校長室の窓から No.43

        平成23年10月3日

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はじめに

10月7日(金)に体育大会を実施する予定です(雨天の場合は、12日水曜日に延期)。

本校グラウンドにおいて、8時50分開始です。日頃より鍛えた県尼生の元気ではつらつとした活動ぶりを見ていただきたいと思っております。お忙しいとは存じますが、たくさんの保護者や地域の方々のご来校をお待ちしております。なお、ご来校の際には案内状をご持参ください。

65回生北海道修学旅行

9月20日(火)~23日(金)に、65回生が恒例の北海道修学旅行に行ってまいりました。私は学校に居残っていたのですが、全員無事に帰校しました。

まず最初に、この北海道修学旅行が始まったいきさつと目的について、修学旅行のしおりに私が書いた挨拶文の一部から引用しますと、

「本校が北海道のファームステイを中心とした修学旅行を始めて、今年で5年目になります。以前は、韓国に観光・文化交流を目的に行っていました。ところが、観光中心のメニューになってしまったことや当時SARSの流行などもあって、海外修学旅行よりも国内でもっと実質的なものを、ということで再検討が始まりました。

そこで浮かび上がったのが、北海道長沼町でのファームステイでした。今でこそファームステイは珍しくはありませんが、当時は長沼町が先駆け的な存在でした。昨今グリーンツーリズムという言葉がよく知られるようになってきましたが、長沼町は先行しているというだけでなく、その内容のすばらしさは圧倒的なものを誇っています。単なる物見遊山の旅行やアミューズメントの体験ではなく、それこそ君たちが普段味わうことのできない、生活に根付いた新鮮な体験や感動を提供していただけます。そういう意味では、私はこれまで自分自身が経験した修学旅行の中でも、我が県尼の北海道ファームステイ修学旅行はピカイチだと思っています。

グリーンツーリズムでは、実際に農業体験をすることで、「ものを作ること」「働くこと」「食べ物」や環境などについて興味を持ち、考えるきっかけとなれば、すでに半分成功したと言えるでしょう。あとの残り半分は、2日間全く見ず知らずのお家にお世話になるわけですから、農家の方々との交流ができるかということです。最初は緊張するでしょうが、君たちから会話や作業を通して、積極的にコミュニケーションをとってもらいたいものです。君たちならきっとできると信じています。この修学旅行が、一段と大人になる、社会人として必要な能力を磨くきっかけになればと思っています。」

さて、実際の修学旅行はどうだったのか、今回引率団長として小松原教頭先生に旅行文を書いていただきましたので、次に掲載します。

「修学旅行が、9月20日(火)~23日(金)の3泊4日で実施されました。今年は、校長先生に代わって私が引率団長を勤めることになりました。
今年の修学旅行は、伊丹空港集合・解散で実施し、初日は台風15号の影響もあり雨天での出発となりました。そして、台風が修学旅行を追いかけるような状況になり、天候が大変心配でしたが、日頃の精進が幸いし北海道到着時は薄曇り程度でした。

長沼町民会館でファームステイの受け入れ式をすませ、生徒たちは3~4人の班ごとにファームステイ先に分かれていきました。初日、2日目は、教員で手分けして各家庭を訪問し、生徒たちの様子を見回りました。私は、2日目の午前中に10軒ほどおじゃましました。生徒たちはそれぞれの農家で、タマネギやジャガイモの収穫、長ネギの出荷作業などに黙々と励んでいました。訪ねる農家ごとに、 『よく手伝ってくれています』 というお褒めの言葉をいただき、大変嬉しく思いました。また、生徒たちと話をすると、『今日のお昼はラーメンを食べに行くんだ』 『馬に乗せてもらった』 『夕食はバーベキュー』 などと、本当に楽しそうに話をしてくれました。

3日目は、台風の影響で朝から小雨模様でしたが、解散式の後、生徒たちはファームステイ先の方々と一緒にクラス写真を撮ることができました。辛い別れをすませ、午後には尻別川でラフティングを楽しみました。台風の影響でラフティングが中止になるのではと心配しましたが、水量も豊富で、コンディション的には上々でした。橋の上から見ていると本当に楽しそうな笑顔で、両手を大きく振りながら応えてくれていました。

最終日の小樽では、秋晴れのもとに、それぞれが散策を楽しみながら家々のお土産を選んだり、バスガイドさんから聞いた昼食場所を探したり、小樽を満喫していたように思いました。

3泊4日という短い期間ではありましたが、家庭を離れ、見ず知らずの農家に2泊お世話なり始めて体験する農作業、机上では学ぶことのできない貴重な体験であったと思います。また、ラフティングや小樽散策など、多くの思い出ができたのではないでしょうか。
心配された台風の影響もほとんどなく、大変すばらしい修学旅行であったと思います。この修学旅行をとおして学んだことを、高校生活や日常の中で活かしてもらいたいと願っております。」

なお、この修学旅行については、詳しくは本校ホームページの修学旅行サイトをご覧になってください。旅行中の写真などを豊富に掲載しています。
なお、来年度も同様の修学旅行を予定していることをお知らせしておきます。

65回生修学旅行ページ (クリックで開きます)

第2回オープン・ハイスクール及び公開授業を実施

9月10日(土)に第2回オープン・ハイスクール及び公開授業を行いました。

ぶり返した猛暑日にもかかわらず、中学生181名、保護者54名、中学校の先生方2名、合わせて237名の方々に参加していただきました。前回6月の時よりも参加人数は少なかったものの、蒸し暑い体育館の中、皆さん熱心に説明を聞いていただきました。また、その後の授業参観・部活見学では、普段通りの学校生活がきちんと行われている県尼の姿を直接見ていただきました。とくに、今年度から教室にエアコンが入りましたので、快適な環境で生徒たちが授業に集中している様子を見ていただけたかと思っております。お忙しい中、わざわざ足を運んでいただきましたことを心から感謝しております。これをきっかけに本校に対する理解が深まり、本校を志望する活気ある中学生が増えることを期待しています。

オープン・ハイスクールと同時に実施しました公開授業には、保護者や地域の方々にも来ていただき授業を参観していただきました。昨年より参加者数が少なく残念に思いましたが、同時にもっと皆様に周知徹底するよう広報に努めなければならないとも感じました。また、皆様から頂戴しましたご意見を参考に、さらに改善を進めてまいりたいと思っておりますので、ご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

体育館で説明 授業見学へ

陸上競技部 松岡涼君 今度は近畿高校ユース選手権大会に出場!!

今年度の高校総体近畿大会に出場した陸上競技部走高跳びの松岡涼君(2年)が、今度は近畿高校ユース選手権大会に出場しました。

これに先立って、9月13日(火)に顧問の田﨑隆介先生とともに校長室に来てもらい、私の方から本校教育活動振興会からの奨励金を手渡すとともに、激励をいたしました。本人はやや緊張した面持ちで、「自己ベスト更新をねらいたい」と語っていました。

さて、本番の大会は9月17日に滋賀県大津市にある皇子山陸上競技場で開催されました。当日は総体の時と同じように雨が降り、コンディションはもう一つだったように思います。私も田﨑先生や他の部員と一緒に応援したのですが、残念ながら入賞は叶いませんでした。

しかし、春秋連続で近畿大会に出場した松岡君の成績は大変立派です。
最終学年を迎える来年には自己ベスト更新するとともに、ぜひとも全国大会出場を果たしてもらいたいと思います。皆さんも応援お願いします。

顧問の先生と 跳ぶ




短信

夏休みのボランティア活動

JRC部(青少年赤十字クラブ)が夏休みを利用してさまざまなボランティア活動に参加しました。

尼崎市社会福祉協議会に協力して、市内のいろいろな場所で活躍してくれました。その一部を生徒たちの感想文から抜粋して下記に紹介します。残念ながら全部紹介できませんが、これ以外にもたくさんのボランティア活動に参加していることをお伝えしておきます。

私はこのような地道な活動に携わる生徒諸君が増えてくれることを正直に喜んでいますし、さらに広がっていってくれればとも思います。また、ボランティア活動をきっかけに、社会とのつながりや広い視野を持つことができればすばらしいことですし、けっして特別なこととしてではなく、日常的に誰もが当たり前のように実践できるにもなってもらいたいとも思っています

3年7組 山下 瑞稀 さん
○参加行事 8/11「保健所での子守ボランティア」(場所:フェスタ立花すこやかプラザ)

双子の親、または、おなかに双子がいる妊婦さん対象の講習会が8月11日に行われました。その時間、お母さんの代わりに遊び相手など子守をすることが今回のボランティア活動でした。0~2歳までの双子全員で10名程で、ボランティアも10名程でした。0歳児はお母さんと離れたとたん泣き出してしまい、年配のボランティアの方があやしていました。私は1歳、2歳の子たちとおままごとをしたり、スベリ台を滑ったりと、仲良く遊ぶことができました。おままごとで作った料理をくれたり、まだ慣れない言葉で一生懸命話してくれたことが嬉しかったです。おもちゃのカレーライスをスプーンですくう真似をして、本当にぺろぺろなめ始めたのはかわいかったです。幼い頃は何に対しても興味津々で、何でも口に入れてしまいます。改めて、清潔にしておくことの重要さを再認識しました。

そんなことを思いながら、時間は刻々と過ぎ順調でした。が、あと10分で任務終了というところで、突然、私の胸の中で泣き出す子が出てきました。その前まで元気よく楽しそうに遊んでいたのに、私の前に立ってみるなり、ダーっと走ってきました。涙かよだれか分からないくらいの泣きっぷりで、あやすのは大変でした。スタッフの方は、「急にお母さんのことを思い出してしまったのでしょうね」とおっしゃっておられました。物事は最後まで何が起こるか分かりません。気を抜かず高校生活も送りたいです。

3年3組 稲葉早織 さん
○参加行事 8/15「老人ホームでの夏祭りの手伝い」(場所:介護老人保健施設サンプラザ平成)

最初は高齢者の方々とどう接したらいいか全く分からなくて、車いすを利用している人に対しては、まず目線を合わせることから始めてみて、話しかけたら話が弾んだので、とても嬉しかったです。将来は介護の仕事に就きたいので、とてもいい体験になりました!

3年5組 石尾梓 さん
○参加行事 8/17「小学生スナッグゴルフ大会のスタッフ」(場所:西宮カントリークラブ)

このボランティアでは、ニュースポーツのことが知れて勉強になりました。小学生の子たちと話しながらコースを回ったり、お昼を一緒に食べたりと、スナッグゴルフをする以外でも、コミュニケーションがとれてとても楽しかったです。

3年7組 嘉陽田遥香 さん
○参加行事 8/28「交通遺児チャリティーフェスティバル」(場所:尼崎ドライビングスクール)

暑い中、お店の手伝いをしたので大変でした。文化祭の時を少し思い出しました。けれど楽しかったです。小さい子どもがとても汗をかいていて、フランクフルトを買ってくれて、子どもがフランクフルトを受け取った時の笑顔が今でも忘れられません。きっと、遊んだ後にフランクフルトを食べたらとても美味しいだろうなと感じました。
また、フランクフルトの焼き具合を教えてくれる人もとても親切でした。「ずっと鉄板の側にいたら暑いやろ、休憩していいよ」と声をかけてくれたりしてうれしかったです。きちんと周りの様子を見てくださっているなと感じました。また、機会があれば参加したいです。

チャリティーフェスティバル チャリティーフェスティバル

教育総合類型1・2年 高大連携による大学特別演習

教育総合類型の取り組みの一環として、甲子園短期大学幼児教育保育学科特任助教上田智佳先生をお招きして、9月8日(木)6・7限、教育総合類型2年7組を対象に学校設定科目「教育体験」の特別演習が行われました。

上田先生は幼児音楽教育がご専門で、ピアノや歌を用いてのリズム遊び、表現遊び、リトミックなど音楽表現を教えておられます。保育園・幼稚園では、諸活動のうち重要な部分を占める分野です。

今回は、6限目にこども遊びの指導をしていただきました。こども遊びは情操や創造性を養うとともに、幼児たちが楽しく1日を過ごせるようにと工夫しているということです。上田先生ご指導の下、「おべんとうばこのうた」「グーチョキパーでなにつくろう」を全員で歌い、その後、生徒たちはそれぞれ班ごとで相談して、自分たちのアレンジで手遊びの演習をしました。

7限目はハンドベルとタンバリンの練習をしました。上田先生によりますと、ピアノの習熟も大切ですが、さまざまな場面でいろいろな楽器を用いて、子どもを音楽に触れさせ感性を磨いていくことも必要とのことです。生徒たちは、最初は気恥ずかしそうでしたが、しだいに乗ってきて楽しそうに演奏していました。




9月15日(木)には、教育総合類型1年7組を対象に、高大連携協定を結んでいる神戸親和女子大学発達教育学部講師佐藤智恵先生をお招きして特別演習を行いました。

佐藤先生は保育、障害児保育、幼児教育がご専門で、今回は絵本の「読み聞かせ」の指導に来ていただきました。教育総合類型では、2・3年の選択
科目で保育園、幼稚園、小学校低学年での絵本の「読み聞かせ」実習を行っています。実際に近くの学校園を訪問して、子どもたちに「読み聞かせ」をするのですが、今回はその事前学習の一つです。生徒たちはグループに分かれて交代で「読み聞かせ」をしましたが、最初は棒読みだったのが、先生のご指導により徐々に大きな声で情感を交え語れるようになっていきました。



予告

第3回オープン・ハイスクールのご案内

次回第3回オープン・ハイスクールを11月19日(土)に下記の要領で実施いたします。

今年度最後のオープン・ハイスクールで、教育総合類型(特色選抜)に限定したものです。本校教育総合類型は過去4年間多くの中学生に受検いただいていますが、もっと広くその内容について理解を深めていただくため、本校教育総合類型を志望する中学3年生とその保護者を対象として行います。学校全般についてや、入試の説明だけでなく、本校教員による体験授業を通して入学後の学習内容を知っていただければと思います。本校としましては、高大連携、キャリア教育、地域連携を進めながら学力向上をはかっていくことで、将来の尼崎を支える人材を育成していきたいと思っています。そのような理念にもとづき、県尼が日々進化しているところを直接見ていただいて、来年の受検に向け参考にしていただければと思っております。

参加申し込みについては、まもなく全尼崎市立中学校にご案内を差し上げますので、中学校を通して参加を申し込んでください。市外の方は、本校教頭に電話(06-6401-0643)でお問い合わせください。本校教育総合類型を進路先に検討している方々に、ぜひとも参加いただきますようお願い申し上げます。

11月19日(土)の日程(予定)
8:30~ 9:30 学校概要説明、入試(特色選抜)説明
9:40~10:30 体験授業(希望による選択制)
10:40~11:30 講演(清水 篤 神戸親和女子大学発達教育学部教授)
11:30~      アンケート記入・諸連絡、終了後部活見学

※ 上履きのご用意をお願いします。また、お車でのご来校はご遠慮ください。

うんぱく(「尼崎運河博覧会」)のご案内

10月8日(土)に、尼崎運河博覧会(略称「うんぱく」)が北堀運河尼崎港管理事務所周辺で開催されます。

「うんぱく」は平成20年から毎年開催されていますが、尼崎南部の再生・活性化をテーマに、運河に注目してメイン会場としているイベントです。尼崎運河博覧会実行委員会が主催者で、その構成メンバーにはNPO法人尼崎21世紀の森、阪神南県民局をはじめさまざまな団体が参加し、本校もその一員として名を連ねています。また、兵庫県、尼崎市、尼崎商工会議所なども後援・協賛しています。

運河クルージングや船遊び、オープンカフェや音楽ライブなどのほかに、我が県尼教育総合類型の生徒が運河にちなむショーを行い子どもたちと一緒に遊んだりするコーナーや、吹奏楽部も演奏をしてイベントを盛り上げます。

当日は11時~17時で、本校は11時~14時の間出演します。雨天の場合は、翌日9日(日)に順延します。詳しい内容については、インターネット「尼崎運河博覧会」で検索してください。

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