授業の流れ

学習・教材資料

第2学年 音楽科

グループで2拍分のカードを並び替え,4小節のリズムづくりを行うアンプラグドによるプログラミング体験を取り入れた。終末では,グループで作成したリズム譜を楽器(太鼓)を使って発表した。この学習は4年生「日本の音楽に親しもう」での旋律づくりにつながる。

ひょうしをかんじてリズムをうとう(教育芸術社)

配布プリント

〇ホワイトボード
〇リズムカード

ソフトウェア・教材等

〇アンプラグド

プログラミング教育のねらい

・音符や休符のそれぞれの長さを意識しながらリズムカードの適切な組み合わせを考え,リズム譜を作ることができる。
・作成したリズム譜を見返し,自分たちの思いにあった音楽になるようグループで試行錯誤しながらカードを並び替えることができる。

学習指導案

【単元の流れ】※( )内の数字は時間数

【本時の学習】(8/9時間)

単元計画

1 2拍子のリズムを感じながら,「この空とぼう」のリズム打ちをしましょう。(2)

2 3拍子を感じながら,「いるかはざんぶらこ」のリズムを打ちましょう。(2)

3 2拍子を感じながら,「山のポルカ」のリズムを打ちましょう(3)

        

4 繰り返しをつかって音楽をつくりましょう。(計2時間)
・リズムカードを使って,リズムの組み合わせを工夫しながらおまつりのリズムを作り,演奏する。(本時)
・グループに分かれてリズムをリレーしたり,友達とリズムを重ねて演奏したりする。


学習活動

導入

1 前時までに扱ったリズムについて振り返る。
・カードをならべかえながら,おまつりがたのしくなるようなリズムをつくり,えんそうしよう

            

展開

2 繰り返しを使ってリズム譜をつくる。
(1)6枚のリズムカードのリズムを確認する。
(2)4小節のリズム譜をつくる。
(3)演奏する。

point!
どのリズムカードを使った一目でわかるように
色分けし,印刷するのがポイント。

振り返り

3 学習を振り返る。


児童生徒の活動

作成したプログラム

活動の様子

授業者の声


アンプラグドな活動であってもプログラミング教育の考え方にもとづいて授業をすると児童全員が意欲を持って学習に取り組むことができました。ぜひ実践してみてください。

太子町立石海小学校 竹本 直史