社会動物研究会


<概要>

 社会動物研究会では、家畜(ブタ・ヒツジ・ヤギ)だけでなく愛玩動物(ウサギ・イヌ・ケヅメリクガメ・ミニブタ・野間馬)を飼育しています。それぞれの動物の特徴にあった飼育や調教、活用などを行っています。



<活動内容>

〇動物の飼養管理
 研究会に所属している全員で毎日動物の飼養管理を協力して行っています。飼育スペースの清掃や給餌を行うだけではなく、放牧や散歩などを行うことで動物たちの運動不足を解消したり、使用する道具や飼育環境の整備なども行います。
○地域交流
 日々飼育を行っている中で動物たちに様々な調教を行います。その調教の成果を活かし地域の方々と交流を行っています。


【馬車の活用】

 愛媛県今治市の天然記念物に指定されており、日本在来場である「野間馬」を活用し、乗馬だけでなく、本来のかたちである荷物搬送の能力を調教をすることで引き出すことに成功しました。それ以来、卵や野菜など県農産の農産物を馬車を使って販売しています。



【地域でのイベント開催】

 加古川総合文化センターやいなみ野学園など様々な施設から依頼をいただき、動物たちを連れて「ふれあい動物園」を開催しています。他にも県農で生産した羊毛を活用した「羊毛クラフト体験教室」などを行っており、小さな子どもから大人の方まで楽しんで体験していただいています。



【近隣小学校への出前授業】

 小学校では「命の授業」として飼育されているウサギですが、飼い方がわからなかったり、人に慣れていないことで児童が触っていなかったりという問題を解決するために、実際にウサギを飼育している小学校に私たちが訪問し、小学生にスライドや手作りのワークブックなどを用いてウサギの生態や飼育する上でしなければならないこと、またその方法についての出前授業を行いました。