授業の流れ
学習・教材資料
利用者の立場に立って課題を明確にし、動きの組み合わせや工夫を考え、チームで協力してプログラムづくりに取り組む。
プログラミング教育のねらい
・想定から実際を見通す力をつける
・試行錯誤しながら、問題を焦点化し、解決する手順がわかる
・利用者の視点で、チームで協力してプログラムづくりに取り組む
学習指導案
【単元の流れ】※( )内の数字は時間数
【本時の学習】(6/7時間)
計画をもとによりよい自動運転バスプログラムをつくろう
単元計画
1 信号のはたらきを実演してコンピュータのよさを知ろう(計1時間)
・交差点の信号の働きを動作化してコンピュータ処理のよさを考える1 自動車ロボットを組み立てて動かそう(計3時間)
・ブロックを組み立てて、基本的な操作を理解する(1)1 自動運転バスのプログラムをつくろう(計2時間)
・自動運転バスに求められている動きや工夫について考え、プログラミングする上での課題として明確にする(1)2 つくったプログラムを発表しよう(計1時間)
・完成したプログラムを発表する学習活動
導入
1 前時に立てた計画をふり返り本時の課題をつかむ。
(1)計画や前時のホワイトボードから、本時で実現したい動きやプログラムを具体的に想起させる。
展開1
2 班ごとにプログラムを入力する。
〈条件〉
・ぶつからない
・児童で前進する
・左折プログラムは自動で止まる
・プログラムは前進と左折の2種類に分ける
(1)まず「絶対に必要な動き」のプログラムから入力させ、課題を解決できる最低限の動きを実現するよう指示する。
(2)課題ができたら、「お客さんのための動き」を入力して、よりよい自動運転バスになるように改善させる。
展開2
3 となりの班とペアになり、プログラムを実行して、よい点や条件を満たしているか、修正・改善すべき点がないかなどを伝え合い、再度プログラムを入力する。
振り返り
4 次時はつくったプログラムを実行して説明することを伝え、振り返りを書かせる。
(1)次時は、ゴールカードの内容やそれを実現するためにどのような動きを取り入れたか、工夫した点や難しかった点などについて説明することを伝えて、次時までのお見通しを持たせる。
児童生徒の活動
作成したプログラム
活動の様子
授業者の声
(お年寄りや体の不自由な方を含めた)すべての人にとってのより良い自動運転バスを実現しようとする活動を通して、プログラミングをより良い社会作りにいかすという態度を養ってもらいたいです。
多可町中町南小学校 市位 真