校長室の窓から No.76

        平成27年4月10日

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平成27年度スタート

私も、尼崎での教員生活が26年目に入りました。尼崎(街、人情、県尼、生徒)大好き人間です。県尼に通う生徒たちを何とかしたいと、いつも考えています。
今年度も引き続き、県立尼崎高等学校をよろしくお願いいたします。

県尼点描

県尼ギャラリー 絵画・菰樽アート
県尼ギャラリー 書道作品
県尼ギャラリー デッサン・各種作品

いよいよ新学期が始まりました。
4月に入ってからは、新年度の準備も最終段階に入り、在校生や新入生が気持ちよく生活できるよう、先生方も遅くまで残り、会議会議の毎日です。

入学式に向けて

4月8日(水)午前中は、着任式、始業式、LHR、大掃除、式場設営を行いました。
小雨そぼ降る、非常に寒い日です。まさに、「花冷え」です。


担当クラスの生徒たちが、式場設営します。

式場設営が完了しました。

自分のクラブに新入生を勧誘するため、正門に在校生が待ち構えています。

クラス発表風景。
「私は何組?知っている人はいるかな?」
保護者の方々も気になるようです。

第70回入学式式辞

4月の花冷えが少し和らいだ今日の良き日に、多数のご来賓並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、平成27年度の入学式をこのように盛大に挙行できますことは、私ども関係者にとりましても大きな喜びとするところでございます。ご多忙の中、ご臨席を賜りました皆様には、心より御礼申し上げます。

先ほど入学を許可しました319名の新入生の皆さん、そして保護者の皆様に、職員を代表してあらためてお祝いを申し上げますとともに心から歓迎いたします。
新入生の皆さんは、今年は高校入試制度が大きく替わり、その結果、難関を勝ち抜いたという大きな自信を持って、入学されたことと思います。
本日のこの喜びは、皆さんの努力によることは申すまでもありませんが、その陰には皆さんを慈しみ育ててこられた御家族の方々や、教えを受けた先生方の愛情と御労苦のあったことを忘れてはなりません。また、地域をはじめとする数多くの人々の善意と声援のあったことにも感謝しなければなりません。
ご存知のとおり本校は、90年を超える歴史と伝統を持つ学校です。この間、地域の方々の温かいご支援を賜りながら、諸先輩方の熱意と努力によって発展し、これまでに3万名にも及ぶ卒業生を世に輩出してきました。また、昨年度からは、将来、保育士や幼・小・中・高等学校などの教員を志望する生徒を対象として、従来の「教育総合類型」が新たに「教育と絆コース」として生まれ変わり、教員として必要な資質を高めるための実践的な学習に取り組んでいます。
特色ある科目として「コミュニケーション」「教育体験」「教育探求」等を設置し、地域の幼稚園・小学校・中学校との連携を生かした交流体験を行っています。さらに、大学の出前講義や大学訪問などを通し、教育系の大学・専門学校との連携を深めています。
実際、「教育総合類型」の出身者が、保育士や幼稚園教諭となり、現在活躍しています。また、この4月から、高等学校や小学校の教諭として教壇に立つ卒業生もいて、非常に嬉しく心強く感じています。
さて、今、新入生の皆さんは、高校生活への大きな夢と期待を胸に、この入学式に参加されていることと思います。
県立尼崎高校は、どんな学校なのか。
そこでは何をどう学ぶのか。
高校生活は一体どうなっているのか。
といった、多くの不安も持っていることと思います。
そこで、本校入学にあたり、新入生の皆さんに心に留めておいてほしいことを三点お話させていただきます。

まず、一つ目は「目標を持ち、個性を磨く」ということです。
高校は、自ら学び将来の進むべき道を求め、自立する人間、言い換えれば、独り立ちできる人に成長するための知性を養う場であり、学習に励む所です。「知性を養う」とは、知識を広め、物事を理解する力を付け、更に、より良い判断と行動ができる能力を身につけることです。その活力を産み出すためには、何かができるようになりたいとか、どの分野に進みたいなどの明確な目標を早期にしっかりもつことが必要となります。
また、部活動や生徒会活動等の課外活動も皆さんにとって重要な学習の場であります。これらの活動をとおして技能・体力・感性はもとより自主性や社会性等のたくましく生きる力を養い、個性を磨いて下さい。
人それぞれ顔が違うように、個性を持っています。得意・不得意の分野も千差万別ですが、食わず嫌いにならず、これからの高校生活で、改めて自分の適性と特性を見いだし磨き続けて下さい。また、発達段階も人それぞれですし、興味や関心も変化するものですから、新たなスタートに挑戦して下さい。

二つ目は「自由と責任」についてです。
中学校に比べ高校では、一見自由の範囲が拡大されるように感じるかもしれません。
しかし、自由とは、一定の信用のもと与えられるものであり、そこには責任が伴います。
高校では、皆さんにとって、正義心や判断力等が信用されているとともに、責任は増大しているのです。
本日より皆さんは県立尼崎高校の生徒であり、本校の看板を背負うことになります。この点も自覚し、己の行動に責任を持ってください。

三つ目は、「思いやりの心を行動に」ということです。
「思いやり」とは、相手の立場に立って考えることが出発点となって生じる心です。しかしながら、「真の思いやり」とは、単なる感情や同情そして協調だけで終わることなく、他を戒める厳しさや打開のための勇気ある行動を伴わねば本物ではありません。友人の過ちを正したり忠告できる勇気、身近な場面での障害者の方や年老いた人へ積極的に手を差し伸べる行為等が伴ってこそ「思いやり」と言えるでしょう。
一方、思いやりのない行為の最たるものに、暴力・差別・いじめがあります。これらの行為は、相手の心を傷つけ、人生を踏みにじり、時には命まで奪ってしまう、世の中で最も悪質な行為です。本校は、互いの個性を尊重しあい、支え合う、思いやり溢れた環境や人づくりを目指しております。したがって、このような他の人権を侵害する言動や行為をする生徒は絶対許さない厳しい姿勢で臨んでおります。
どうか、思いやりのある心豊かな人間になって下さい。
以上、「個性を磨く」「責任ある行動」「思いやり」の三点について話しました。

最後になりましたが、保護者の皆さまに一言お願いを申し上げます。私たちは本日からお子様をお預かりし、3年後には大きく成長した姿で、卒業生として送り出したいと考えております。
しかし、教育は学校だけで出来るものではございません。ご家庭でしかできないこともあり、お子様の成長には、学校と家庭が互いに連携し、協力していくことが不可欠です。ご家庭におかれましても、ぜひ学校の様子を聞いていただき、お子様の成長を見守っていただければと存じます。あわせて、お子様が健康で規則正しい生活を送れるようサポートしていただきますようお願い申し上げます。もしもご心配なことがあれば、遠慮なく担任までご相談ください。
本日入学された生徒の皆さん全員が、3年の間に大きく成長し、地域社会に貢献できる人材となられることを祈念し、平成27年度入学式の式辞といたします。

平成27年4月8日 口口口口口口口口口口口口

兵庫県立尼崎高等学校長     矢田 尚登

新1年生2日目

4月9日(木)まだまだ緊張している1年生ですが、今日は、LHR、対面式、生徒総会、学年開きの学年集会、午後からは、クラブ紹介・クラブアワーなどの日程を消化する中で、徐々に打ち解け合っている様子が見られました。
学年集会では、高校生としての自覚、ルール、マナーなどの説明がありました。
中学4年生を脱皮して、早く、高校1年生になってもらいたいものです。

クラブ紹介:生徒会が明るい雰囲気で司会進行を行い、1年生は、各クラブの演技、演奏、実験、説明等を楽しんでいました。

 クラブ紹介の出番を待つ部員たち。

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