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第2学期始業式(H29.9.1)校長挨拶

  

皆さん、こんにちは。

ここ数日すっかり朝晩は過ごしやすくなり、夏の終わりを感じていると思います。太陽が沈む日の入りの時間を7月20日の1学期終業式の日と、今日を較べると45分も早くなっています。これからどんどん日の入りは早くなり、秋を迎えることになります。

今日から42日間の夏休みが終わり、2学期が始まります。今年の夏休みを振り返ると、学校では3修制の集中授業から始まり、三者懇談、卒業年度の生徒は進路活動、8月には壮行会を行ったバドミントン部の全国大会出場、そして部活動等で登校した生徒が多くいたと思います。夏休み中の大きな事故の報告は聞いていませんので、こうして皆さんがそろって元気に2学期を迎えられたことを嬉しく思います。

 さて、今年の夏は関東から北日本にかけて非常に不安定な天気が続き、雨が多かった印象がありますが、関西では8月7日に台風5号が迷走しながら和歌山県に上陸して、石川県や東北地方に抜けて行った時に大雨が降りましたが、それ以外は安定した天気が続いたと思います。その分、暑い日も多かったので寝苦しい日々が続いて、登校している日に比べて多く仕事を入れていた生徒は、大変な夏だったと思います。早い時期に学校に登校するペースに戻して欲しいと思います。幸い、明日と明後日は休日だし、週明けからは短縮授業が組まれています。うまく活用して下さい。

 話は変わりますが、今年の夏休みは先生方にお願いして、中学校訪問を例年以上に多くしていただきました。私も明石市立の中学校を6校行かせてもらいました。その中で中学校の進路担当の先生や校長先生に聞いた話で、「定時制高校は数年前から雰囲気が非常に良くなり、学習環境が落ち着いてきましたね」とか「神戸工業も、安心して薦められる定時制高校になりましたね」など、お褒めの言葉を多くいただきました。それは決してお世辞じゃ無くて、中学校としての感謝の言葉でした。本当に嬉しかったです。先生方の努力ももちろんあるでしょうが、生徒諸君がしっかりと学校生活とアルバイトを両立して卒業や進級している姿を見てくれているんだと思います。2学期は、オープン・ハイスクールで中学生や保護者・先生方に生の姿を見ていただく機会があります。ぜひ、その場で日頃の努力を見てもらうことにしましょう。

2学期はオープン・ハイスクール以外にも多くの学校行事があります。9月は神戸地区の生活体験発表会、就職試験、10月には、今年は体育大会があります。人権講演会、薬物乱用防止講演会などの講演会。工業教育フェア。参加しない行事もあると思いますが、どの行事でも参加する生徒は精一杯やって欲しいと願います。

 最後になりますが、秋は○○の秋と表現することがあります。芸術の秋、スポーツの秋とか読書の秋。皆さんもこの2学期、一歩目標に近づけるように何かの秋として、短期間の目標を立ててみてはどうでしょう。勉強の面でも、部活動でも、あるいは1学期に失敗した検定試験合格でも良いので、ステップアップする為の目標を立てて、努力の秋、成功の秋となるように願っています。さらに充実した2学期にして下さい。

以上で2学期始業式の言葉を終わります。