授業の流れ
学習・教材資料
プログラミングによってエネルギーを効率よく利用されている道具を知り、プログラムを作りその道具を制御することで、エネルギーを効率よく利用する方法を体験する。
プログラミング教育のねらい
身の回りにあるセンサーや光の点灯を制御するプログラミングを体験することで、自分たちの身の回りにある電気を効率よく利用している道具の仕組みに興味をもたせると同時に、プログラミング的思考を育成する。
学習指導案
【単元の流れ】※( )内の数字は時間数
【本時の学習】(11/11時間)
単元計画
1 発電と電気の利用について(計1時間)
・電気に関する既習事項をふり返り、本単元の学習に必要な事項を確認する2 手回し発電機で発電しよう(計3時間)
・手回し発電機には、どんな特徴があるかを調べる3 電気をたくわえて使おう(計3時間)
・発電した電気をコンデンサーに蓄え、利用することができるかを調べる4 電流による発熱(計2時間)
・電熱線がよく発熱する条件を調べる5 電気の変換と利用(計1時間)
・身の回りにある道具の電気の利用の仕方について調べる6 電気の効率的な利用(計1時間)
・レゴ®WeDo2.0を使って明るさセンサーで制御するプログラムをつくり、エネルギーを効率よく利用する方法を知る(本時)学習活動
導入
1 これまでの学習をふり返り、電気を効率よく利用するための方法を考える
(1)前時までの学習をふり返ったり、身の回りの電気を利用している道具に注目し、電気を無駄に使わない実例を発表したりする
展開1
2 課題を確認し、モーションセンサーのプログラムを考える
(1)LEDライトが青の時は消灯していて、白の時は点灯していることを確認する
(2)プログラムの意味を知る
(3)個人→グループ→全体の順で、モーションセンサーのプログラムについて考える
(4)グループで話し合う際に、ホワイトボード等を活用し、考える
(5)全体交流を通して、もう一度グループで手順を確認して、タブレット端末でプログラムを作成し、実行する
展開2
3 全体でグループで作成したプログラムを交流し、よいところや気付いたことを発表する
(1)自分たちのグループで作成したプログラムについて全体で発表する
(2)自分たちのグループと発表するグループのプログラムを比較しながら聞く
(3)全体交流の後、自分たちの考えたプログラムが効率的な手順になっているかどうかを確認する
振り返り
4 電気を効率よく活用するプログラムを作成し実行したことについて、考えやことや気付いたことを記述する
児童生徒の活動
作成したプログラム
活動の様子
授業者の声
個人やグループ、全体でプログラムの手順を考えさせることで、エネルギーを効率よく利用している道具に興味をもたせることができた。
豊岡市立八条小学校 田仲 渉