平成30年度新たな課題に対応した人権教育研究事業



 1 趣 旨
   学校におけるいじめや児童虐待などが深刻さを増し、子どもの人権がおびやかされている。
   また、新たな人権課題であるスマートフォンなどによるインターネット上における人権侵害、セクシュアル・
  ハラスメントやドメスティック・バイオレンス(DV)、デートDV、ヘイトスピーチ、性同一性障害等、
  性別に起因する困難な状況に置かれた人々への無理解や偏見などの課題が大きな社会問題となっている。 
    
このような状況のなか、「障害者差別解消法」「ヘイトスピーチ解消法」「部落差別解消推進法」が施行され
  
人権に関する法整備
及び実践事例の作成に向けた取組も進んでいる。
   
そこで、これらの新たな課題の解決に向けて、実践的に研究を行う。

 2 実施内容
   (1) 推 進 校  県内の公立小・中学校(以下の9校)
   (2) 取組内容  @新たな課題に対応するための体制、組織づくりに関すること
                 A新たな課題に対応した指導内容、方法の充実方策に関すること
          B人権教育資料の効果的な活用に関すること
          C人権教育における家庭や地域、校種間の連携の在り方に関すること

 3 人権教育研究推進校とその実践

NO

推 進 校 名

研 究 テ ー マ

研究内容

尼崎市立園和北小学校

自他を尊重し、ともに高め合う児童の育成
〜一人一人が大切にされ、誰もが通いたくなる学校づくり〜

@AC

宝塚市立南ひばりガ丘中学校 ネット社会の中で、人権侵害等を見分ける力をつけ、互いが認め合い、励まし合っていける仲間作り、また、解決する力を身につけさせる取り組みを目指す A

加古川市立平岡東小学校

だれもが行きたくなる学校づくり
〜外国人児童の確かな学力向上とコミュニケーション能力の育成を図り自尊感情を高める〜

A

小野市立小野中学校 情報モラル教育を通した自他を大切にする人権教育の実践 AC

姫路市立菅野中学校 生徒一人一人の生きる力を育むため、互いが認め合い励まし合っていける仲間づくり AC

たつの市立小宅小学校 人とのかかわりを大切にしながら、人権感覚を高め、未来を切り拓く子の育成 C

養父市立養父中学校 『生きるとは分かち合うこと』の理念を生かした、新たな課題に対応した人権教育の推進 @ABC

篠山市立西紀南小学校 人権を大切にし、互いの良さや違いを認める、豊かな心を持った児童の育成  〜将来の夢や目標をもち、自立して自らの個性と可能性を伸ばす教育〜 @AC

淡路市立石屋小学校

人権尊重の学校文化の創造
〜健全な自尊感情の育成を基盤として〜

@A

  ※研究内容は、「2研究内容 (2) 取組内容の@〜C」を示しています。
  ※推進校名をクリックすると、各学校ホームページの実践報告資料をご覧いただけます。