校長室の窓から No.68

        平成26年9月26日

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修学旅行の復習

本校2年生(68回生)が、北海道から帰ってきました。

9月16日(火)から19日(金)までの3泊4日で、飛行機搭乗、農業や酪農、ラフティング、小樽市内散策などの体験をしました。
多少の雨は降ったものの、大きな問題もなく無事に全員が帰って来ることが出来ました。種々の形で支援していただいた皆様方に感謝いたします。

修学旅行の様子を数回に分けて、当欄で紹介します。

9月16日(火)初日

午前7時 伊丹空港集合。遅刻者は、ほぼいませんでした。
生徒たちは、いよいよ旅の始まりということで、大変元気。見送りの方多数。
担任より搭乗券を受け取り、搭乗口へ向かいます。


離陸時、機体が宙に浮いた瞬間、本校生が大拍手。左旋回して一路北へ。Good day。
機内では、各自、音楽を聴いたり、話したり、笑ったり、寝たり、思い思いに過ごしていました。

主翼の先端部分がグラグラ揺れているので生徒たちが不安がっています。
秋田県の八郎潟干拓地の特徴的な形が見えました。

 

乱気流もなく、快適な飛行です。
着陸態勢に入り、出力が絞られ、エンジン騒音が聞こえなくなりました。
新千歳空港に無事着陸(拍手喝采)。

各クラス、バスに乗車して次に向かいます。

午後は、激しい雨の中、苫小牧市にある「ノーザン・ホース・パーク」に到着。
昼食後、夕方までの班別行動です。
気軽に乗れる乗馬をはじめ、馬車、馬たちとの触れあい、馬たちを見て和んだり、一緒に遊んだり、歴史や生態を学んだりすることが出来るテーマパークです。
まもなく雨もやみ、生徒たちも活動を開始しました。



尼崎では、馬を近くで見るという体験がほぼありません。
「人と馬と自然」をキャッチフレーズとした公園で、生徒たちは、馬との触れあいは出来たのでしょうか。

この後、宿舎の「ルスツ・リゾートホテル」に着き、各部屋で荷物整理等をしました。
夕食の後、クラスレク、自由行動(買い物)、班長会議を行いました。


9月17日(水)2日目

朝から快晴。ホテルの横はスキー場です。

今日の予定は、午前「農業体験」、午後「酪農体験」です(午前午後が、逆のクラスあり)。

「農業体験」では、メロン・ジャガイモ収穫、かぼちゃ磨き、畑の雑草除去、ハロウィンのかぼちゃ細工等が中心でした。時々、雨が降りましたが、屋内での作業も有り、結構、楽しみながらの体験でした。



さて、問題の「酪農体験」です。

牛の餌(干し草)やり、ブラッシング、搾乳等。
牛を間近に見たことがない、また、触れたこともない生徒ばかりで、はじめは戦々恐々、及び腰、逃げ腰。


途中からは慣れてきたのか、牛を「かわいーっ」くなってきた生徒たちでした。
農家、酪農家の皆様方、ご指導どうもありがとうございました。

9月18日(木)3日目

今日は、行事満載の日。天候が心配です。
ラフティング、遊園地散策。夜には、全体レク。
生徒も3日目になると、かなり疲労が出てきているのではと心配ですが、やはり若さの特権で、元気元気。うらやましい限りです。

まず、ラフティング。ニセコの尻別川で行います。
スーツに着替え、専用の靴を履き、救命胴衣とヘルメットを着用。水が入らないように、完全防備。インストラクターに気合いを入れてもらい、いよいよ出陣です。


ボートに乗る時点で、靴に水が入って大変です。辞退したい思いです。
ボート上で、オールの使い方や危険を回避する方法を聞き、その練習を行います。

全員が力を合わせて漕ぐことにより、ボートが前進・後退、思うように進みます。
号令を掛けながら、チームワークづくりです。
穏やかな流れのうちは余裕がありますが、急流や、波しぶき、障害物(岩)に出会うと、その都度、危険を回避するための姿勢を取ります。すでに全身、びしょ濡れです。

そんな状況の中で、他のボートが接近し、水の掛け合いや、衝突など激しい「バトル」があちこちで繰り広げられました。
結論として、「下流の位置にいるボートの方が有利である」ことを見抜き、おかげで
私のボートは全戦全勝(?)でした。 終盤にさしかかり、インストラクターの号令のもと、川に飛び込む生徒が多数。
救命胴衣があるのでみんな平気に泳いでいます。
中には、ボートを裏返し(転覆)にする班もあり、テンション最大です。
以上、私のラフティング体験談でした。


次は、宿舎に隣接する遊園地の散策です。パス券で遊び放題、乗り放題です。

生徒たちは、いわゆる「絶叫マシン」が大好きです。
雨が降る中、キャーキャー叫びながら元気に楽しんでいました。
他に小中学校も遠足でたくさん来園していました。
「鏡の迷路」の前で雨宿りをしていると、小学生が私を係員と思って、パス券を提示し、いろいろ質問してくれました。思わぬところで、小学生と交流が持てました。



夕食後は、アリーナにおいて全体レクがありました。

修学旅行委員が中心となって、クイズ、レクリエーション、ダンスなど、各クラスがずっと以前から創意工夫を重ねながら準備してきた成果が現れました。
企画・運営も素晴らしかったと思います。
個人同士はもとより、68回生の「絆」がより強くなったように感じたイベントでした。
先生方のダンス(?)のときなど、大喝采でした。
修学旅行委員の皆さん、ご苦労様でした、そして、ありがとうございました。


レク終了後、班長会議。
明日の帰りの飛行機に持ち込める荷物は2個。
その条件に合うように、手荷物の中身、宅配便で送る物、明日の土産量などを
良く考えて、荷物整理を行いました。
すべて終了し、3日目の留寿都(ルスツ)の夜は更けていきます。

9月19日(金)4日目

宅配の荷物を、トラックに積んだ後、9:00 ホテルの従業員の皆様に見送っていただいて、名残は惜しいけれどもルスツを後にしました。

小樽において、約4時間の自由行動があります。


小樽は、20世紀半ばまでは石狩地方で産出された石炭の道外への輸送や、ロシアとの交易で栄えました。しかし1960年代以降、石炭需要の低下と北海道内の炭鉱の閉山、ロシア貿易の衰退等があり、港としての機能は衰えました。

往時の繁栄をしのばせる近代建築が市街のいたるところで散見され、特に、小樽運河は、全国的に知名度が高いようで、映画やテレビドラマの舞台として頻繁に登場しています。

現在は、観光地として甦り、海鮮料理店や寿司店、しゃれた洋菓子店が多数あり、活気が感じられました。
県立舞子高校と「現地本部」で一緒になり情報交換を行いました。
生徒たちは、海鮮の昼食や最終の土産物選びに、元気よく散策していました。
生徒たちが、この古い都市で何かを感じ取ってもらえたなら、有り難いと思います。



小樽を出発して1時間30分、再び、新千歳空港です。
両手にいっぱいのお土産と、頭の中いっぱいの北海道の思い出を持って、解散式が行われました。




搭乗券を受け取り機内へ。
帰りの機内は、4日間の疲れがたまっていたのか静かなものでした。
離陸時の拍手もなし。
中には、夜間飛行を楽しんでいる生徒もいました。
大阪の南部からの進入ルートで、宝石箱をひっくり返したような灯りが見え始め、通天閣を中心としたミナミ、御堂筋、次にはHEPの赤い観覧車、新大阪駅など、よく知った場所を上空から眺めるという体験をしました。

無事、伊丹空港に到着し、たくさんの方々のお迎えがありました。

今回の修学旅行で、生徒たちは本当に良く動いてくれました。この体験が、将来、どのように生活に応用されるか非常に楽しみにしています。「修学旅行が終われば受験生」の気持ちで、残る高校生活を過ごしてください。

旅行社や添乗員の皆様、ホテルの皆様、農家・酪農家の皆様、その他、関わっていただいた全ての皆様方、そして生徒の家族の皆様に、この場をお借りして、感謝とお礼をいたします。

どうもありがとうございました。

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