T 学級経営に活かす呼吸法
               三田市立藍中学校 教諭 乙訓和之


要旨

中学生を対象に、呼吸法を活用したリラクセイションを実施し、学習への集中・学校生活の安定、日常生活におけるストレス・緊張を和らげることを目標に置く。「10秒呼吸法」を基本に「呼」と「吸」のリズムを変えて実施する。リズムを変えることによって、集中と緩和を目指す。また、ストレス状態や集中時における心と身体の変化に気づかせ、それに対処する方法のひとつとして呼吸法を修得させ、自己効力感を高める。

はじめに
 現在、中学生は日常生活の中であらゆる方面から様々なストレスを感じている。それを自分なりの対処方法(解消方法)で軽減しているのだが、毎日の慌ただしい生活の中ではなかなか解消することができず、蓄積しているのが現状である。そして、時にはそのストレスの解消をいじめや反社会的行動、自己批判や破壊的行動などをして発散しようとすることも少なくない。しかもストレスに対する乗り越え方・受け入れ方は、「叫ぶ」や「寝る」「物に当たる」などとマイナス面(他人の前ではできないこと)のものが多く、有効的な対処法を持っていない。よって、その方法の一つとして「10秒呼吸法」(藤原,2000)を活用し、ストレスなどへの自分なりの対処法を身につけ、利用させたい。  また、学級とは社会的集団であり対人関係や集団行動などを学ぶところであるが、多くの生徒にとって学級とは「みんなが仲良く、楽しく生活できるところ」「何でも言い合えるところ」「協力し合えるところ」「自分を表現できるところ」であって欲しいと望んでいる。よって、学級(雰囲気や友人関係)が生徒達にとって学校生活を成り立たせていく上での大きな問題として存在していることが分かる。  生徒は、心理的な不安を抱えているときや充実した生活を送っているときにでも、常に何らかの信号が出しているものである。よって、学級は生徒達の情報発信地なのである。つまり学級は担任にとっても非常に重要であり、その信号をしっかりと受信できるかが大きな課題であると思われる。  今回、学級経営の取り組みのひとつとして「10秒呼吸法」を取り入れ、学校行事などで行なうことによって、生徒が実生活の中で自発的に活用できることを目標に置く。


1 実践報告

授業指導案(T)
(1)ストレスの対処について
 
@対象 3年3組 37人(男子19人、女子18人)  
A時間 道徳(1時間) 10月13日(水)5校時  
B場所 教室  
C単元名 ストレスの対処法
D単元の目標 ストレス時における心体の状況を知り、ストレスに対する対処法を自分で考えていく。
E準備 資料プリント
F展開 授業展開を表1に示す。

表1 「ストレスの対処法」の授業展開


活動内容 留意点


















決定の前の今の時期、勉強や生活に対するストレスを感じているかを考える。

それらのストレスに対して、どんな方法で乗り越えたり、受け入れたりするか考える。
どんな方法があるかを意見交換させる。

様々な方法があるが、時と場合を考えると出来ないこともある。実際テスト直前やテスト中に緊張したり、焦ったりしたときにはどんな方法で、和らげたり集中したりするのか、考え発言する。
これからの生活の中で、そのような状況(緊張や焦り、集中する)に出会うことは増えていくだろう。だからこそ、自分でその状況を乗り越える方法を持つことが必要である。
自分オリジナルの緊張を和らげたり、集中する方法を考えてみよう。
いろいろな方法があることを知る。
今度、中間考査があるので、そのときに自分の方法を使ってテストに取り組んでみよう。
日常のストレスについて考え、発言させる。
また、緊張したりしたときの身体の変化について考えさせる。

自分の対処法について発言させる。マイナス面(何かを壊す、人に当たるなど)については、その後自分も周りもいやな気持ちになることを押さえる。

自分がその状況に於いて、どのように対処しているのかを考えさせる。

いろいろな友人の方法を聞いて、自分にあったやり方を考えてみる。
方法を発言させる。

(2)授業の感想
 授業の中でより多くの発言を期待するために、6〜7人の班をつくり、気の合った者同士を席に着かせた。期待通り様々な意見が発言されてとても良い雰囲気の中で授業を展開できた。  「オリジナルの方法を考える」では、その効果があるのかを判断できる時間や体験がなく、どの様にすればよいか見当がなかなかつかない生徒が多かった。しかし、自分なりの方法を持っている生徒の意見を聞いて、自分に合ったものを作り出していったようだ。  まとめでは、ジャック・マイヨールのヨガによる呼吸法について触れ、呼吸によって心体をコントロールできることを話し、人間の潜在能力を引き出す方法として呼吸が有効な方法のひとつであることを提示し、次回の授業への予告を施した。

(3)授業結果(ワークシートより)
アンケート(自由記述)の結果を表2に示す。

表2 ストレス対処法の授業でのアンケート(自由記述)の結果

1最近(今)、悩んでいること。(回答数)
・勉強(高校進学)のこと  (29:78.4%)  
・友人関係         (10:27.0%)
・将来について       ( 4:10.8%)
・親との関係        ( 2: 5.4%)
・体(身長・体重)について ( 2: 5.4%)
・ない           ( 1: 8.1%)
・その他(対人関係・クラスのこと・席替え)( 3: 2.7%)
2心身の変化(回答数)  
・イライラする(6)   ・だるくなる  ・緊張する(5)   ・お腹が減る  ・イヤな気持ちになる(4)・むかつく  ・吐きそうになる(3) ・疲れる  ・お腹が痛くなる(2) ・おどおどする ・頭が痛くなる(2) ・心配になる ・不安になる(2) ・休みたくなる ・眠くなる(2) ・ギターを弾きたくなる
3自分なりの乗り越え方、受け入れ方(回答数)
・寝る(8) ・切り替える  ・遊ぶ(6) ・心の奥にしまう  ・物にあたる(5) ・ぬいぐるみに甘える  ・親友に相談する(5) ・日記帳に悪口を書く  ・叫ぶ(4) ・髪の毛を切る  ・歌う(4) ・楽しいことを考える ・勉強する(4) ・忘れる  ・音楽を聴く(3) ・がんばる  ・おいしい物を食べる(3) ・開き直る  ・独り言をする(2) ・ひたすら走る(しんどくなるまで)  ・気にしない(2) ・ギターの弦を切る  ・あばれる(2) ・なにもしない  ・先生に聞く ・ラジオを聴く  ・がまんする ・野球をする  ・黙り込む ・目をつぶる  ・暗くなる  
4今まで、自分がやってきた方法(21:56.8%) <テスト直前やテスト中>  
・深呼吸する(4) ・ゆっくり考える  ・わかる問題から解く(4) ・外に出て散歩する  ・問題に集中する(2) ・歯磨きをする  ・自己暗示をかける(2) ・壁に暗記するモノを張る  ・祈る(2) ・空を眺める  ・とにかく考える(2) ・ぼーっとする  ・現実逃避をする  ・目をつぶる
5自分オリジナルの方法を考えてみよう。 <テスト直前やテスト中>
・深呼吸をする(11) ・現実逃避する  ・ペンをまわす(8) ・楽しいことを考える  ・貧乏ゆすりをする(3) ・のびをする  ・窓の外を見る(3) ・つめをかむ  ・手に何かを書く(手遊び)(3) ・呪文を唱える  ・イメージトレーニング(2) ・精神統一  ・心の中で歌う(2) ・つめのあま皮をむく  ・自己暗示(催眠)をかける(2) ・お腹を温める  ・散歩をする(外に出る)(2) ・鉛筆をかむ  ・目をつぶる(2) ・友人に話す  ・こっそり踊る(笑う・泣く)(2) ・周りを見る  ・顔をマッサージする(2) ・とにかく勉強する  ・ぼーっとする(2) ・方法を見つけられず(5:13.5%)

(4)授業の考察
 授業を実施したのが10月中旬で、3年生にとっては進路決定目前の時期であるので、ストレスを感じる対象はやはり勉強や将来のことである。他に友人関係を挙げている者もいたが、ちょうどこのときにクラス内で少しもめていることがあり、それが出ているように思われる。
 ストレス時における心体の変化は心理的な変化がほとんどで、ストレスが心に強く影響を与えることが伺える。
 自分なりの乗り越え方・受け入れ方に於いては、ほとんどが情動焦点型対処であり、問題焦点型対処を取る生徒は少ないようである。これは、情動焦点型の方が自分にとって簡単な方法であり、問題に対して正面から向かっていく行動は更なるプレッシャーになりストレスを生み出すとして好まれないと考えられる。
 しかし、情動焦点型についても、ストレス発生時にすぐに対処するものは少なく、家に帰ってからや自分だけの時間の中で行うことがほとんどであり、有効的な方法はあまり見受けられない。
 また、自分なりの対処方法を考えさせた中で「深呼吸」が多かったことから、呼吸がストレス解消に対して有効的な手段として本能的に感じとっているように思える。よって、「10秒呼吸法」が対処法のひとつとしてうまく利用されることが推測できる。しかし、解答の中には有効的でないものや自分で方法を見つけられない者もあり、ストレスを蓄積している生徒も多いようである。


授業指導案(U)

(1)「10秒呼吸法」について
 
@対象 3年3組 37人(男子19人、女子18人)  
A時間 道徳(1時間) 11月24日(水)5校時  
B場所 教室  
C単元名 10秒呼吸法の利用
D単元の目標 10秒呼吸法を体験し、心と身体の変化に気づかせ、ストレスに対する有効な方法のひとつとして習得させる。  
E準備 資料プリント
F展開 「10秒呼吸法の利用」の授業展開を表3に示す。  


表3 「10秒呼吸法の利用」の授業展開


活動内容 留意点

前回の授業で、ストレスや緊張をほぐす自分なりの方法を思い出し、中間テストや文化祭で使ってみたかどうか、またやってみてどうだったかを聞く。
オリンピック選手など特に一流と呼ばれるスポーツ選手は、100%の力を出すために、精神を集中するためにいろいろな方法を使ってリラックスや精神統一をしている。
前回の回答では「深呼吸」が一番多く11人で、その他は特定の方法はなく、人それぞれであった。(やってみた人の意見を多く出させたい)
Jリーガーや野球選手などの控室や練習風景を思い浮かばせる。


1
緊張をほぐす(リラックス)のための呼吸法をやってみましょう。
「123で鼻から息を吸い込み、4で呼吸を止め5678910で口からゆっくりと吐き出す。」練習を数回繰り返す。
全員で一斉に行い、その後身体の状態や気持ちなど感想を聞く。

でも生活の中では、リラックスだけではいけない場面もあるよね。そんな時は、つまり集中しなければならないときは、身体や心も集中するための準備が必要なんだ。
ゆっくりとした口調で指示をする。

実演をする。体勢もしっかりと指示する。

腹式呼吸をさせる。
(長呼短吸:交感神経系の興奮を低下させる。心拍数が低くなる。)


2
今度は、集中するための呼吸法をやってみよう。
「123456で鼻からゆっくり息を吸い込み、7で呼吸を止め8910で口から吐き出す。」練習を数回繰り返す。
全員で一斉に行い、その後身体の状態や気持ちなど感想を聞く。

呼吸について話をする。
呼吸活動は、日常の内臓などの活動と同じように自律神経系に支配されていて無意識に行っている(不随意呼吸)が、一方、状況に応じて意識的に呼吸のリズムや時間を変える(随意呼吸)ことができる。
ゆっくりとした口調で指示をする。
実演をする。体勢もしっかりと指示する。

腹式呼吸をさせる。(長吸短呼:交感神経系の興奮を高める。心拍数を高める。)

気持ちによって呼吸が乱れることより、逆に呼吸によって気持ちをコントロールできることを押さえる。


呼吸について、自分の意志で呼吸のリズムを変えることによって気持ちをリラッスできたり、集中させたりできることを胸において、これからの生活に活かしていこう。 時間があれば、もう一度練習などをさせる。
本時の感想を書かせる。


(2)授業の感想
 前回同様に意見が出やすいように、班分けをして授業を行った。導入で、オリンピック選手や一流のスポーツ選手のことを話しているときはみんな集中して聞いており、かなりの関心があることが伝わってきた。  呼吸法に移ると、人前で目を瞑ることになれておらず笑っている生徒や恥ずかしくてできない生徒が数人見られた。しかし、最終的には全員参加し呼吸法を行えた。  リラックスのための呼吸法では、初めはリズム通りに呼吸できなかったようであるが次第に慣れてうまく呼吸ができていたようである。  集中のための呼吸法では、リラックスの時のようなゆっくりとしたリズムではかなり難しく、自分なりの速いリズムで取り組む方がよいと感じた。リズムに拘ったせいか、あまり良い効果を得ることができなかったように思う。

(3)授業結果(ワークシートより)

表4 「10秒呼吸法の利用」の授業でのアンケート(自由記述)の結果

自分のオリジナルの方法を使ってみたか
Yes
・・・12
<その成果は?>
・少し緊張が和らいだ ・すごく歌うことだけに集中できました ・気持ちが落ち着いた ・落ち着けた  ・心はまぁまぁリラックスしました。 ・何にもならなかった  ・全然 ・緊張しなくなった  ・成果はなかった ・思い出せた

No
・・・24
<なぜ、その方法を使わなかったのですか?>  ・するのを忘れた ・やろうと思わなかった  ・頭の中に余裕がなかった ・緊張しなかったから  ・テストに集中していて気づかなかった
呼吸法
<リラックスの方法をやってみて、心や身体のようすはどうでしたか?>

・力が抜けていき、手に力が入らなかった。  ・すごく軽い気持ちになって落ち着いた。 ・眠くなったり、力が抜けていった。  ・まわりが静かで、軽くなったような気がした。  ・身体がリラックスして汗をかいた。  ・すっきり、さっぱり。  ・温かくなった。安心できた。  ・身体は変わらなかったが、心は少しだけ楽になった。  ・時間が長く感じた。  ・しんどかった。  ・肩の力が少しずつ抜けていって、落ち着けた。  ・脳に酸素が言っている感じがして、気分が落ち着く。  ・体が重くなった。  ・何も考えなくて、すごく落ち着けた。
<集中の方法をやってみて、心や身体のようすはどうでしたか?>
・時間が短く感じた。  ・息を吸うときの最後の方で頭に力が入った。  ・引き締まる感じがした。  ・本当に集中したか分からない。  ・目が覚めた。  ・何も変わらなかった。  ・目を開けたとき教室が広く感じた。  ・息がしにくかった。  ・リラックスした。  ・まわりの音を聴くのに使ったら、音がちょっと大きく聞こえた。  ・顔が熱くなった。  ・妙にしっかりした感じ。人格が変わったみたいな気分がする。  ・何だか固まる感じ?  ・集中できそうな気がする。  ・息を吸うのが長すぎて苦しかった。  ・何か1つのことに集中できそうになりました。
<この呼吸法をこれからもやってみてもいいなと思う>
Yes・・・33     No・・・3
<Yesと答えた人。やってみたい方法は?>
リラックス方だけ・・・17
集中方だけ   ・・・ 0
両方とも    ・・・16

  
(4)授業の考察
 導入で提示したオリンピック選手や一の流スポーツ選手が行っているイメージトレーニングや精神統一の方法に非常に興味を持っていることからリラクセイションのひとつとして注目されている「10秒呼吸法」を生徒自身のストレスに対する対処法として習得することは非常に有効であると考えられる。  呼吸は、状況に応じて意識的に呼吸のリズムや量・時間を調節することができるが、普段は、心臓や内臓などの活動と同じように自律神経(交感神経・副交感神経)によって行われており、私たちは呼吸を意識していない。
 しかし、心体が不安定なときや緊張しているときは呼吸が乱れ、いつもの自分の能力を発揮できないことなどがあることから、心と呼吸活動が密接な関係であると推測される。
 よって、心体の状態により呼吸のリズムや量・時間が変わるのなら、逆に呼吸のリズムや量・時間を変えることによって心体の状態を変えていくことが可能なはずである。
   という考えからも生徒に理論立てて呼吸法を紹介できるので、この「10秒呼吸法」はかなり有効な方法であると思われる。
 リラックスするための呼吸法(長呼短吸)は、とても落ち着いた状態で実施することができ、生徒達もその効果が著しく現れるので成功の可能性が非常に高い。
 しかし、集中するための呼吸法(長吸短呼)は、ゆっくりとしたリズムでは難しく、多くの生徒はかなり苦しんでいたようだ。自分でイメージを持って自分なりの早さで行うと 効果が出やすいようだ。
 どちらにしても呼吸という単純な活動で心や身体の状態を変化させていくことにつ いては、生徒に受け入れ易い方法と言える。
 また、気功やヨガなどは呼吸をとても重要か考えており、いろいろな呼吸法があるのでより深い知識を持つことによって、様々な場面での呼吸法を使うことができると 思われる。

    表5 理想的な呼吸

深・一回の呼吸の肺活量が大きい方がよい
長・呼吸の周期が長い方がよい
細・呼吸の流量が細く小さい方がよい
堰E呼吸と呼気が流量が均一な方がよい
緩・ゆっくりと呼吸する方がよい
軽・音を立てない呼吸がよい


授業指導案(V)
(1)「呼吸法の活用」について

@対象 3年3組 37人(男子19人、女子18人)  
A時間 学級活動(1時間) 1月12日(水)3校時  
B場所 教室  
C単 元 名 呼吸法の活用しよう
D単元の目標 今までやってきた10秒呼吸法の応用を知り、日常生活のいろいろな 場面で自発的に呼吸法または自分の方法を実施できるようにさせたい。
E準備 資料プリント
F展開

表6 「呼吸法の活用」の授業展開


活動内容 留意点

期末テストのときに呼吸法をやってみたか、またその成果はどうだったか思い出す。 2学期のことを思い出させ、たくさんの意見を出させたい。


T
前回の授業でみんなの感想から多くの人が効果があったことを知る。
今の生活の中で入試に向けての勉強やテストに対する不安などいろいろストレスに感じることがあるので、この呼吸法をもっと活用していけないか話し合う。

自分の一日の動きの中で、呼吸法を行っていくならどのようなときか考え、発表する。
呼吸法について、効果が出ていることを生徒の感想から挙げて話をする。

あまりたくさん行うことは逆効果であることを伝える。
(1日に2〜3回ぐらい)

机間巡視をしてアドバイスをする。


U
リラックスの方法や集中の方法を使用するならどんな場面で行いたいですか考える。(セルフ・モニタリング:自己観察)
何人かの意見を聞く。

明日の実力テストで呼吸法を使ってみたいか考える。リラックス法と集中法の呼吸法の練習をする。(リラックス法と集中法)
自分がこれからで会うであろう場面を2,3例挙げて考えさせる。
多くの意見を出させたい。
リラックス法と集中法に分けて板書をする。
受験前の実力考査なので、プレッシャーになっていないかを聞き、呼吸法を使ってみないかと促す。
自分にとってどちらがよいのかも考えさせる。


今までの授業を振り返って、感想を書かせる。 感想を書かせる。


(2)授業の感想
 3学期が始まってまだ2日目で、学級組織を決定した後、体育館で学級活動をした後の時間で実施したので、生徒の気持ちがなかなか向いてこなかった。しかし、明日に実力考査が迫っていたので「呼吸法を勉強にもっと活かしていこう」と話をするとみんなが集中して取り組み始めた。やはり、受験を間近に迎えた3学期は勉強に対して敏感である。
 後半で、呼吸法の練習の時にはみんな集中して取り組んでおり、特に集中の呼吸法をアドバイスしたので、生徒達はやり易そうであった。リラックスの方法は効果が出やすいと見えて、多くの生徒が取り組んでいた。  最後に「明日の実力テストで呼吸法をやってみないか」という問いに対しては、前向きな意見が多く、明日の朝の実施に大きな期待を持てた。
 テストの当日は、朝のSHR終了後に時間をとって呼吸法を実施した。ただし、強制はしない。

(3)授業結果(ワークシートより)
表7「呼吸法の活用」の授業でのアンケート(自由記述)の結果


<期末テストの時、呼吸法をやってみましたか?また効果はありましたか?>
やった・・・24人(37人中) 64.9%  

<効果は?>
・集中できた
・心が段々落ち着いて、なんか集中できる感じがした。
・何となく効果があった気がする。
・他のことを考えずにテストに取り組むことができた。
・ちゃんと覚えていた科目はリラックスしてとり行えて、成果も出た。
・あまり長くできなかった。けどちょっとリラックスできたような感じ・・・
・頭がギューとしまる感じがした。
・少し気分が落ち着いた。
・リラックスできたと思う。
・あまり効果はなかった。

<1日の生活の中で呼吸法を取り入れてみよう>

リラックス法 1日の動き 集中法
朝、起きたとき
学校が始まるとき
4校時が終わったとき
5校時が始まるとき
学校が終わったとき
家(塾)で勉強を始めるとき 30
勉強の途中
勉強後
入浴前もしくは入浴中
22 就寝前

<呼吸法を使用するなら、どんな場面で行いたいですか?>
<リラックス法>             全問と同じ回答で、具体例なし   
<集中法>


(4)授業の考察
 前回の期末テストの時は、約65%の生徒が呼吸法を実施していたのもかかわらず、今回実力テストの朝に実施した生徒数は約43%に減っていた。これは前回の実施において効果をあまり感じなかった生徒が呼吸法を活用しなかったのではないかと考えられると共に、どうしても教科書や参考書に目を通しておきたいという気持ちが強すぎて実施する心の状態ではなかったと推測される。
 実際にテスト前に呼吸法をやってみようと言う声をかけてもなかなか実施する雰囲気にはなれず、教科書などを片手に持っている生徒がほとんどであった。
 次に1日の生活の中で呼吸法を実施していく問いに対しては、やはり集中法に関しては何かを始めるときに行いたいが多く、特に3年生にとっては勉強はじめが1番であった。
 リラックス法については逆に何かを終えたときに行いたいが多く、特に入浴中や就寝前など身体もリラックスできるときが多いようだ。
  しかし、どちらに関しても2〜3回実施するケースがほとんどで、1日の中で気持ちに強弱をつけていかなければならないと生徒も感じているようだ。


2 ストレス対処法についての調査報告

 本クラス(3組)と呼吸法を実践していない他のクラスとのストレス対処のしかたに違いがあるかどうかについて検討するためアンケート調査を実施した。アンケートは、テスト終了後(2000年1月13日)に、3組と他の5クラスに実施した。

@アンケート調査結果

表8 ストレス対処法の調査結果
<テストに緊張しましたか>

3組(37人)   (人数) 他の5クラス(187人)(人数)
はい ・・・10.8%( 4) はい ・・・ 7.5%(14)
少し ・・・35.1%(13) 少し ・・・16.0%(30)
あまり・・・37.8%(14) あまり・・・43.9%(82)
全然 ・・・16.2%( 6) 全然 ・・・32.6%(61)

<緊張をほぐすために何かしましたか?>

3組 他のクラス
・特に何もしなかった。(5)
・ペンを回した。
・リラックス法を行った。(6)
・テスト前に集中法を行った
・揺れた。
・深呼吸をした。
・特に何もしなかった。(14)
・心の中で気合いを入れた。
・暗示をかけた。瞑想もした。
・寝た
・休み時間に遊んだ。
・深呼吸をした(2)
・友達とおもしろい話をした。
・窓に落書きをした。

<テストに集中できましたか?>

3組(37人)   (人数) 他の5クラス(187人)(人数)
はい ・・・48.6%(18) はい ・・・47.6%(89)
少し ・・・40.5%(15) 少し ・・・36.4%(68)
あまり・・・5.4%( 2) あまり・・・12.3%(23)
全然 ・・・5.4%( 2) 全然 ・・・3.7%( 7)

<なぜ集中できなかったのですか?>

3組 他のクラス
・お腹が痛かった。(2)
・吐き気と腹痛がすごかったから。
・上の階の机とかの音が聞こえたから。
・寒かった。
・先生がうろうろしていたから、うっとうしくて仕方がなかった。
・緊張していたから。
・寝不足・人のくしゃみ・腹痛・眼が痛い
・腹が減っていた。
・他の教科のことを考えていたから。
・眠たかった(5)
・無記入(19)

<呼吸法は効果があると感じましたか?>

3組(37人)   (人数)
はい ・・・35.1%(13)
少し ・・・45.9%(17)
あまり・・・10.8%( 4)
全然 ・・・2.7%( 1)


<今回のテストで、自分の実力の何%ぐらいを発揮できたと感じますか?>

(3組)平均・・63.04%    (他の5クラス)平均・・55.15%

A本クラス(3組)の呼吸法の活用状況

表9 本クラス(3組)の呼吸法の活用状況についてのアンケート結果
<朝、呼吸法を行いましたか?>  
  
Yes・・・17人(37人中) 43.2%

<どの方法を行ったか>
リラックス法・・・10人
集中法   ・・・ 6人
両方    ・・・ 1人

<呼吸法をやってみて、心と身体の変化はありましたか?>

(リラックス法を実施)
・少し落ち着いた。
・リラックスできた。
・少し楽になった。
・心と身体が楽になった。
・気持ちが悪いのが少しなくなった。
・特になかった。

(集中法を実施)
・わりと集中できました。でも集中だけではどうにもならないモノだった。
・集中してできそうな気がした。
・ウーと力が入った気がした。
・少しの時間しかやっていないのであんまりなかった。
・2〜3回ぐらいしかしなかったのであんまり変化はなかった。
・落ち着いた。

(両方を実施)
・楽になった。

B実力テスト終了後のアンケート結果の考察
  3組と1,2,4,5,6組にそれぞれアンケートを実施した。
 「テストに緊張したか?」の問いに、緊張した(はい、少し)の回答が呼吸法を実施した3組は45.9%に対して、他のクラスは23.5%とかなりの差が出ている。テストの前に3組には「重要のテストだから」と少しはやし立てたところがあったので、その影響が出たのかと思ったが、集中できなかった理由などから考察すると呼吸法を行った3組の生徒は自分の身体の状態のことに注目できるようになったように思う。
 「テストに集中できましたか?」の問いに対しては、集中した(はい、少し)の回答が3組は89.1%に対して、他のクラスは84.0%となった。 これは、他のクラスは緊張はしなかったが集中できなかったことを示し、逆に3組は緊張はしていたがそれを乗り越えて自分自身で集中していったことを示していると考えられる。そして、集中できなかった理由も3組の回答は身体的なことで集中できなかったのに対し、他のクラスでは外的な刺激に対して障害を受けて集中できなかった回答が多く、自分の身体に対して注目した回答は非常に少ない。
 しかも、自己評価(自分の実力を何%ぐらい発揮できたか)は、他の5クラスの平均は55.15%に対して、3組は63.04%と大幅にその実力の発揮具合に違いが現れている。

表10 他のクラスの自己評価

A組・・・50.43%
B組・・・56.70%
C組・・・55.80%
D組・・・55.02%
E組・・・57.82%

 また、緊張したときの対処については、3組は呼吸 や自己流の対処法でテスト時間内に実施して解決して いるのに対して、他のクラスではテスト時間内に実施できるものは少なく、「寝る」というマイナス思考や 「休み時間などで解消する」というものが多くあった。やはり他のクラスの生徒は、緊張したときその場で対応する対処の方法をあまり持っていないことやさらに 周りのいろいろなことに対して気持ちが向いてしまっていて集中できなかったことからも、これらの数値の差が出てきたのではないかと推測される。
 ただ実際のテストのクラス平均点は、他のクラスとの差はほとんどないが、1学期からのテストを振り返っていくと表2のように少しずつではあるがよい方向に向かっているように感じられる。
 10月の中間テスト前に第1回目の授業(自己流を見つけよう)を行った。この時には生徒は自己流の対処法をなかなか見つけられず、あまり成果は上げられなかったようだ。しかし、11月の実力テストの時に授業ではないが、呼吸法についての方法や簡単な話をするとともに、テスト当日に黒板の隅に簡単なメッセージ(呼吸を整えようというようなもの)を書き、呼吸法の実施を促した。また、学級通信などに授業でとったアンケート結果などを載せて、みんなが感じた呼吸法の効果を知らせるなどをした。

表11 各クラスの学力考査の学年平均とクラス平均の月ごとの推移

  5月 6月 7月 9月 10月 11月 12月 1月
3組 −2 ±0 ±0 −5 −7 +11 +4 +3
A組 +6 ±0 −11 ±0 −9 −6 −7 −1
B組 −2 ±0 +3 +3 +6 −3 +16 +8
C組 +9 +12 +14 +6 +15 +5 +12 +7
D組 ±0 ±0 −1 +3 +7 +4 −6 ±0
E組 −12 −14 −7 −9 −8 −11 −19 −16

 C・D・E組は年間を通して一定の推移を示しているが、3組やB組は11月から1月にかけて上昇している。

Cストレス反応と学級雰囲気に及ぼす効果
ストレス反応と学級雰囲気に及ぼす呼吸法の効果を検討するため、PTSS-10と学級雰囲気尺度を授業実施前(1回目:9月)と後(2回目:12月)に実施した。
p65-1.gif (2847 バイト)
図1 本クラスのストレス反応得点の変化

ストレス反応得点について対応のあるt検定を行った結果、5%水準で有意な差が見られた( t=2.71 df=36)。すなわち、ストレス反応得点が9月に比べて12月に減少している。
p65-2.gif (2952 バイト)
図2 本クラスのスクールモラール得点の変化


 学級雰囲気得点について対応のあるt検定を行った結果、1%水準で有意な差が見られた( t=−5.96 df=36)。すなわち、学級雰囲気得点が9月に比べて12月に増加している。これは、学級雰囲気が好ましい方向に変化したことを示している。


Dストレス反応と学級雰囲気に及ぼす呼吸法の効果についての考察
 学級雰囲気の好ましい方向への変化は、呼吸法の導入だけでないと思われる。2学期には、教室に水槽を置いて魚を飼育したり、たくさんの植物を栽培して、生徒間で交流をもてる機会を作った。また、道徳の時間には、筆者の夢や人生について自己開示をし、時には涙して語ったこともあった。体育祭や文化祭の合唱コンクールで、自発性を促すために、プラスのメッセージを投げつづけた。例えば、「もっと考えてみよう」、「本当にそれでいいのか」、「君たち自身がそれで満足できるのか」、「自分自身がわがままになってないか」、「ここにいるみんなは偶然であっても共に生活する仲間である」とさまざまな場面でメッセージを送った。


3 全体の考察
(1)心の教育としての「呼吸法」

 授業を展開する上で、準備や展開に大変気を使うところがあり、自分自身が慣れていないとなかなか生徒に対して的確なアドバイスを返すことができなかった。しかし、度重なる言葉掛けで、生徒たちの中に少しずつ浸透していったと感じた。そして、今まで自分の外面的なことに対して目を向けていた傾向が自分の内面的なことに目を向けることができるようになり、心と身体の変化について注目できるようになり、心と身体のバランスを保つために呼吸法を実施する生徒も現れた。また、「10秒呼吸法」のような形式張ったものではなく、もっと生徒が自由にできるように段階を踏んでいくことで、呼吸法の活用に大きな可能性を感じることができた。
 よって、「呼吸法」は生徒たちの心の持ち方や雰囲気においてプラスにはたらく一つの手段として、大いに期待できるものであると言える。しかし、「呼吸法」によってだけで生徒たちの緩和や集中力が高まったという直接的な効果があったようには感じていない。というのは、教育現場において大切な教師と生徒との関係や学級の取り組み、行事などの取り組みによって生徒たちの心理状態が大きく変化するからである。
 だから、簡単に行うことのできる呼吸法を利用し、学級で何かをしていくときの導入などに「呼吸法」を利用していけば、生徒が落ち着いた心理状態で色々なことに取り組めるのではないかと思う。

(2)「呼吸法」の役割
 今回の研究で「呼吸法」が有効な手段になり得るかそうでないかは、やはり生徒に実施させる教師との関係が大きく関わり合っていることを軽視してはならないと強く思うのである。「呼吸法」だけで心の緩和になるなら教師という存在が薄れてくると思うし、逆にこのようなワークを展開できる教師の力量にも大きく関わると思うからである。それ故に、普段からの生徒たちとの関係・保護者との関係を大切にすることの重要性を強く感じる。
 しかし、子どもたちに様々な活動をさせるときの1つの方法としては、有効なものであると感じる。
 よって、多忙な中学校生活の中で生徒自身が何かをするとき、集中させたり、リラックスさせたりするときの方法として「呼吸法」はその役割は果たすのではないかと考えます。 
 また、自分自身の体調であったり内面的なことに目を向けていくことで学校での自分の存在や友達との関係について考えるきっかけになるのではと期待する。

参考文献
・藤原忠雄(2000)呼吸法 「動作とイメージによるストレスマネジメント教育 基礎編」  Pp.31-33 (編9山中寛・富永良喜 北大路書房
・西本由美 (1999) 中学生へのリラクセーションの試み 心の教育授業実践研究 第1号 兵庫県立教育研修所心の教育総合センター
・松井善嗣 (1999) 中学生の心の教育の一試案 心の教育授業実践研究 第1号 兵庫県立教育研修所心の教育総合センター
・岡林春雄 (1997) 心理教育 Psychoeducation 金子書房
・柴 劍宇 (1999) 気功の基礎入門 日東書院

[資料]
PTSS-10尺度
PTSS−10(10 item Posttraumatic Symptom Scale) 日本語版(東京都精神医学総合研究所 社会精神医学部門 訳 原典はcost-free) 1−10項目 Weisaeth,L.: A research method for the study of psycho-logical and psychiatric aspects of disaster. Acta Psychiatr. Scand. 80:58, 1989.

1.寝つけなかった。途中で目が覚めた。2.そのことに関する嫌な夢を繰り返し見た。3.気分が沈みがちだった。4.ささいな音や動きや揺れに過敏に反応しやすかった。 5.人と話をする気になれなかった。 6.イライラしやすかった。 7.気分が動揺しやすかった。 8.そのことを思い出させるような場所や人、事柄を避けていた。9.体が緊張しやすかった。 10.自分を責めてばかりいた。
                                 とても       少し    少し         とても
1.ねむれない(寝つきがわるい 夜中に目がさめる) │はい │ はい │ はい│ いいえ│いいえ│いいえ │
2.いやな夢やこわい夢をみる
3.気分がしずむ 
4.小さな音でもびくっとする
5.人と話す気にならない
6.いらいらしやすい
7.気持ちがぐらぐらすることがある
8思い出したくないのに、いやなことを思い出す
9.身体が緊張しやすい
10.自分は悪い人間だと思うことがある
11.食欲がない
12.遊びや勉強に集中できない
13.頭が痛い
14.お腹が痛い
15.なにか不安だ


学級雰囲気尺度
[出典]
三隅二不二・吉崎静夫・篠原しのぶ(1977) 教師のリーダーシップ行動測定尺度の
作成とその妥当性の研究 教育心理学研究 25(3) 157-166
 
@あなたのクラスは楽しいふんいきですか ───│いいえ│ いいえ│ はい│ はい│

A学校がいやになることがありますか
Bあなたのクラスは明るいふんいきですか
C学校へ行くのが楽しいですか
Dあなたのクラスはよくまとまっていますか
E学校をやすみたくなることがありますか
F勉強がわからなくてやる気がなくなることがありますか
G自分のクラスがほめられるとうれしいですか
H学校へ行くよりほかで遊んでいる方が楽しいですか
I勉強してもみんなについてゆけない気がしますか
Jあなたのクラスは、みんな日直や係りの仕事をよくしますか
K家でも計画をたてて勉強してますか
Lあなたのクラスは、自分勝手な人が多くて、バラバラですか
M勉強をおもしろいと思いますか
Nあなたのクラスは、そうじをみんないっしょうけんめいしていますか
Oもっと努力して勉強しようと思いますか
Pあなたのクラスは、みんなできめたクラスのめあてをまもりますか


呼吸法について
<腹式呼吸>
 横隔膜も上下させて行う呼吸。吸いながらお腹をふくらませる。吐きながらお腹をへこませる感じ。
 吸うときは鼻から、吐くときは口を少しすぼめて、遠くへ、細く長く、吐く感じ。

<10秒呼吸法>
☆リラックス
@ 姿勢を整える(イスの背もたれに軽くもたれ、脚は鈍角にし、両手は脚の上にのせ、首は軽くうなだれる。)
A 静かに眼を閉じる
B 全部息を吐く
C 123と鼻から息を吸って
D 4で止めて
E 5678910で口から吐き出す
  (吐くときにイライラやモヤモヤが一緒に吐き出されるようイメージする)

☆集中
@ 姿勢を整える(イスに深く座り、背筋を伸ばし、脚は直角にし、両手は脚の上にのせ、首は真っ直ぐ前を向く。)
A 静かに眼を閉じる
B 全部息を吐く
C 123456と鼻から息を吸って
D 7で止めて
E 8910で口から吐き出す
  (吸うときに体の中にエネルギーがたまっていくようなイメージをする)

<理想的な呼吸>
     深・・一回の呼吸の肺活量が大きい方がよい
     長・・呼吸の周期が長い方がよい
     細・・呼吸の流量が細く小さい方がよい
     堰E・呼吸と呼気の流量が均一な方がよい
     緩・・ゆっくりと呼吸するのがよい
     軽・・音を立てない呼吸がよい

3年3組  番名前       

1,自分のオリジナルの方法を、テストや文化祭で使ってみましたか?

     Yes  ・  No

○Yesと答えた人。成果はありましたか?また、その時の心や身体はどうで
  したか?


 ○Noと答えた人。なぜ、その方法を使わなかったのですか?


<呼吸法>
2,リラックスの方法をやってみて、心や身体のようすはどうでしたか?


3,集中の方法をやってみて、心や身体のようすはどうでしたか?

4,この呼吸法をこれからやってみてもいいなと思う。

     Yes  ・  No

○Yesと答えた人。やってみたい方法は?

  リラックス法だけ   集中法だけ   両方とも

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