでしたが、選択肢や考えは多い方が多角的に考えられて結論を出す際には良い助けになると感じました。







<2年次>
 ・大きな数字を出されると思わず何も言えなくなったりしてしまいがちですが、データを多角的に見ることによって新たな考えが出ると思うと議論は大切だと実感しました。
 ・いろんな観点から考えて1つの意見に捉われずに考えることはとても大切だと思いました。また、自分1人では考え方に限りがあるので、ディスカッションすることで新たな発見が生まれ、より考えが深まることを実感しました。





7/12(月) オンラインスタディーツアー
in フィリピン
 

 7月12日(月)13:00~15:30、3年次生、2年次生を対象に株式会社With The World に協力を得て、フィリピン オンラインスタディーツアーを実施しました。

 このツアーに参加した生徒たちは、ミーティングシステムを活用し、フィリピンのイロイロ市と繋がって、フィリピンの社会問題を通して「豊かさ」の在り方について学びました。また、生徒たちは、フィリピンで起きている社会問題などについて英語で現地の人々と活発な意見交換をしました。  


 生徒たちは、ツアーの中で、現代世界で起きている社会問題を学ぶとともに、英語を使用してディスカッションするなど、コミュニケーション能力を養いました。  


スタディーツアー実施後における生徒アンケートの回答

1、 このスタディーツアーを通して感じたこと、学んだこと。 ・フィリピンは自分が思っていたよりも発展していて、また色々な問題があることを知ることができました。さらに環境問題だけでなくフィリピン自体のことについても知りたいと思いました。 ・自分の価値観と、他の国の方々の価値観は、過ごしてきた環境も全く違うので様々な価値観や幸せについての考え方があると思った。

2、 スタディーツアーを終えて、今後のあなたの行動や考え方が変わるとしたら、それは何ですか? ・自分が今まで思ってきたことやその国へのイメージは実情と全然違っていることが多いので、もっと相手について調べたり、交流することで現状を知りたいと思いました。 ・自分の意見や感想、質問を自分の口で自分の言葉で上手く伝えるように、英語をもっと勉強しようと思った。

 


写真:オンラインスタディーツアーの様子①


写真:オンラインスタディーツアーの様子②

7/12(月) 「ふるさと貢献事業」 発達と保育における西蔵こども園との収穫体験の実施について 

  7月12日(月)、2時間目、本校の「発達と保育」の授業において、県教育委員会「ふるさと貢献事業」の一環として、本校生と近隣にある芦屋市立西蔵こども園の園児が本校にて収穫体験を通して交流を行いました。

 西蔵こども園は本校の隣に設置されていた新浜保育園と、芦屋市内の伊勢保育園が統合され今年の4月に開園されました。
 本校の「発達と保育」を履修する3年次生10人が、西蔵こども園から4歳児39人を本校に招き、本校の校庭で育てたトウモロコシの収穫体験をしました。

 園児たちがトウモロコシを収穫するのを本校生が手伝いました。トウモロコシを採った園児たちはみな満面の笑顔で喜んでいました。園児たちは「トウモロコシがとれてうれしかったです。ありがとうございました。」と言って、帰っていきました。

「発達と保育」を選択する生徒にとっては、園児と直接交流することができ、非常に有意義な体験となりました。


写真:園児たちと一緒にトウモロコシを収穫


写真:園児たちから本校生に感謝のことば

7/10(土) 第1回 兵庫県立国際高等学校 
学校説明会について

 

7月10日(土)に午前の部(10:00~11:30)と午後の部(13:30~15:00)の2部に分けて本校の学校説明会を体育館で行いました。受付では、新型コロナウィルス対策として手指消毒と、参加者全員に検温を行った上で実施しました。

全体会では、最初に学校長から挨拶と学校概要の説明を行い、本校の10大特徴などを中心に説明をしました。続いて教務部より学校の教育課程について、どのような科目が開設され、どのようなことが学べるのか、また国際高校独特な教科(6か国語の外国研究、教科「国際」)について説明がありました。進路部からは、国際高校での学びを生かした進路実績について、過去3年間の資料を基に説明がありました。最後に、国際教育事業部から、本校のオンラインを使った国際交流について、県下のALT約20名を集めて実施する国際交流セミナーについて、兵庫県立大学との高大接続事業の3点について説明がありました。新型コロナウィルスの影響により海外への訪問や海外からの来校も難しい今、国際高校でのオンラインを駆使した取り組みについて具体的に説明がありました。

続いて、本校の生徒会役員による生徒目線の学校紹介が行われ、施設や行事などの説明を動画や写真を用いて楽しく説明しました。

最後に、様々な進路に進んだ本校の卒業生4名が壇上にあがり、高校時や中学生のころを振り返り、Q&A形式で様々な質問に答えてくれました。また、会場からも質問が出て、卒業生が丁寧に回答しました。

最後に、本日のまとめと9月と11月のオープンハイスクールの案内、令和4年度から兵庫県立高校一斉に始まるBYODにおける概要の説明があり、体育館での行事は終了しました。

全体会終了後、本校について疑問に感じている点などの質問に答える個別相談会を新型コロナウィルス対策を施した上で中央廊下で行いました。

多数の方にお越しいただき、ありがとうございました。



写真:全体会の様子


写真:生徒目線による学校紹介(生徒会)



写真:卒業生に質問コーナー


写真:当日のご案内


7/6(火) 第2回 防災プロジェクトセミナー(兵庫県立大学)

 7月6日(火)13時より本校CALLルームにて、兵庫県立大学とオンライン会議システムのZoomを通して接続し、防災プロジェクトセミナーを行いました。県立大学の日本人学生と留学生が受講している授業に、本校生も参加し、学生プロジェクトに関わりながら、グループ毎に学生間交流を行いました。

 新しい防災グッズの考案を進めるグループでは、大学生が考案した防災グッズに対して使い方や類似商品との違いを説明し、本校生が疑問点や価格の設定に対して意見を述べました。防災グッズ購入サイトの製作グループでは、本校生が考える新しい防災グッズについて発表を行いました。

 第2回目ということもあり、大学生・留学生との交流も少しずつ慣れてきた様子で、本校生からは意見や質問が活発に出ました。7月20日(火)には、最終プレゼンテーションが行われます。大学生の発表から少しでも多くのことを学びたいと思います。





写真:ブレイクアウトルームの一場面

7/5(月) 職員心肺蘇生法講習会を実施しました。

7月5日(月)放課後、柔道場で、「健康・安全プログラム」として、AEDを使った心肺蘇生法を、本校職員でもある青少年赤十字救急法指導員の住野日出世先生に講習していただきました。また、心肺蘇生法の講習会の後で、養護教諭の藤原先生により、エピペンの使用について説明があり、教職員が練習用エピペンを用いて実際に使う研修を行いました。ALTも含め全教職員が、事故発生時に冷静に、また迅速に対応できる技術・態度を養うことができました。

写真:動画をみて研修


写真:全員で心肺蘇生訓練



写真:エピペンの使用方法の研修





6/25(金) 高大接続推進事業 「グローバルアントレプレナー」スタディツアー


6月25日(金)5,6時間目、「グローバルアントレプレナー」授業は大阪企業家ミュージアム(大阪市中央区本町)でスタディツアーを行いました。「グローバルアントレプレナー」を受講している生徒41名が参加しました。学芸員による講演のあと、ビデオ視聴、そしてパネル展示の見学を行い、関西ゆかりの企業家の生き方や事業を通じて、「企業家精神とは何か」について考えました。このツアーは2年目ですが生徒達は普段以上に生き生きと活動に取り組み、貴重な体験となりました。

参加生徒の感想

今回、企業家ミュージアムに行って、企業家とは会社を創業する人ではなく、社会や人々の生活の向上に貢献する人である事を再認識させられました。どんな環境に置かれていても失敗を恐れずに突き進み、変化に富んだ創意工夫を時代の流れに合わせて施しています。どんな時にも先見性を持ち、第一に考える利益は私益ではなく、顔も知らない誰かの幸せや笑顔、個々が胸に込める国への貢献と発展(公益)を優先しています。私財を投じる事もいとわなかったり、莫大な負債を抱えていた企業家もいます。どんな逆境にも負けず、環境という枠にはめ込まれ取り込まれるのではなく、その環境下だからこそ出来る自分の精一杯の行いをすべて行動に移していました。企業家達のこの信念は、今を生きる僕達にとても通ずるものがあると感じました。未来を作るのに恐れなど抱いていては、未来など作れません。如何なる環境下でも巧みに自身の長所や学んだ知識を活かせる人材になりたいと強く思いました。
写真:大阪起業家ミュージアム前にて


写真:講演会の様子




6/20(日) 水泳部(山下君)、水球兵庫県選抜選手に選出

6月20日(日)に行われました第76回国民体育大会水泳競技大会(水球)兵庫県代表選手選考会にて、本校の1年次山下くんが兵庫県選抜選手に選出されました。

  今後、8月10日(日)、11日(月)、12日(火)に大阪府のラクタブドームで開催されます、2021年度国民体育大会近畿ブロック予選会に出場いたします。

  9月10日(金)、11日(土)、12日(日)に三重県で開催されます国民体育大会に出場するには、近畿ブロック大会を勝ち進むことが条件です。ご声援のほど、宜しくお願いいたします。


写真:国際高校プールにて





6/17(木)、18(金) 令和3年度文化祭
『AISHIS Festival 2021
』の様子はこちら







6/14(月) 講演「コロナ時代を生きる~SDGsの視点から~」

6月14日(月)14:15~16:05、1年次のC.C.C.の授業で、NPO法人日本持続発展教育推進フォーラム理事手島利夫先生による「コロナ時代を生きる~SDGsの視点から~」のご講演をいただきました。手島先生は2005年より13年間、東京で小学校校長を勤め、ユネスコスクールの一員として、持続可能な社会の担い手を育てる活動に尽力しておられます。また、手島先生はジャパンSDGsアワード特別賞など数々の賞を授賞され、全国各地で講演活動を行い、ESD(Education for Sustainable Development)の理念や知識を広く伝えておられます。小中高校生の他、教員や指導者・研究者など多岐に渡る対象に向けて講演を行っておられます。

 この日の約2時間の講演は、第1部と第2部に分けて行われました。

第1部では、新型コロナウィルスとSDGsについてご講演くださいました。生徒たちは新型コロナウィルス感染拡大で変わってしまった日常とSDGsの関係を考えながら手島先生のお話しを聞きました。

第2部では、SDGsを人類の困難克服の歴史と関連づけてご講演くださいました。そのなかで、生徒たちは課題意識を広く、深く持って課題解決のために実践行動にうつすことの大切さを学びました。

 講演会では、生徒が主体的に参加するワークも行われ、生徒たちは楽しみながらも真剣に聴講し、SDGsについて理解を深めました。

写真:SDGsパネルに解決すべき課題を貼付


写真:講演会の様子


写真:個人ワークに取り組む様子


写真:全体ワークの様子





6/10(木) 2年次C.C.C.講演会
『JICA
(独立行政法人国際協力機構)』より3名の講師の方に来ていただきました。


令和3年6月10日(木)6時間目のCCCの授業で、2年生を対象にJICA(独立行政法人国際協力機構)から3名の講師を招聘し、国際協力活動を紹介していただきました。

モルディブ共和国に派遣されていた佐伯侑梨加先生は、碧色の美しい民族衣装に身を包み、子供たちに体育を教えた経験について語ってくださいました。モルディブでの生活や文化のみでなく、世界のどこに住んでいても、一人一人の可能性は無限大であることを語りかけてくださいました。

インドネシアとスリランカで隊員経験をされたベテランの織田芳孝先生からは、両国の文化だけではなく、生きていくうえで大切なことについても語っていただきました。好奇心をもつこと、点と点をつなぐことが将来の自分を形作るという先生のメッセージを生徒はしっかり受け止めていたようです。

ウガンダ共和国で活躍されていた川崎芳勳先生は、ウガンダ共和国の基本的な情報を教えていただいたうえで、異文化理解が現地語を習得することよりもいかに難しいかということも教えていただきました。異文化理解において、相手を100パーセント理解するのではなく、まずは共通点を見つけようとすることが大切であるということも生徒の記憶に残ったようです。

3名の講師の先生方にご協力いただき、生徒は様々な国の現状やJICAの活動について学ぶ貴重な機会となりました。次回は、7月1日のCCCの授業で、JICA隊員としてカンボジア、ブラジル、ベナン共和国で活動された経験のある3名の講師に出前講座をしていただく予定です。


写真:佐伯氏の講演の様子


写真:川崎氏の講演の様子


写真:織田氏の講演の様子


6/4(金) グローバルアントレプレナー特別講義 「天神祭りの歴史と経済に与える効果」

 

6月4日(金)13:15~15:05、オンラインを活用して兵庫県立大学国際商経学部のタマシ・カルメン先生に「天神祭の歴史と経済に与える効果」についての特別講義を行っていただきました。受講した42名の生徒は、春に完成したばかりのCALL roomに集合し、一斉にZoomに接続しました。

この特別講義はタマシ先生が本校生徒のみに向けて行った授業で、授業は基本的に英語で行われました。前半部分では、日本の祭りの起源から天神祭りの歴史を学び、授業後半では、祭りが経済に与える効果について考えました。アントレプレナーシップを育む観点から、「祭りを通して、社会にとって有益となるようなコト・モノを提案してみよう」というプロジェクトを行い、生徒たちはグループで一生懸命アイディアを出し合い、英語で発表を行いました。40台を超えるパソコンでオンライン会議システムのZoomを一斉に使用して実施したため、支障なく接続できるか等の心配もありましたが、オンラインならではの先生との近い距離感と机を囲んだ生徒同士の対面ディスカッションなどが同時にでき、実りの多い授業になりました。


<生徒の感想>

This lecture was very meaningful to me! From local festivals to famous festivals all over the country, I have never thought about their origins, but like the Tenjin Festival, there are also festivals praying for a person named Sugawara no Michizane. It made me realize once again that the festival is a kind of historical heritage that cannot be described in a single word! !!

 

The content of the lecture was very interesting because there were many things that even Japanese people did not know and had never thought about. I thought it was very interesting to learn about Japanese festivals in English.


写真:オンライン授業の様子


写真:授業資料の共有画面


写真:ディスカッションは向いあう4人で行った


5/28(金) グローバルアントレプレナー特別講義「企業の海外進出と異文化理解」

 

5月28日(金)13:15~15:05、兵庫県立大学国際商経学部のキョウ 園園先生を本校にお招きして、「企業の海外進出と異文化理解」について特別講義を行っていただきました。高大接続科目として、今年度初めて県立大学より講師を派遣していただきました。

38名の生徒は、日本企業が海外に進出するのは、どのようなメリットがあるのか、あるいは、どのようなリスクがあるのかを具体的に教わりました。また、ディスカッションパートでは、自分が経験したカルチャーショックを題材に、それが文化によるものなのか、それとも社会インフラによるものなのか、あるいは宗教的な信念によるものなのかを捉えなおしました。もし起業をして海外に進出する時には、その国の文化を理解しておくことがとても大切なことを学びました。

9月にももう一度キョウ先生にお越しいただき、特別講義を受ける予定です。高校生のうちに経済学・経営学の専門知識を学べることはとても貴重な経験です。


<生徒の感想>

今まで企業が海外進出することについてあまり知らなかったけど今回の授業を受けて国際経営の難しさとそれによるメリットがすごく沢山あることがわかりました。異文化の裏には深層的な原因があったり、異文化への理解が深まると自国との共通点が浮かんでくると聞いて、もっと異文化について調べたり、経験してみたいととても思いました。

 

前半の一時間での説明は明瞭で興味をそそられるものでした。後半のグループ活動では、自分の意見を思いっきり発言できたし、みんなの意見も核心を突くものであったり、また新しく知ったこともあったのでとてもいい時間を過ごせました。








写真:講義の様子


写真:グループワークの様子挨拶


写真:ディスカッションの様子


写真:生徒の真剣なまなざし


5/26(金) 兵庫県高等学校総合体育大会壮行会を行いました

 5月26日(水)、中間考査中ですが本校体育館において、兵庫県高等学校総合体育大会壮行会が行われました。

すでに県総体など大会が終了している部、これから大会が実施される予定の運動部の代表者の挨拶や生徒会長の励ましと労いの言葉、校長先生からの激励の言葉をいただきました。各部の代表生徒とも、しっかりとした口調で3年間の活動状況や応援してくれた皆さんへの感謝の気持ち、後輩へのエールや今後の抱負を述べました。なお壮行会で挨拶をした部活動は以下の通りです。


写真:生徒会長挨拶

写真:各部活動代表者挨拶





5/25(火) 防災プロジェクトセミナー with 兵庫県立大学


5月25日(火)13:00~14:30にかけて、本校生が兵庫県立大学国際商経学部の授業とオンライン接続をし、大学の講義に参加しました。本年で3年目になる高大接続改革推進事業の一環で、大学生との交流を軸においた事業です。兵庫県立大学のキョウ先生とビン先生が担当している防災セミナーという講座では、新しい防災グッズの提案をテーマに授業を行っています。大学の留学生も受講していることから授業は全て英語で行われています。

本校からは2年次3名、3年次15名がZoomで防災セミナーに参加し、英語でディスカッションに参加したり、大学生のプレゼンを聞いて意見を述べたりしました。新しい防災グッズへの提案というテーマに沿って、オリジナルの防災グッズを考案し提案した生徒もいました。今後、7月6日(火)と20日(火)にもこのプロジェクトに参加します。継続して大学の授業とコラボをするのは初めてのことなので、どのように高校生が大学授業に関わっていけるのか楽しみです。







写真:大学生との交流の様子


写真:コンピュータールームでの様子


写真:オンライン接続の様子


写真:本校生徒のディスカッションの様子

5/7(金) ニュージーランドとのオンライン交流行いました

 2021年5月7日(金)、本校3年次のEnglish for Qualification選択生徒が、ニュージーランドのWainuiomata High Schoolで日本語を学ぶ生徒たちとオンラインで交流をしました。交流時間の前半は日本語で、後半は英語で、お互いの国の文化や高校生活について話し合いました。多くの本校生徒が日本とニュージーランドでは、コロナウイルスによる生活状況が全く違うことに驚いていました。Wainuiomata高校には本校生が思っていた以上に、アニメや漫画について詳しい生徒もいて、こちらはニュージーランドについて何を知っているのだろうと感じた生徒もいたようです。日本語と英語を使っての交流でしたが、「伝えようとする気持ち」と「コミュニケーションをとることの楽しさ」が大切だということを改めて感じさせてくれた交流となりました。

日程

10:40

生徒集合・点呼

10:50-11:25

 

生徒間交流 

前半は日本語、後半は英語を使い、
互いの文化や学校生活などをテーマに交流を行った。

11:25-11:30

振り返り及びまとめ

生徒感想

・日本語を話すのも聞き取るのも上手でスムーズに会話ができて楽しかった。

・ニュージーランドと日本の高校では少しの違いがあるが、とても同じところも多く、共感できる部分がたくさんあった。

・もっと仲良くなりたいと思った。マオリ語で1~10までの数え方を教わって面白かったので、もっと知りたいと思った。

・日本や日本語が好きだと言ってもらえて少し嬉しかったし、自分もニュージーランドについて知りたいと思った。英語でもっとコミュニケーションがとれるようになりたい。

・英語は完璧にしゃべれなかったけど、お互いに理解しあえてよかった。また交流したい。






写真:交流の様子①






写真:交流の様子②

4/30(金) パラオとのオンライン交流を行いました。

2021年4月30日(金)、本校生37名とパラオ共和国のPalau High Schoolの16名がオンライン交流を行いました。この交流に先立ち、参加生徒は地歴公民科の教員からパラオについての概要説明を受け、パラオ語についても事前に学習しました。

参加生徒は当日朝、いつもより少し早く登校し、緊張しながら交流の時を待ちました。柄澤在パラオ共和国特命全権大使と井上校長のオープニングのあいさつ後、いよいよ相手校生徒とつながると、笑顔があふれ、英語・日本語・パラオ語を使って、さまざまなことについて話し合いました。互いの文化や学校生活、好きなアーティストのことなど、最初に感じていた緊張などすぐに吹き飛び、話が尽きることはなくあっという間に時間が過ぎてしまいました。遠く離れていても共通しているものがある一方で、自分たちが当然と思っていたことが相手国ではそうではないというものもあり、驚くことや新たな気づきの多い実りあるものになりました。

日程

7:55

生徒集合・点呼

8:00-8:40

 

生徒間交流 セッション1

生徒を8グループに分けて、各グループにて交流

40分を2セッション

8:40-9:20

セッション2

 

駐パラオ共和国特命全権大使 ご挨拶

9:20-9:30

振り返り及びまとめ

生徒感想

・たくさん話すことができて楽しかった。英語でも日本語でも質問しあえて良かった。

・英語を使って海外の人と交流できたのが楽しかった。

・改めて日本語が難しいと感じた。

・自分の英語力のなさが今回の交流を通じてよくわかったので、もっともっと勉強したいです。

・少しだけでもパラオ語を話したらすごく喜んでくれたので、もっとパラオ語を勉強しておけばよかったと感じた。

・久しぶりに国際交流ができて本当に楽しかったし、このような貴重な体験ができてとても嬉しいです。



写真:交流の様子①



写真:交流の様子②


写真:交流の様子③


4/23(金) 19回生オリエンテーション

 場所:三木ホースランドパーク

 423()1年次生がバス4台に分乗して移動し、三木ホースランドパークにて新入生オリエンテーションを実施しました。天候に恵まれ、午前中は屋外にて、クラス別にオリエンテーションを行いました。午後は、体育館に全員が集まり、各班による1分間のパフォーマンス、全員参加の古今東西ゲーム、英語ゲームなどを行い、交流を深めました。自然に囲まれたとても良い環境の中、新入生が親睦を深めるまたとない機会となりました。

   




写真:全員で古今東西ゲーム


写真:クラスでオリエンテーション

4/14(水)~15(木)  17回生(3年次)修学旅行に行ってきました!!


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写真:ハウステンボス内の風景


写真:長崎観光の風景



4/9(金) 離任式が行われました

 
 

4月9日(金)、国際交流ホールにて離任式を行いました。冒頭、学校長より離任される先生方の紹介があり、その後お一人ずつ挨拶をいただきました。このあと生徒会長松田快琉さんがお礼の言葉を述べ、花束贈呈、校歌演奏ののち拍手でお送りしました。なお離任される先生方は以下のとおりです。

 

三原 先生 地歴公民  

渡辺 先生 英語    

吉井 先生 英語    

太田 先生 保健体育  

桂  先生 数学    

曽我 先生 地歴公民  

          長谷 さん   


写真:離任式の様子①


写真:離任式の様子②

4/8(木) 着任式・始業式が行われました

 
 4月8日(木)、本校グラウンドにおいて着任式が行われました。冒頭、校長先生より新たに着任された9名の教職員の紹介があり、着任者を代表して中谷 肇教頭先生が挨拶をしました。なお着任者は次のとおりです。

教頭   中谷 肇  先生  英語   
 県立芦屋国際中等教育学校より

主幹教諭 吉岡 雅記 先生 地歴公民   
 県立兵庫工業高等学校より

教諭   今村 高士 先生 保健体育   
 県立川西明峰高等学校

教諭   構井 潤  先生 数学    
 県立相生産業高等学校より

教諭   高橋 弘敬 先生 英語     
 県立川西明峰高等学校より

教諭   水野 初音 先生 地歴公民   
 県立鳴尾高等学校より

教諭   John Yee  先生 英語     
 県立浜坂高等学校より

常勤講師 竹内 敦彦 先生 地歴公民   
 県立国際高等学校より

校務員  竹村 祐司 さん        
 県立西宮香風高等学校より

 

 続いて、令和3年度1学期始業式が行われました。校長先生のご挨拶では、コロナ感染が猛威を振るっている中、いっそう気をひきしめて生活しなければならない一方で、あらたな年度を迎え、それぞれが前を向いて勉強や部活動に取り組んでほしいとのお話しがありました。またその中で、立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんの著書を引用され、ものごとを考えるにあたっては、歴史、現在の情勢、事実とロジックを理解することがが大切で、そのためにはとくに新聞や本をしっかり読むことが有効であることを強調されました。




写真:着任式の様子


写真:始業式の様子

4/8(木) 第19回入学式を行いました!

 48日(木)、第19回入学式が行われました。国歌演奏ののち、男子26名、女子94名、計120名が入学を許可され、新入生を代表して、望月愛美さんが、高校生活への期待と抱負を込め、力づよく宣誓を行いました。つづく学校長式辞では、国際高校がめざすグローバル人材になるために、まず日本、兵庫を代表する生徒になってほしい。そして外国語習得と同時に、自分が語りたい何か、語れる何かを本校での学びを通じて得えてほしいとの式辞がありました。このあと、来賓紹介、祝電披露、校歌紹介があり、和やかな雰囲気のなか、式典は無事終了しました。





写真:入学式の様子①

写真:入学式の様子②

 

令和3年度 兵庫県立国際高等学校 オープンハイスクールについて

2021年度 学校説明会&Open-HighSchool -兵庫県立国際高等学校-