U 知らない自分が見えてくる・エゴグラム活用の試み
                兵庫教育大学学校教育学部附属中学校 田中順子


要旨

 中学生に対する「心の教育」の指導案の1つとして、中学校1年生38名(男子19名、女子19名)に交流分析エゴグラムの2時間プログラムを実施した。エゴグラムとは、心のエネルギー量を目に見える形で表わしたものである。CP(批判的)、NP(養育的)、A(大人心)、FC(自由な子ども心)、AC(従順な子ども心)の5つの視点からの交流分析理論(TA理論)である。生徒たちが直面する進路や学習,友人関係の不安を少しでも取り除き、ありのままの自分の姿に気づき、自分と友人とがどのように関わっているかを出発点としている。生徒たちは、この2時間プログラムに意欲と関心をもって取り組み、P,A,Cを用いた自我状態を正しく学ぶことができた。その結果、クラスの雰囲気は上がり、生徒は「僕自身の高めたい点もあったし、自分がどういう人間かを振り返ることができた」等の感想を述べた。エゴグラム実施前と後の日本版STAIテストを比較すると、実施後、状態不安を訴える度合いが低まった。これは、本音と本音の交流ができる人間関係のもと、他者からの言葉で状態不安が有意に低まり、自尊感情が高まったと見ることができる。このプログラムが「心の教育」として有効であったと言えるだろう。

1 はじめに
 現代の中学生は、社会的環境や発達過程において、常に不安を感じ、ストレスを抱えた状況にある。人に言えない悩みを打明け、安心して相談できる相手を探すのは決して簡単なことではないようである。そのような中学生が、交流分析のプログラム(エゴグラム)により、「ふれあいづくり」を実践し、メンバー相互がポジティブな関心をもち、他者の存在を認め合う学習は、自己啓発の一助となり、人間としての成長を促進し、これからの生き方のエネルギーになると考えられる。エゴグラムのねらいは、まず、ありのままの自分の姿に気づき、自分の対応の仕方を変えてみることを出発点としている。

エゴグラムについて
交流分析理論を構築したエディック(1910〜1970)によって考案された。日頃、自分はどんな態度をとっているか、また、それはどのような性格からきているのか、性格をどのように変えていくのが一番良いのか。エゴグラムは、状況や場面によって異なる人間の在り様に見る傾向を、グラフ化したものである。フレームは、P(親心)、A(大人心)、C(子ども心)の3つである。3つの自我状態のもとで、さらに、CP, NP, A, FC, ACと5つの自我に分かれる。  
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2 授業の指導案
1 対象  中学1年生(男子19名・女子19名 計38名)
2 時間  L.H.R. 2時間配当
3 場所  多目的教室(北館1F)  
4 ねらい  自分の性格や態度について自己評価し、エゴグラムに表わす。合わせて、友人からの評価もエゴグラムに表わす。それらをフィードバックさせることで自己理解を深め、自己啓発への具体的な一助とさせる。
5 準備物  エゴグラム記録用紙、心のアンケート(日本版STAI)、資料プリント
6 配慮  エキササイズに楽しく参加できるように、肯定的な言葉を25用意する。
7 展開

1時間目   自分に対するエゴグラム

場面 活動内容 留意点
ウォーミングアップ 生徒:瞑想
呼吸法(腹式呼吸:10秒呼吸法)
・心を落ち着かせる。
・ストレスを和らげるために、呼吸法が役に立つことを知らせる。
インストラクション 教師:本時のねらいを知らせる。
生徒:内観する。
(1)友達に知ってほしい自分の特徴を考える。
(2)6〜7人のグループができたら、円になり、肩たたきをしながら触れ合いをもつ。
・深く考え過ぎず、自己理解に役立たせる
・男女6〜7人の班を6つ作る。
・相手から優しさや思いやりをもら
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エキササイズ 教師:エゴグラムチェックリストの記入について説明する。
生徒:チェックリストの質問紙より○△×のいずれかを選んで記入する。
生徒:各項目の合計点を鉛筆で書き入れ、折れ線グラフを作成する。 
(○は2点、△は1点、×は0点)
(1)各自の折れ線グラフと資料「私の3つの心」より、性格傾向を考える。
(CPは父の心、NPは母の心、Aは大人の心、FCは自由な子供の心、ACは 順応した子供の心
(2)各自のエゴグラムをグループで見せ合い、メンバーの感想を聞く。
・直感的に答えるよう促す。
・エキササイズに楽しく参加できるように、肯定的な言葉を25個用意する。
・エゴグラムの見方(CP, NP, A, FC, ACの特徴)を説明したプリントを配布することにより、グラフの理解を助ける。
・自分のグラフを見て、高い部分、低い部分を考えさせ、自分の性格を知る手がかりとさせる。
・自己のいろいろな面に気づかせ、自己理解の一つとさせる。
・グループで見せたくない者は無理をさせない。
  生徒:隣同士でこれまでの感想を話し合う。 ・発表できる生徒には発表させる。

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3 授業効果の分析方法
 「交流分析(TA)エゴグラム」の効果を測定するために、実施した生徒38名に対して、2時間のエゴグラム授業の前後に、日本版STAI状態不安尺度20項目のテストを実施した(本論文中の別紙資料参照)。2時間目の記録用紙の最後に、「自分のエゴグラムと友人からのエゴグラムをフィードバックし、今感じていること・考えていること」という内容で、一人ひとりにエゴグラムの感想を記入させた。

日本版STAI状態不安尺度20項目とは・・・
Spielbergerによって開発され、日本語に翻訳された。状態不安については、「今」不安によってどうなったかの不安尺度を問うものである。STAI (State-Trait Anxiety Inventory)はアメリカでの原版の標準化において、十分な信頼性、妥当性をもつ一般用、あるいは、臨床用の不安検査であることが示されている。


4 授業実践の内容(授業の流れ及び指示と反応)
(1)インストラクション
@ 肩たたき
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指示
お互いに感謝の気持ちをこめて肩たたきをしましょう。相手から思いやりの気持ちを感じ取り、感謝の気持ちを伝えましょう。
反応
最初は、なかなか取り掛からず、照れもあったようだが、“ふれあい”の一歩は近づいたようだ。

A 3つの自我状態
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指示
人は皆、自分の中に3つの私(P, A, C)を持っています。これら3つの自我状態が相互にどのような位置を占めているか、状況に応じてどのように機能しているか考えましょう。
反応
自分の心の状態を客観的に知るのに、どのような手がかりが得られるか、生徒たちは真剣になってきた。

(2) エキササイズ
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@ 自分から見たエゴグラムの作成
指示
各項目の合計点を書き込み、鉛筆で折れ線グラフを作成しましょう。
反応
ゲーム感覚で、時々友人の分を覗きながらも、熱心に記入する一人ひとりの姿があった。

A エゴグラムの読み取り方
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指示
自分のグラフを見て、高い部分、低い部分を考え、どの自我を低め、どの自我を高めれば良いかを考えましょう。
反応
心の状態が一目でわかるエゴグラムに、「あっとるわぁー」「ピッタリやんか」という驚きの声が、あちらこちらで聞こえた。

(3)インストラクション(パートU)−−−寸劇:会話でわかる人間関係−−−
  (P, A, Cの3つの自我状態を、生徒たちが理解できるよう、教育実習生2名が寸劇を披露する。)
寸劇1
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A:みんなにお弁当を作ってあげましょうよ。(NP)
B:きっとみんな喜んでくれるわね。(A)

寸劇2
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A:桃太郎さん、桃太郎さん、お腰につけたキビ団子、一つ私に下さいな。(FC)
B:あげましょう、あげましょう、これから鬼の征伐に、ついて行くならあげましょう。(CP)

寸劇3
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コップ半分のミルクを見て・・・
A:まだ半分もあるぞ。(AC)
B:なあんだ。半分しかないのか。チェッ。(FC)
反応
寸劇を見て、わいわい、がやがやなれど、ようやくどの立場がPの意見、Aの意見、Cの意見であるのか、理解が深まり、緊張が解け、団欒ムードで進んだ。

(4)エキササイズ(パートU)−−−友人からのエゴグラム−−− 
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指示
お互いを観察しながら、グループ内の友人について、先ほどの質問紙に○△×を記入しましょう。自分について,友人が記入してくれた質問紙から、得点を合計し、平均値を出して、赤ペンで折れ線グラフを書きましょう。
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反応
友人からのエゴグラムの表づくりは、グループにより、時間差がかなりあった。肯定的な良いイメージの言葉によって、グループは和やかな雰囲気になった。

(5)シェアリングとまとめ
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指示
2つのエゴグラム(自分から見たエゴグラム、友人から見たエゴグラム)をフィードバックしながら、どの自我を高めていけば良いか、ワークシートに記入し、発表できる人は、発表しましょう。
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反応
友人からのエゴグラムに,最初は心配そうな様子の生徒たちも、赤と黒の折れ線グラフを見て、「今まで知らなかった自分が見つけられるような気がした。」と感想を述べた。

5 授業の結果
(1)調査結果
 表1、表2から、エゴグラム体験授業によって、状態不安得点は有意に下降したと言える。

表1 関連のある2群の母平均の差の検定と推定

  データ数 平均値 標準偏差
事前合計 38 35.553 10.669
事後合計 38 29.211 7.294

表2 対応のあるt検定

  平均値の差 自由度 t値 P値(上側確立) t(0.95)
事前合計,事後合計 6.342 37 4.559 2.727 1.687

(2)生徒の感想と意見  
@生徒A
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      CP     NP     A      FC    AC
自分   ( 4 )点 ( 4 )点 ( 10 )点 ( 2 )点 ( 8 )点
グループ( 10 )点 ( 7 )点 ( 8 )点 ( 5 )点 ( 8 )点
                ○ 2点  △ 1点  × 0点
感想:自分ではよく分からない、自分のしている態度がどのようなものか分かったのでよかった。結果と自分が当てはまっていたのが意外だった。できるだけ、みんなに好かれるようにしたいと思う。

A生徒B
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      CP      NP     A     FC     AC
自分  ( 3 )点 ( 2 )点 ( 4 )点 ( 6 )点 ( 5 )点
グループ( 6.6 )点 ( 4.6 )点 ( 7.4 )点 ( 6.2 )点 ( 7.4 )点
                ○ 2点  △ 1点  × 0点  
感想:自分で評価した時は、全体的に低かったので、自分で“最悪”だと思った。他の人に評価してもらった時は、ぐんと上がってうれしかった。

B生徒C
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       CP     NP     A     FC     AC
自分  ( 5 )点 ( 6 )点 ( 4 )点 ( 8 )点 ( 5 )点
グループ( 6.6 )点 ( 8.2 )点 ( 4.2 )点 ( 9.6 )点 ( 6.4 )点
                ○ 2点  △ 1点  × 0点  
感想:他の人から、どう見られているか分かったので、いい所は大切にして、悪い所はこれから直していこうと、そしてみんなから好かれるようになりたいと思った。自分がこれから直していけばいい所も分かったのでよかった。


(3)授業を終えての生徒の感想・意見(ワークシートより)
・自分が他人からどう思われているのかわかって良かった
・自分の性格を気にしたことはなかったが、テストをしてみて、変えた方が良い所や、大切にしていきたい所、また、他人から見た自分が分かった。
・この授業で分かったことを生かして、今よりも人に好かれる「いい人」になりたい。
・思いやりは自分では4だったのに、みんなからだと9だったのにびっくりした。自分のことが分かったので良かった。
・今まで他人は自分の事をどういう目で見ているのか,気になっていた。だから、この授業はいい機会だった。
・人から,自分は違った見方で見られていると思った。面白かった。
・かくされた自分というのがよく分かった。一番意外だったのは、ACが高かったことだった。FCが低目なのも驚いた。「私は自由な子供ではないのか?」と思った。
・ほぼ、真っ直ぐな線だったので意外だった。
・学習した事によってこれから自分はどんな所を大切にしたらいいか分かった。私なら人を思いやる心を大事にして、もう少し言いたい事をがつんと言うようにしたい。
・全員に活発だと思われていたのにびっくりした。
・「知らない人」のを書くのは、はっきり分からなかったから,「適当に」書いている事があったりして、きちんとした結果が出せないと思った。
・自分がどんな所を変えればいいのか、よくわかった。
・何のためにやるのかよく分からなかった。が、楽しかった。
・私の性格は自己中らしい。自分の性格を書くものと、人から書かれるものとでは、他人から書かれる方が低かった。
・自分の性格がピッタリ当たっている。
・みんなからもらったプリントでは○と△が多くてグラフではほとんど一直線だった。
・その通りだなぁと思ったところもあって、それはこれからも自分自身でもっていたいと思う。全部を完璧にするのではなくて、自分自身を大切にしていきたいと思う。
・人から見た自分では、いろいろな見方がある事が分かった。
・FCの人はAの人が苦手とか、そういうのも知ってみたい。PCの人はFCの人と気が合うなどなど、これをやると、今まで知らなかった自分が見つけられるような気がした。
・「こういう所は直した方がいい」など、考えたりして、それを実生活に生かしていけばいい。FCと2番目のがみんなと離れていたので、2番のは意識して変えられたらいい。
・自分の性格を判断するのは難しい。
・全部高かったのが、とても意外だった。
・人の性格は、どうしてできるのかと思った。
・あれだけの事で自分の事が分かるなんて、びっくりした。自分が自分について考える事と、他人が僕について考える事が違うと気づいた。
・自分で考えてやったものと、班の人がしたのは、大体一緒だったけど、ちょっと違っていた。精神的な事が分かってよかった。
・自分のつけた○△×がグループとほとんど同じだったので良かった。自分でつけた最後のところは、下がっていたのに、グループの人につけてもらったものは、最後のところが上がっていたのでうれしかった。
・自分は人から見ると自由児で保護的らしいけど、自分では保護的で、大人が入っている人だと思った。自由児でも、明るいところが当たっていると思ったが、自己中心的な自分であるというのは、当たってないと思う。
・僕自身、高めたい点もあったし、自分がどういう人間かを振り返る事ができた。
・思っていた以上に楽しかった。普段は考えてもいないような自分の一面や、人から見た自分の一面を改めて考える事ができてよかった。
・自分の短所なども分かって、どうすればいいかも考えられたのでよかった。
・不思議に思った事は、自分が自分について思っている事より、周りの人が自分について思っている事の方が、的を得ていた事だ。他人の方が、自分の事を分かっている。でも、自分の意見も大切だと分かったのでよかった。
・自分がこれから直していけばいい所も分かったのでよかった。
・自分を調べると、CPのところがほとんど当てはまらなかった。AやACは当てはまっていたので、本当の自分がわかるのだと感心した。
・今度からは,少しでも自分の理想に近づけるように、がんばりたい。
・この機会は、自分を変えるきっかけにもなるし、ヒントにもなると思う。難しそうではあるが。

6 考察
 自分の考えや思いを的確に表現する力を育成するためには、まず第一に、自己理解が大切である。そこで、自己への気づきを高めるために、この2時間プログラムを導入した。それらの分析結果から、自分の性格の特徴や、行動パターンを知ることによって、自分の問題を発見し、自分の性格特性の中で、「さらに伸ばしていきたいところ」「さらに変えていきたいところ」を認識し、そのためにはどのような行動をとればよいかを考えさせた。クラスの中で、グループの中で、個性の違いを認め合い、互いの良さを生かし合いながらコミュニケーションを行うことを通じて、自己や他者への気づきが生まれ、自信へとつながっていくだろうと考えたからである。
 成果として、友人からの評価で自己を見つめる時間がとれたことは大きかった。状態不安尺度は変化しやすいものであるが、エゴグラムによる有意な変化の理由として、他者からの肯定的な評価や、思わぬ人からのプラスのストロークが自尊感情の高まりとともに、不安尺度を有意に低めたと思われる。自分の性格で足りないところを高めるような行動や考え方をしていくことによって、自分自身も変わり、人間関係がよくなることを説明した結果であった。ただし、友人からのエゴグラムは、学年が進むと「いじめる」「いじめられる」の存在があり、クラスの実態により判断した方が賢明であろう。エゴグラムの作成や結果を通して、生徒が自己啓発への具体的な視点を持てる位置へ到達するのは、まだまだ難しいが、彼らの感想などを通しても、自己理解を深める一助にはなったと思われる。分析結果からも分かるように、友人とのコミュニケーションは学習させなければ育成されないものであり、そこには、触れ合いを求めずにいられない彼らの姿が見えてくる。

7 おわりに
 エゴグラムは自我状態の機能分析をグラフにしたものである。教師は、ともすれば親的な立場のもと、自分の中の親の自我状態で生徒に接することが多い。生徒たちも、教師の中に自分の親をかぶせて見ることが多いために、親子関係での葛藤を再現してトラブルになってしまう時がある。このようなとき、教師が自分自身の自我状態を知り、そこで起こっている交流パターンを知ることで、トラブルを回避することができる。教師、カウンセラーが自己を見つめるためにも、自分自身の性格・特性を知るためにも、教師自身がやってみるのも良いかもしれない。

参考文献  
・荒木田美香子「心の健康の発想の転換」日本体育社 1996
・伊東博「ニュー・カウンセリング」誠信書房 1983
・岡安孝弘・嶋田洋徳・丹羽洋子・森俊夫・矢富尚美「中学生の学校ストレッサーの評価とストレス  反応との関係」『心理学研究』63(5) 1992
・岡安孝弘・嶋田洋徳・坂野雄二「中学生におけるソーシャル・サポートの学校ストレス軽減効果」  『教育心理学研究』41(3) 1993
・国分康孝「構成的グループエンカウンター」誠信書房 1992
      「エンカウンターで学校が変わる」図書文化社 1998
・ジョン M デュセイ・池見酉次郎「エゴグラム」創元社 1995
・東大医学部心療内科「エゴグラム・パターン」金子書房 1995
・日本版STAI 三京房  ・丹羽洋子・山際勇一郎 「児童生徒における学校ストレスの査定」『筑波大学心理学研究』 1991
・野村睦子 「現代学校教育大事典」 ぎょうせい 1994
・村松賢一「今、求められるコミュニケーション能力」 明治図書 1998

別紙資料

アンケート(状態不安項目)

今、あなたが自分のことをどう思っているかについて、(はい)(すこし)(いいえ)の答えから選んで、○印をつけてください。

@ 私は今、落ち着いています。           (はい)(すこし)(いいえ)
A 私は今、心がみだれています。          (はい)(すこし)(いいえ)
B 私は今、気楽な気分です。            (はい)(すこし)(いいえ)
C 私は今、いらいらしています。          (はい)(すこし)(いいえ)
D 私は今、じっとしておれないような気持ちです。  (はい)(すこし)(いいえ)
E 私は今、ゆったりした気持ちです。        (はい)(すこし)(いいえ)
F 私は今、不安です。               (はい)(すこし)(いいえ)
G 私は今、のんびりした気持ちです。        (はい)(すこし)(いいえ)
H 私は今、何か心配です。             (はい)(すこし)(いいえ)
I 私は今、満足した気持ちです。          (はい)(すこし)(いいえ)
J 私は今、びくびくしています。          (はい)(すこし)(いいえ)
K 私は今、安心しています。            (はい)(すこし)(いいえ)
L 私は今、平気な気持ちです。           (はい)(すこし)(いいえ)
M 私は今、安らかな気持ちです。          (はい)(すこし)(いいえ)
N 私は今、どきどきしています。          (はい)(すこし)(いいえ)
O 私は今、何か不満な気がします。         (はい)(すこし)(いいえ)
P 私は今、ほっとした感じです。          (はい)(すこし)(いいえ)
Q 私は今、おびえています。            (はい)(すこし)(いいえ)
R 私は今、きんちょうしています。         (はい)(すこし)(いいえ)
S 私は今、楽な気持ちです。    (はい)(すこし)(いいえ)

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