総合学科への改編校

県立西宮今津高等学校

 

 設置計画対象校

 県立西宮今津高等学校

 改編・設置年度

 平成19年度に総合学科に改編する。

 学校規模

 1年次6学級程度(募集定員は平成18年度に決定し発表)

 

教育活動の特色

 1 特色ある科目群や多彩な選択科目を設置し、生徒の多様な進路希望に応

  じた、柔軟で系統的な教育課程を編成する。

 2 基礎・基本の定着を図るとともに応用力の育成に努めるため、少人数講

  座の開設やティームティーチング、習熟度別授業等を編成する。

 3 「産業社会と人間」等で職業に関する研究等を実施する中で、自己の生

  き方や将来の進路について考えさせ、主体的に進路を選択する力を養う。

 4 継続的な進路ガイダンスによって、生徒一人ひとりの進路実現を目指し、

  進路選択に対応した学習活動を支援する。

 5 TV会議システム等の教育情報ネットワークを活用した遠隔地との交流

  やスペシャリストを招いた授業等を展開し、高度情報化社会に対応した教

  科横断型の情報教育を推進する。

   海外の高校生との交流、小中学生対象のスポーツ・芸術教室、生徒の自

  主運営による文化祭等を通して、生徒の全人的発達や自己実現、さらに学

  校の教育活動全体の活性化を図る。

 7 特別非常勤講師制度を活用した環境教育公開講座や近隣施設での実習、

  ストーリーテリング等の図書館活動を通して、大学・地域等との交流・連

  携を深めるとともに、地域に開かれた教育活動を展開する。

 設置科目群(案)

 (特色ある教科・

 科目等)

  生徒個々の進路実現を可能とするため、以下の6科目群を設置する。

 1 自然科学科目群

    「理数生物」「理数化学」など、理数・数学・理科の科目を中心に構成

  され、実験・演習を通じて人と自然との関わりや物質の性質などの自然科

  学について、科学技術や数理科学の進展にも留意しつつ系統的に学ぶ。

   社会科学科目群

     「ニュースを読む」「国際文化」など、地理歴史や公民の科目を中心に

  構成され、国内外の歴史や社会の仕組みについて、国際社会の動きにも留

  意しつつ多角的に学ぶ。

   人文国際科目群

     「英語理解」「異文化理解」など、外国語や国語の科目を中心に構成さ

  れ、「聴く・読む・書く・話す」という基本的なコミュニケーションや世

  界各国の文芸・思想・哲学について、グローバル化する社会を理解しつつ

  幅広く学ぶ。

   スポーツ・芸術科目群

     「スポーツT・U・V」「ソルフェージュ」「ビジュアルデザイン」な

  ど、体育・芸術の科目を中心に構成され、スポーツや芸術における専門的

  な技術や豊かな感性、個性ある表現について深く学ぶ。

   情報SSC科目群

     「コンピュータデザイン」「情報コミュニケーション」など、情報の科

  目を中心に構成され、情報活用の手法や問題解決のための論理的思考・分

  析の方法、ネットワークを活用したコミュニケーションについて、情報化

  社会の進展を理解しつつ教科横断的、実践的に学ぶ。

   ※ SSC:サイエンス・ソサエティ・コミュニケーション

   生活文化科目群

     「フードデザイン」「発達と保育」「リビングデザイン」など、家庭の

  科目を中心に構成され、人間の成長・発達に伴い、保育の在り方や衣・食

  ・住などの様々なライフスタイルについて幅広く学ぶ。

 その他検討事項等

 1 「産業社会と人間」や「総合的な学習の時間」を中心に、フィールドワ

  クとその調査報告を取り入れた体験的な教育活動を積極的に推進する。

 2 生徒の学習への動機付けや将来の進路実現に向けて、大学やNPO等か

  ら専門家を招くなどの高大連携等をさらに推進する。

 3 海外修学旅行や生徒の自主運営による文化祭・体育大会の実施など、学

  校行事の工夫を図る。

 

 元のページに戻る