校長室の窓から No.57

        平成25年5月7日

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はじめに

平成25年度が始まり、一ヶ月がたちました。

今年は、桜の開花が例年よりも早く、残念ながら入学式のときには、満開のピークを過ぎていました。しかし、新入生の諸君の表情は満開の桜のごとく晴れやかで、これからの高校生活に向かっての期待に胸を膨らませた、さわやかな笑顔が印象的な入学式でした。

また、今年の11月2日には、本校の創立90周年記念行事が行われます。この記念すべき年に本校に在学する全校生徒諸君と全教職員とともに、90年の伝統の重さをあらためて心に刻み、新たなる「県尼」の創造に向かって、力を合わせて前進していく所存であります。

第68回入学式を挙行

第68回入学式式辞

厳しかった冬を越え、例年よりも早く春の暖かさを感じられるこのよき日に、ご多忙の中、多数のご来賓並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、兵庫県立尼崎高等学校第68回入学式を挙行できますことは、この上ない喜びであります。

ただ今、入学を許可いたしました320名の新入生の皆さん、そして、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。皆さんを本校にお迎えすることができ、教職員、在校生一同大変うれしく思っております。

新入生の皆さんは、本日より、晴れて兵庫県立尼崎高等学校の生徒となりました。この県尼は、地域の伝統校としての長い歴史を持っており、今年は創立90周年を迎えることになります。11月には、創立90周年記念行事が予定されています。本日入学された皆さんはもちろん、全校生徒・全教職員とともに、県尼の90年の伝統の重さをあらためて心に刻み、新たなる「県尼」の創造に向かって前進していきましょう。同時に、本校に入学したこの日に、皆さんそれぞれが胸に抱いている高校生活への思い・希望、そして将来への夢を大切にしてください。

私は、昨年一年間を通して、生徒諸君にたびたび同じ内容の話を繰り返してお話してきました。

新入生の皆さんも、人生80年という言葉を聞いたことがあるでしょう。大人への階段の入り口にさしかかった今、これからの人生をどのように生きていくか、自分の夢を実現させるためにはどうしたらよいのか、ということを真剣に考える時期にきたと言えます。将来、どのような職業に就きたいのか、そのためには、どんな学問を修めなければならないのか、・・・だとすれば高校生となった今、自分は何をしなければならのか、というように人生を逆算しながら考えると見えてくるものがあります。

自分の夢の実現に向かって、あるいは、その夢を見つけるために、県尼生となった今日から、一日一日を大切にしてください。そんな皆さんには、心の片隅でよいのでいつも忘れずに、覚えていてほしい私の好きな言葉を贈ります。

「自分の夢を実現させるために最も大切なことは、その夢を見続ける力を持つことである!」
高校生活は、楽しいことがたくさんあります。新し
いクラスメイトとの出会いは、その第一歩です。そして、積極的に部活動に入部してください。運動部で大いに汗を流すのも良し、文化部で自らの探究心を深めるのも良し、部活動で大いに自分を磨きあげ、多くの友を作ってください。

しかし、ひょっとすると高校生活は、楽しいこと以上に苦しいことやつらいことのほうが多いかもしれません。ときには、夢を忘れそうになることがあるかもしれません。しかし、皆さんは、けっして一人ではありません。学校には、クラスメイトや先輩がいます。家に帰れば、家族、ご近所のおじさんやおばさんもいます。そして、何よりも県尼の先生方は、みなさん一人一人の夢の実現のために、力の限りサポートします。自分の夢を忘れずにしっかりと目標に向かって進んでください。また、まだ自分の将来の夢がハッキリとしていない、という人もこの県尼で自分の夢をしっかりと見つけてください。

保護者の皆様には、あらためまして心よりお祝い申し上げます。私ども県尼の教職員は、全力でお子様の教育活動に取り組んでいくことをお誓い申し上げます。愛情をこめてお子様を見守るとともに、時には厳しく指導させていただくこともあろうかと思います。しかし、私どもだけでできることには、当然のことながら限りがございます。学校・家庭・地域の三者がお子様のためのサポーターとして連携していけますよう、ご理解とご協力をお願い申し上げる次第です。

最後になりましたが、ご来賓の皆様にはご多忙にもかかわらずご臨席を賜り、高いところからではありますが、厚く御礼申し上げます。この若者たちが人として成長していく大切な時期に、ぜひとも手助けとなるお力添えをいただきますようお願いをいたしまして、式辞とさせて頂きます。

平成25年4月8日

兵庫県立尼崎高等学校
校長 山 田 三 千 夫

生徒会役員 全国交通安全運動に貢献

4月5日(金)に、本校の生徒会役員のメンバーが全国交通安全運動の展開に協力して、尼崎東警察署の方々とともに通行されている歩行者や自転車の皆さんに交通安全の大切さを呼びかけました。

着ぐるみに身を包んで大奮闘してくれた生徒がいました。最初はその動きがぎこちないものでしたが、次第になれてきた(ふっきれた?)のか子供たちと写真に入るなど、マスコット役を見事に演じていました。(大変でしたね、お疲れ様でした!)そして、協力してくれた生徒会の皆さん、ご苦労様でした。

昨年度は、本校でも自転車の事故が多発しました。幸いにも大きな事故にはいたっていませんでしたが、生徒諸君がいつ「被害者」になっても、また、「加害者」になってもおかしくありません。

自動車との事故は、自分自身の生死にかかわることもあります。同時に、歩行者、特に老人や小さな子供たちにとっては自転車も怖い乗り物になります。

自転車による登下校では、くれぐれも交通マナーを守り、事故のないように自転車の安全運転に心がけてください。

神戸大学教育実習生が本校を参観

今年も昨年に引き続き、神戸大学から今年度の教育実習を行う予定の学生が学校参観のために本校を訪れました。

6月からの教育実習を控えての事前準備として、学校現場を見学しておくという目的で、この時期に小中高に分かれて行っているのだそうです。本校には、4月16日(火)に藤岡秀英教授(神戸大学大学院経済学研究科)が引率されて35名の学生が来校されました。

1時間目に私の挨拶、総務部長の田中先生、進路指導部長の松岡先生、生徒指導部長の中川先生の学校説明の後、2・3時間目は授業参観で校内を自由に見てもらい、4時間目は教育総合類型の2年7組の生徒たちとの交流会を実施しました。

授業参観では、熱心にノートを取っている学生の姿が見受けられました。また、本校生徒の交流会では、グループに分かれてのディスカッションを行いました。本校生からは、大学入試のための受験勉強のことや大学生活についてなどの質問が出て、大学生からは、高校生活や授業のことなどについての質問があり、活発な意見交換ができていました。

教育総合類型の生徒諸君が、今回来校された大学生によい刺激を受けて、しっかりと教育者への道を歩んでもらいたいと思います。

1年生オリエンテーション合宿、2・3年生春季遠足

<1年生>

5月1・2日の2日間、大阪府岬町の大阪府立青少年海洋センターでオリエンテーション合宿を実施しました。

今年は、教頭先生が引率団長として参加されました。両日とも好転に恵まれ、予定を順調に消化できました。前日の結団式では、この合宿で県尼生としての学習習慣・生活習慣を身につけてほしいと話しをされていました。多くの学習時間が用意された、まさに「勉強づけ」という場面もあれば、一方では、今年初めて取り入れたカッター訓練や恒例の校歌コンクールを通して、クラス作りもいっそう進んだのではないでしょうか。

とくに、学年団の先生方は、入学時から「5分前行動」を強調して指導していますが、現在のところ、ほとんどの場面でこれが実行できているのではないかと私は思っています。入学当初の緊張感もあるでしょうが、68回生諸君はいい滑り出しをしたのではないでしょうか。ただし、確かにオリエンテーション合宿は特別なプログラムでしたが、この特別なことを特別として終わらせるのではなく、日常生活の中に取り入れる工夫がなければ意味がありません。基本的な生活習慣や学習習慣は、継続することにより定着します。しんどい時もあるでしょうが、いつまでも強制されてやるのではなく、勉強でも何事でも積極的・自主的に取り組む、高校生らしい姿勢を今後しっかり確立していってほしいと望んでいます。

校歌コンクールの結果は5組が優勝し、8組が準優勝でしたが、どのクラスもこの取り組みを県尼祭の合唱コンクールにつなげていって、その過程の中でさらに明るいクラスと友達づくりをしていってもらいたいものです。

2年生 保津川下り

<2・3年生>

今年の遠足は、2・3年生ともに、新クラスでの親睦を深めるとともに、京都の文化・伝統に触れ、日本文化を学ぶ機会とするという共通の目的で、2年生は京都市亀岡より保津川下りを体験してから嵐山の散策、3年生は京都市の清水寺を中心に東山地区の散策ということになりました。

2年生は、9時30分に保津川乗船場に集合してから保津川下りを体験し、嵐山地区を班別行動で散策しました。

3年生は、10時00分に丸山公園に集合してから班別行動をしました。指定された時間帯に清水寺をチェックポイントとして立ち寄ることとし、東山地区を散策しました。

天候にも恵まれ、2・3年生ともに、普段は教科書でしか見ることができない史跡・名勝の本物を間近に見て、非常に印象的であったようです。まさに、「百聞は一見にしかず」です。それも自分の脚とお金を使って見ることで、幅広い教養と想像力を身につけてもらえばと思います。

クラスメイトと一緒の遠足は、仲良く楽しい一日を満喫できたようでした。詳しくはそれぞれの学年通信をご覧ください。

遠足




予告

オープン・ハイスクールの開催予定について

本校では、市内中学生及び保護者の皆様、そして中学校の先生方を対象に、県尼オープン・ハイスクールを年間3回実施しています。

学校の概要説明のほかに、授業も参観していただいて、実際の本校の状況や様子を知っていただこう、という趣旨です。

つきましては、今年度は下記のとおり実施する予定です。いずれも来ていただきやすいようにということで、土曜日に設定しております。詳細については、後日、市内中学校長宛にご案内を発送いたしますので、参加をご希望の方は中学校を通じてお申し込み下さい。お忙しいとは存じますが、ありのままの県尼を見ていただいて、受検の参考にしていただければ幸いです。ぜひとものご来校をお待ちしております。

  期 日 時 間 主な内容
 第1回  平成25年 6月22日(土)  13時~15時  学校説明・授業参観・部活動見学
 第2回  平成25年 9月28日(土)  13時~15時  学校説明・授業参観・部活動見学
 第3回  平成25年11月16日(土)  9時~12時  主に「教育と絆コース」の説明・
体験授業・講演会

※ 時間・内容等については若干変更する場合があります。

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