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  本校は、令和7年度に創立120周年を迎える、伝統と歴史ある視覚特別支援学校です。幼稚部・小学部・中学部・高等部(本科普通科、本科保健理療科、専攻科保健理療科、専攻科理療科)を有しており、「独立・自主・創造」の校訓の下、幼児・児童・生徒達が自立した社会生活を送れるよう、視覚障害教育を推進しています。また、県立唯一の視覚特別支援学校として、教育相談を始めとする特別支援学校のセンター的機能を果たしています。

 本校の前身は、明治38年設立の私立神戸訓盲院で大正14年に兵庫県立盲学校となり、昭和23年の学制改革を経て、平成19年の「兵庫県立盲学校、兵庫県立聾学校及び 兵庫県立養護学校の設置及び管理に関する条例」等の一部改正により、兵庫県立視覚特別支援学校と校名変更し、現在に至ります。

  ここ数年のコロナ禍やAiをはじめとする情報化の進歩に象徴される、先の読めない変化の激しい社会の中で、視覚障害のある子どもたちが自立していくための支援がますます重要となっています。本校職員がその専門性を更に高めて、子どもたちに必要とされる教育を実践して参ります。皆様の温かいご理解とご支援を賜りますことをお願いいたしまして、ご挨拶とさせていただきます。

  

兵庫県立視覚特別支援学校 校長 坂井 啓太郎