2007年11月号

特集:豊かな人権文化の醸成

  人権教育は、教育活動全体を通じて推進されるものです。学級をはじめ学校生活全体の中で、自らの大切さや他の人の大切さが認められていることを児童生徒自身が実感できるような状況を生み出すことが大切です。また、指導にあたっては、児童生徒の自主性を尊重すること、発達段階と実態を踏まえること、体験的な活動を取り入れること等の指導方法の工夫が必要です。さらに、人権尊重の理念を理解・体得するための教員研修のあり方を考えるとともに、人権教育の効果を高めるために、家庭・地域との連携及び校種間連携を推進していくことが重要です。
  そこで、本号では、研究者の論文や学校の実践を通して、豊かな人権文化を醸成するための具体的な方策について考えます。
特集論文  豊かな人権文化を育む教育のあり方 大阪大学大学院教授 平 沢 安 政
 人権教育  今  ここから 神戸親和女子大学准教授 新 保 真紀子
 人権教育における家庭・地域との連携 兵庫県立大学准教授 高 田 一 宏
随想  容貌障害について考える 烏取大学教授 藤 井 輝 明
提言  豊かな人権文化の醸成

  県教育委員会事務局人権教育課

実践報告  自分や友だちを大切にし、あたたかい思いやりの心をもつ錦浦の子 明石市立錦浦小学校教諭 北 迫 嘉 幸
 お互いが大切な存在です 南あわじ市立南淡中学校教諭 田 端 幸 子
 人としての在り方生き方を考えさせる教育活動 県立龍野実業高等学校(定時制課程)教諭 吉 田 拓 生
施策解説  人権教育関係資料Q&A

  県教育委員会事務局人権教育課

 高等学校「日本の文化」の全県展開

  県教育委員会事務局高校教育課

えすぷり  婦人服のデザインと縫製の技術とともに 神戸マイスター交流会会長
初代ひょうごの匠
荒 津 正 美
連載講座   「命の大切さ」を実感させる教育プログラム(実践編)
 震災を越えてきた街から学ぶ
加古川市立山手中学校教諭 西 海 秀 幸
 「命の大切さ」を実感させる教育プログラム(解説)
 震災から学び充実した人生を生きる
兵庫教育大学大学院教授 古 川 雅 文
魅力あふれる授業づくり  授業づくりへの3つの視点 神戸市立垂水東中学校教諭 麻 田 明 生
現代社会と子どもたち  アポなしでは遊ばない サントリー株式会社次世代研究所 狭 間 惠三子
連載講座  はじめよう!コーチング(4)
 −生徒物語の筋を作る・・・未来の物語、現在の物語、過去の物語−
ICF認定プロフェッショナル・コーチ
TALK開発責任者
加 藤 雅 則
知っておきたい「法律のはなし」  学校の教育活動と著作権について(5) 文化庁長官官房著作権課課長補佐 大 和   淳
連載講座  実践「心の教育」(80)
 パーソンセンタード・アプローチV
兵庫教育大学大学院准教授 松 本   剛