桜の花を中心に、香風のKと高等学校のHを組み合わせ、流れる風をイメージしてデザインしている。 五弁の花びらは1部・2部・3部の生徒・科目履修生・社会人を意味し、生涯学習社会に対応した単位制高等学校の生徒を表現している。
 桜(さくら)の旧字は「櫻」と記し、木偏に「嬰」(貝の首飾り)からなり、「花が木を取り巻いて咲く」ことを意味している。このように桜は、生徒たちがこの学校を母胎として個性を伸長して花開く様子を表現している。
 また、桜の花の色は、この学校に集う生徒たちの温もりを表現し、風の薄藍色は「青は藍より出でて藍より青し」のように生徒たちが未来に向けて自己を表現する存在になるという思いが込められている。
 このデザインは本県教育委員会事務局高校教育課の藤井淳一指導主事(職名は作成当時)によるものである。)