平成29年 入学式式辞  
    

式  辞

 

春の訪れを知らせる桜の花もようやく咲き始め、本日、兵庫県立神戸甲北高等学校第四三回入学式を挙行するに際し、小田政子PTA会長様、有居徹彦同窓会長様、丸岡登神戸市立桜宮中学校長様、小川柳太北区青少年育成協議会会長様をはじめ、本校PTA役員の皆様にご参列いただきましたことを、高いところからではございますが、御礼を申し下げます。ありがとうございます。

 新入生諸君、改めておめでとうございます。今日から神戸甲北高校の一員として、それぞれが勉学に部活動に精一杯活躍する姿を期待しています。本校は今年度総合学科改編21年目をスタートさせます。今までの様々な取組みを元に、生徒諸君が今後の人生設計をしていく上でのサポートをより進化させ、予測不能な社会の変化にも耐えうる人材育成を、我々教職員のミッションとして精力的に取り組んでいこうと考えています。

その基本方針として「すべては 君のために」を軸として、「WITH YOU」というテーマを掲げ、全力で君たちへキャリアガイダンスを推進し、グローバル人材の育成を図ります。この「グローバル人材」とは、今あらゆる場面で言われていますが、一体どのような人材でしょうか?

単に英語ができるというのではなく、英語はコミュニケーションツールとして身につけていて当然であり、その上で日本文化の長所を伝えることができる、異文化で育ってきた人々と共生することができる、また、日本人同士でも多様性を認め合い共存していくことができる そのような価値観を持っている、このような人材がグローバル人材だと考え、本校教育活動を進めたいと考えています。

今、日本社会また世界はどう変化していくのか全く予想ができません。阪神淡路、東北、熊本と大きな震災によって、人間としての絆の大切さが日本人に芽生え、根付いています。しかし、世界では北朝鮮のロケット発射、トランプ政権による爆弾発射など、誰もが忘れかけている戦争への危機も感じる人は多いはずです。

そんな世の中において、人の幸せを構築するにはどのような生き方をすればいいのでしょうか?そのためには、やはり君たち自身が、この甲北高校でしっかりと人間としなければならないこと、人間しかできないことを学び、社会に貢献する力を身につけることこそが重要だと考えています。

かの坂本龍馬はこんな言葉を残しています。

【世の人は 我を何とも言わば言え  我が成す事は 我のみぞ知る】

これは他人から受けるプレッシャーに負けず、何があっても自分を信じることへの強い決意を表した言葉です。この和歌は、国の重要文化財の一つになっています。

 君たちが今後の高校生活の中でも強い決意を持ち続けられるよう、この言葉を贈ります。

 ご家族の皆様、今日この日を迎えられ本当におめでとうございます。お子様は9年間の義務教育を修了され、後期中等教育の玄関まで来られました。この日までご家族の方々の絶大なる支援があったからこそ、今日ここに子供たちがいます。本当にお疲れ様でした。しかし、これからもご家庭でたくさん会話をして頂き、まだまだ悩むことが多いお子様をサポートしていただくことをお願い申し上げます。

 最後に 本校校歌にある「栄光の道 拓くなり」「誠の心 創るなり」「生甲斐の道 歩むなり」

 という三つの道を求めて、君たちの輝きながら努力する姿を思い浮かべて式辞と致します。

              平成29年4月1日       兵庫県立神戸甲北高等学校長  

   河  内   孝  夫

    
   
   
















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