兵庫県中学校技術・家庭科研究会

研究主題

最終更新 平成16年9月8日
研究主題
[生きる力]をはぐくむ技術・家庭科教育

研究主題設定の理由
 平成13年度に第40回近畿中学校技術・家庭科研究大会(兵庫大会)を「一人一人の良さを生かし、自ら学び続ける生徒の育成」という研究主題の基に開催した。
 この研究主題は、平成7年度に行われた第34回近畿中学校技術・家庭科研究大会(兵庫大会)の「学びとる力の育成を通して、個性的で創造性豊かな生徒を育てる」という研究を受けて考えられたもので、研究自体、継続的・計画的な研究が本県では推進されてきている。そこで、これまでの研究の成果を踏まえつつ、21世紀における教育の新しい理念として注目されている。「[生きる力]の育成」を本教科の授業実践を通していかにはぐくむかを研究主題にすえて取り組むことにした。
 私たちが取り組んでいる実践研究の根底には、どの生徒にも良さがあり、それを引き出し伸ばし、一人一人の心の底から「学ぶことの喜び」を感じ取らせたいという願いがある。
 学ぶ喜びは、学習する意欲をかきたて、自己実現を図り「生きる力」を生み出すからである。
 21世紀に求められる教育は、生徒たち自ら進んで考え、判断し、表現・行動していくことのできる、豊かで創造的な能力や資質の育成である。そのためには、生徒一人一人の良さや可能性を大切にし、生徒たちが進んで学習活動を積み上げていけるような学習展開が必要となるはずである。
 わたしたちが担当する技術・家庭科は、実物や実生活を対象とした体験的な学習展開が中心となり、自ら「つくり上げる」「働きかける」「育てる」中で感動や成就感が生まれ、豊かな心をはぐくむなど、これからの教育に求められる大切な要素を多く持った教科であり、その果たす役割は重要といえる。そこで、一人一人を大切にし、確かな力を身につけさせたいという伝統的な実践研究の願いとこれからの教育に求められる生涯にわたって学び続け[生きる力]を育むことを目指してこの主題を設定した。