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第16回県立神戸甲北高等学校総合学科発表会
第14回兵庫県総合学科高等学校研究発表会

 
  平成25年1月26日(土)、本校の総合学科発表会兵庫県総合学科高等学校研究発表会が、体育館を開場に行われました。多くの来賓の方々、保護者の皆様、中学校の先生方、中学校2年生の生徒さんをお迎えし、本校生徒1・2年次生全員の参加の下、生徒の実行委員の皆さんを中心に進行が行われ、立派な発表会となりました。
会は、生徒副実行委員長の開会の言葉に始まり、総合学科高等学校長会会長挨拶、生徒実行委員長挨拶、来賓挨拶の後、発表が始まりました。
  プログラム(内容は要約)
  「産業社会と人間」夏季課題発表 (1年次生)
  「管理栄養士について」
  1年次のTさんは、実際に病院で栄養士をしている人にインタビューしました。国家試験のことや仕事のやりがい、どういうところが大変か、仕事をする上で大切なこと等を教えていただきました。また、管理栄養士になるために、高校1年生の今「何をしておかなければならないか」や「どんな勉強をすればいいのか」のお話も有意義でした。このインタビューを通して、「見えないところの努力が大切。私たちが知っている仕事の側面はごく一部で、知らないことが一杯ある。だからこそ、今たくさんのことを知って、その上で今できることを精一杯することが大切だ」ということが分かりました。
  ・「子どもの笑顔がみられるように」
 
  妹の誕生で、子どもの発達に興味を持つようになりました。トライやるウイークで幼稚園に行き、実際に子供と触れ合って幼稚園教諭になりたいと思い、神戸甲北高校に入学しました。授業で「世界の子どもたちの中にはゴミの山をあさって生活している子どももいる」ということを学習し、将来は青年海外協力隊の一員になり海外の子供たちを支援したいと思うようになりました。
そのために幼稚園教諭の免許を取るだけでなく、語学力やコミュニケーション能力もつけなければならないと考えるようになりました。容易ではありませんが、「子どもの笑顔がみられるように」という原点を実現するために、一生懸命取り組もうと決意しています。
   
2年次体験発表
  ・「I am ラガール」 (2年次生)
 
  ラグビーは女子のスポーツだとは思っていませんでした。最初入部した時は女子2人だけでしたが、総体を終えたバレー部の先輩が5人入部し7人になりました。11月23日、兵庫県総体決勝男子の前座として神戸甲北対近畿選抜の試合が行われ、甲北単独チームとして試合をし、初勝利を味わいました。試合に勝ったことは嬉しかったですが、「自分たちを支えてくれている周囲の人たちのおかげでラグビーができているのだ。感謝の気持ちを忘れてはいけない」ということに気付かされたことが大きな収穫でした。部員も12人に増え、全国高等学校ラグビー選抜大会に近畿代表チームとして出場(1勝3負)、長野県菅平高原での全国高等学校女子セブンス大会に近畿代表選手として15名が選ばれ出場、18歳以下全国高等学校女子セブンス東西対抗戦に3名が選出され出場等、着実に実績を積んでいます。目標は全国制覇。それを達成するために、練習に取り組み、人格を磨き、ラガーマンならぬラガールとなるよう努力しています。
 
外国語発表
  ・英語スピーチ (2年次生)
 
2年前、サンフランシスコに住む叔父さんに会いにアメリカへ行きました。スパーマーケットに行った時、レジの店員さんが言った言葉が全然わかりませんでしたので返事もできませんでした。実はそれはスペイン語だったのです。アメリカだから英語で返答すればよかったのに、気が動転していて、それどころではありませんでした。。高校に入り、オーラルコミュニケーションの授業を選択しました。英語力を高めるためです。授業で英語を聞いたり、英語の映画で勉強したりしています。再びサンフランシスコを訪れた時、今度は堂々とスーパーマーケットで英語で会話がしたいと思っています。  
   
  ・韓国・朝鮮語スピーチ (2年次生)
 
私は韓国・朝鮮語の授業を受けています。文部科学省主催の日韓交流事業に兵庫県代表として参加もしました。韓国での交流は充実した日々でした。韓国の高校生は、一生懸命に日本語で話しかけてくれ、とても積極的な印象を受けました。自分が話した韓国語が伝わるというのはとても嬉しかったです。韓国の学生はとても勉強熱心でした。この体験を通して、さらに韓国とのつながりを深めていきたい、将来は韓国に関わる仕事に就きたいと強く思いました。この夢を実現させるため、神戸甲北高校で一日一日を大切に過ごしたいと思っています。  
  ・中国語スピーチ (1年次生)
 
中国の小学校の教科書に載っている『四つの一番』という話です。秋、ビン君は「秋が果物がおいしくて一番いい」と父親に言いました。冬、「雪が降って楽しいから冬が一番いい」と言いました。春、「虫がいっぱいいて春が一番いい」と言いました。夏、「釣りや夕涼み、スイカを食べることができるので夏が一番いい」と言いました。父親は、「秋、冬、春、夏、おまえはずっと『一番』と言っているね」と言いました。  
 
ボランティア委員会発表
 
  東北復興支援の一環として行われた「夢と希望ときずなのプロジェクト」に参加し、宮城県の小学生40人が神戸に招待された時にボランティアリーダーとして関わりました。震災で傷ついた小学生の心を少しでも癒したい、そういう思いでした。最初は地震や津波のことについては一言も話さない子どもたちでしたが、一緒に生活する中で、4日目になって初めて当時の様子を話してくれるようになりました。やっと心を開いてくれた、と感じました。さまざまな交流を通して子供たちを少しでも勇気づけたいという気持ちでしたが、終わってみると自分自身が成長させてもらっていました。子供たちとの手紙のやり取りは今でも続いています。その後、学校生活でも責任を持って行動できるようになりました。今私たちにできることは、@震災を忘れないこと、A伝えていくこと、B今を一生懸命生きること、だと思います。
 
プレゼンテーション(卒業研究) 3年次
  ・「古(いにしえ)より伝わる日本の美しい色 
 
私は小さいころから色に対するこだわりは強かった。成長するにつれ、色だけではなく染色へと広がってきました。日本は南北に長く、私たちは場所や季節によって様々な自然の色に囲まれて生活しています。人々は草木花の色合いや空の色の移りかわりを肌で感じてきました。そして、その変容を瞬時に捉え、詩文や手紙など、様々な形として表してきました。染色もその一つです。人々は美しい自然の姿に人々は魅せられ、ほんの少しの微妙な色の違いでも、そのひとつひとつを愛し、名前をつけてきました。日本人のこの豊かで繊細な色彩感覚を、身近な染料で表現したいと思い。実際に草木染に挑戦しました。」  
  ・世界の名水『神戸ウォーター』
 
  神戸ウォーターは「世界一の名水」と言われてきました。神戸港開港当時、赤道を越えても腐らず美味しさが落ちないという優れた特性から、そう言われたのでした。私は神戸ウォーターを自分の目で確かめるために布引へ行った時、沢に浮かんでいたゴミを見て、驚愕しました。心なきハイカーが捨てて行ったのか、近くの住民が捨てたのかはわかりませんが、今でも名水に値する水質なのか、という疑問が浮かびました。何気ない人の営みが自然を破壊しているという悲しい現実を改めて残酷なものだと感じました。私は布引の水を調査することで、現在の水の問題を研究することにしました。布引の水と市販のペットボトルの水、湧水などの水質や汚染の度合いを比較検討しました。少し汚染の可能性があるものや、きれいな水など、様々な結果がでました。地球上にある水は13.8億Km3、そのうち海水は97.5%、淡水は2.5%と言われています。。私たちが利用できる水は全体の0.02%しかありません。わずかしかない水を大切にしなければならないと思います。
 
  アジアの音楽(チャンゴ演奏・「ソルチャング」) (アジアの音楽選択者)
 
チャンゴは韓国を代表する伝統打楽器で、日本の鼓の原型になったと言われています。左右に違う形のバチを持ち、右手側の高い音は天、左手側の低い音は地、形は人を表し、一つの宇宙を形成しています。昔お祭りの際に名人たちがこぞって腕を競い合ったところからソルチャングが生まれたと言われ、そのリズム形態は6/8、12/8拍子と騎馬民族であった名残とも言われています。「アジアの音楽」という選択科目を学習している5名で演奏しました。
 
3年次体験発表
  ・「坂を登った3年間」 
神戸甲北高校で過ごした3年間を誇りに思っています。多くの壁を乗り越え歩んできた道のりは自信に変わり、次のステップへ進む活力となっています。数多くの経験の中から3つをお話しします。ボランティア活動:ボランティアを勧めてくれた先生のおかげでボランティア委員会に入り、様々な活動を行いました。そして、人と人とのつながりを深く理解することができました。実習:70時間の体験活動、ワークキャンプ、保育実習、育児実習等の実習を多く体験しました。実際に体験したことは進路を決める手がかりとなりました。今私は特別支援学校教諭を目指して勉強しています。卒業研究:「障がい者の休日」をテーマに研究しました。障がいを持った友達は休日をどう過ごしているのかを調べていくうちに、それまで考えてもいなかった様々なことに気付くことができました。私にできることは、これからも活動に参加していくことだと思っています。大学でもこの研究を深めていくつもりです。大学生になっても、神戸甲北で培った積極性と協調性を武器に全力で取り組みたいと思います。  
 
   県立淡路高等学校の発表
  ・We love 「Awaji の めぐみ」
 
  淡路島の豊かな農産物「淡路のめぐみ」を原料にしたオリジナル商品を開発し、淡路島を元気にしたいとの思いで活動を続け、「淡路島クッキー」と「びわのシラップ漬け」が誕生しました。花と緑と海のめぐみ系列栽培加工コースで取り組んだ2年間の活動を発表しました Plan:「淡路のめぐみを原料にしたオリジナル商品を開発し、淡路島をPR  Do:試行錯誤を繰り返し、びわのシラップ漬けと淡路島クッキーを開発 Check:5つの問題点について改良方法を考え、改めて作り直し、自信をもって販売できる商品が完成 Action:商品が長く受け継がれるものにするため、標準化し、大量生産が可能となる Check2:新商品について調査 Action2:「淡路のめぐみを知り、伝える活動」の開始
淡路を元気にするという目標のために、これからもPR商品の開発を続けていきたいと思っています。
  
   神戸市立須磨翔風高等学校の発表
  ・「浮世絵におけるデフォルメについて」 (3年次生)
  浮世絵は、描かれた時から今でもたくさんの人々に愛されています。独特の色彩や魅力的なモチーフなど様々な理由が考えられていますが、庶民の間で独特の進化を遂げてきたデフォルメ技術の高さも大きな要因だと思います。デフォルメとは、制作の際にモチーフを作者が意図して変形して表現する手法のことです。富士山の形を変えたり魚のひれを手足み見立てたりと、様々なデフォルメ技術を使って数々の名作を生み出してきました。それは自分の世界を、より明確により滑稽に表現するために彼らが編み出したものです。こお素晴らしい表現方法をこれからも継承し、生かしていくべきだと思います。
   
    県立須磨友が丘高等学校の発表 (3年次生)
・「球体関節人形の制作」 (3年次生)
 
  ハンスベルメール氏の球体関節人形。私はそれに大きな衝撃を受け、人形という幅広いジャンルに深く興味を持つようになりました。それがきっかけでドール制作にも興味が湧きました。今回課題研究を始めるにあたって、以前から憧れていた球体関節人形の制作に挑戦することにしました。現代のおもちゃ産業の商品、人形作家の作品等の特徴を比較し、サブカルチャーとして、芸術としての様々な人形のあり方についても視野を広げていきました。そこから書籍などを参考に球体関節人形の仕組みを詳しく調べ、自分の作りたい人形のイメージを決めて実際に制作を始めました。 人形づくりの大変さと魅力を身を以て体験しました。
 
発表がすべて終了した後で、全体講評を兵庫県教育委員会の先生からいただきました。
     
 
実行委員からお礼を述べました。
     
 
 最後に、司会者がお礼の言葉を言い、すべてが終了しました。
     
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