ごあいさつ






第11代校長 桑田 圭介

庫県立西宮香風高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。第11代校長の桑田圭介(くわた けいすけ)と申します。本校には平成30年4月から令和2年3まで教頭として勤務させていただき、3年ぶりに学校長として戻ることになりました。今後は本校が築いてきた伝統を継承しつつ、微力ながら本校生徒のために尽力して参る所存です。

本校は平成13年に兵庫県初の多部制単位制の定時制高等学校として、ここ西宮の地に誕生しました。桜の名所である夙川の河口に広がる香櫨園浜の風が香る「香」と、多部制単位制という弾力的な教育課程を生かした教育内容から生まれる学びの「風」が広がることを期待して、「西宮香風」と命名されました。令和2年20周年を迎え、現在3,000を超える卒業生がそれぞれのステージで活躍しています。開校以来、勤労学生はもとより、異なる年齢の生徒、異なる学習歴を持つ生徒、特別な教育ニーズを持つ生徒など多様な生徒が、1部、2部、3部にそれぞれ所属し、学んできました。そこでは、基礎・基本の学力を身につけ、仲間との交流を通して思いやりや社会のルールを学び、個性を伸ばすことで、共生社会を積極的に築いていける人となることをめざしています。今後もこの目標の実現に向けて教育活動を進めて参ります。

西宮香風高校には多様な価値観を認め合い、共に学ぶことができる環境が整っています。そして、多部性単位制の長所を活かし、少人数授業や多彩な開設科目を設け、生徒一人ひとりの学習ニーズに答えながら確かな学力の定着と共に、社会的自立に向けたキャリア形成を支援していきます。また、部活動や学校行事、ボランティア活動、国際交流など、様々な教育活動を通じて自分の個性を生かしながら活躍できる場所がいくつもあります。西宮香風高校なら自分らしく、自分が輝く場所がきっと見つかるはずです。私たち教職員は、一丸となってみなさんの夢の実現をサポートします。

最後に、本校生徒を見守り、支えていただいているPTA、卒業生、地域の皆様をはじめ、本校に関わるすべての方々に心よりお礼を申し上げます。どうぞ引き続き温かいご理解ご支援を賜りますようお願いいたします。

令和5年4月

兵庫県立西宮香風高等学校
 

校長  桑田 圭介 



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