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    第1学期終業式(H29.7.20)校長挨拶

 

  平成29年度がスタートして約3ヶ月半が過ぎ、本日で1学期終業式を迎えました。昨日、近畿地方も梅雨明けとなりいよいよ夏本番という時期になりました。皆さん1学期を振り返ってどうでしたか?

 1学期は多くの学校行事がありました。振り返ってみると、新入生歓迎行事、生徒総会、避難訓練、いじめ防止講演会、球技大会、クリーンプロジェクト、検定試験、校内生活体験発表会、性教育講演会、小学生親子工作教室。

 どの行事でも皆さんはしっかりと話を聞き、きちんと行動してくれました。特に、校内生活体験発表会や講演会が終わった後の感想文を読ませてもらう度に感動をさせられました。本当に嬉しく思います。

さて、2年生から4年生の皆さんには1学期の始業式で、「判断する力」をつけましょうと言う話をしました。

 どういう内容だったかと言うと、人の話や意見を聞くとき、その内容を一度受け入れてから「判断する力」を身につけて欲しいということ。人の話や意見をじっくり聞くことは、社会人として大人として、成長していくために必要なことですよ、と言うことでした。 

 1学期を振り返ってどうでしたか? 多くの学校行事の中で「判断する力」は育っていますか? 授業の中でもそうですが、行事の中で身に付くことはたくさんあります。毎日を無駄にせず、社会人として大人として成長してください。あらためてお願いしておきます。

もう一点、お願いです。明日から夏休みと言っても、3修制の2・3年生は集中授業が始まります。あるいは仕事をしている皆さんにとっては、学校があるとき以上に働かなければならないかも知れません。しかし、夏休みに是非もう一度、自分の目標を見つめ直して欲しいと思います。目標も無く、ただ何となく1学期を過ごしてしまった人は、夏休みの宿題として自分の進むべき道を見つけて下さい。また、卒業年になっている皆さんは進路決定と言う課題があります。家族や先生方としっかり相談して、進路を決めて下さい。

最後になりますが、夏休み中ケガも無く、事故も無く9月1日の2学期始業式で、全員元気な姿を見せて下さい。

以上で1学期終業式の言葉とします。