神戸工業高等学校ホームページ


第3学期始業式(H29.1.10)校長挨拶

 

   こんばんわ!

 新年あけましておめでとうございます。

 例年より少し長い冬休みが終わり、3学期が始まります。

2学期終業式の挨拶で言いましたが、年末年始いろいろと周囲の人と話をしたり、アドバイスを受けたりしましたか? 「一年の計は元旦にあり」と言われます。一年の計とは、一年の計画。元旦にありとは、1年間の最初の日である1月1日に立てよ。だから、「一年の計は元旦にあり」とは、1年間の計画は、元旦に立てよ。と直訳できます。本来の意味としては「計画は早めにしっかりと立てるべきだ」というものですが、皆さんは、このお正月に自分の生活設計を立てましたか? この一年間どう生きよう。この一年間何をしよう。何を目標としよう。と、考えましたか? この平成29年の一年間の計画は難しいかも知れませんが、少なくてもこの3学期の目標について、早い時期に考えてみて欲しいです。

さて、同じ学期でも1・2学期にくらべて3学期は非常に短いです。1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。と言われるように、学校でなくても社会でも短く感じる期間です。

 3・4年生は、すぐに学年末考査があります。卒業を控えている生徒にとっては卒業考査になりますが、失敗は許されません。精一杯、最後までやり抜いて自分の手で卒業をつかみ取って欲しいと思います。さらに、進路が決まっていない人は、しっかりと先生方の指導のもと卒業式までに進路を決めてください。進路が決まった人は、就職・進学に対する準備も併せてしっかり行ってください。

2年生は、来週から修学旅行です。体調を整えると共に準備も怠りなくその日を迎えて欲しいと思います。帰ってきてからも、学校生活のリズムをしっかり整えて進級に向けて一歩一歩進んでください。

学習成績を見せてもらうと、1・2年生の中に欠点を持っている人がたくさんいます。3学期は先ほども言ったように非常に短いです。何事も先送りしているとあっと言う間に時間が過ぎて、勉強も取り返しが出来なくなります。今一度、自分の将来を踏まえ、今何をすべきか考えて学校生活を送ってください。

 最後に。

 新年になり暖かい日が続きましたが、明日から寒波がきて寒くなるようです。学校の登下校も辛い時期になりますが、欠席することなく、一日一日大切にして充実した日々を送ってくれることを期待して、3学期始業式の言葉とします。