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     第2学期始業式(R1.9.2)校長挨拶

みなさんこんばんは。夏休みも終わり、今日からいよいよ2学期です。夏休みはどうでしたか。普段できないことにチャレンジできましたか。

 この夏、うれしいことが三つありました。一つはこの後表彰式でも紹介しますが、柔道部のA君が全国大会に出場し、個人戦で3位入賞を果たしてくれたことです。本当によく頑張りました。

もう一つは、先週土曜日の神戸新聞で、O君がエンべデットシステムスペシャリスト試験に合格した記事が大きく取り上げられたことです。実務経験が無い高校生が合格するのは本当に珍しく、O君の日頃の努力の賜だと思います。O君おめでとう。

三つ目は私の大学時代の友人のところに初めてのこども、女の子が生まれたことです。

 その友人は私より一つ上の今年57歳です。なぜこの年になって第一子に恵まれたのかはみなさんの想像にお任せするとして、彼は娘に「希望」の「希」に「永久」の「久」と書いて「希久(きく)」と名付けました。我が子が成人するまで生きていられるか分からない。自分が応援し続けられなくても、娘には希望の光が永遠に差すように。そんな思いからそう名付けました。

人やものに名前をつけることを「命」に「名」と書いて「命名」と言います。名付けるという行為は、その存在を他と区別し、認識することを意味します。「命名」とはまさに名をつけることによって、命を認め、与えるということです。

名前にはいろいろな意味や思いが込められています。みなさんも自分の名前や身の回りのものの名前について調べてみてください。そこにはいろいろな発見があると思います。