キタテハ    画像2  画像3  画像4

学名:Polygonia c-aureum
分類:タテハチョウ科キタテハ属
時期:6〜10月 年に2〜3回発生
食草:おもにクワ科のカナムグラ
 秋に羽化した成虫(秋型)は、葉の裏や家の軒下などで冬を越し、春に産卵する。 その卵から羽化した成虫は夏型と呼ばれる。はねの基本色が、夏型は黄褐色で秋型は赤橙色。
ヒメアカタテハ    画像2  画像3

学名:Cynthia cardui
分類:タテハチョウ科アカタテハ属
時期:多化性
食草:キク科のハハコグサ、ヨモギなど
 移動性に富む蝶で、南西諸島から北海道まで広く見られるが、 寒いところでは冬越しできずに死滅することがある。
 秋に日当たりのよい地面ではねを広げている姿をよく見る。
ツマグロヒョウモン   画像2  画像3  画像4  画像5
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学名:Argyreus hyperbius
分類:タテハチョウ科ツマグロヒョウモン属
時期:多化性
食草:スミレ科各種
 南方系の蝶で、三重県より西に分布する。
 メスは前ばねの先が黒紫色で白い斑紋をもつ。
ホシミスジ    画像2  画像3

学名:Neptis pryeri
分類:タテハチョウ科ミスジチョウ属
時期:6〜8月
食草:コデマリ、ユキヤナギ、シモツケなど
 後ろばねの裏の付け根付近に、小さな黒斑が数個見られるところから、この名前が付けられた。
 ミスジチョウの仲間の飛行は、1・2回羽ばたいてははねを水平に広げて滑空するという特徴がある。
 本校は、前庭に食樹のコデマリとユキヤナギがあるためよく見られる。
ベニシジミ    画像2  画像3  画像4  画像5  画像6  画像7

学名:Lycaena phlaeas
分類:シジミチョウ科ベニシジミ属
時期:3〜11月 年に数回発生
食草:タデ科のスイバ、ギシギシなど
 地面に近いところをせわしなく飛ぶが、すぐにとまる。 赤色のシジミチョウは本種だけなので、間違えることなく同定できる。 春型は明るい赤色をしているが、夏型は黒ずんでいる。
ヤマトシジミ    画像2  画像3  画像4  画像5

学名:Pseudozizeeria maha
分類:シジミチョウ科ヤマトシジミ属
時期:3〜11月
食草:カタバミ
 はねの表は空色で、シジミ貝の内側に似ている。 食草のカタバミは都会でも見られるので、本種も都会に多い。
ツバメシジミ  

学名:Everes argiades
分類:シジミチョウ科ツバメシジミ属
時期:3〜10月 年に4回発生
食草:マメ科各種
 ヤマトシジミに似るが、後ばねに細いしっぽ(尾状突起)を持つところが異なる。 はねの裏は黒い斑点が少ない。
ムラサキシジミ    画像2

学名:Narathura japonica
分類:シジミチョウ科ムラサキシジミ属
時期:6〜10月 年2〜4回発生
食草:アラカシやコナラなど
 はねの表に、美しく青紫色に輝く鱗粉がある。 オスは青紫色の部分が広く、メスはせまい。 成虫で越冬する。
ウラギンシジミ    画像2

学名:Curetis acuta
分類:シジミチョウ科ウラギンシジミ属
時期:5〜10月 年2〜3回発生
食草:マメ科各種
 はねの表は褐色の地色に、オスは赤色、メスは淡青色の斑紋がある。 裏は、オス・メスどちらも銀白色一色。 シジミチョウの仲間では大型である。 メスは成虫で越冬する。
クロマダラソテツシジミ  画像2  画像3  画像4  画像5

学名:Chilades pandava
分類:シジミチョウ科ソテツシジミ属
時期:不明
食草:ソテツ
 フィリピンなどに住む南方系のチョウ。日本にはいない。 しかし、2007年に宝塚で大発生し、2008年には大阪や阪神間の至る所で確認され、本校内でも普通に見られた。 幼虫はソテツの若葉を激しく食い荒らす。 宝塚や伊丹は庭木を商う業者が多い。業者が仕入れたソテツに幼虫や卵が付いてきたのではないだろうか。 2009年は九州で確認されているが、阪神間では確認されなかったようだ。
ウラナミシジミ  画像2

学名:Lampides boeticus
分類:シジミチョウ科ウラナミシジミ属
時期:
食草:マメ科植物
 アフリカ、ユーラシア、オーストラリアの各大陸に広く分布する。 熱帯・亜熱帯に住むが、移動性が高いため、春から秋にかけて北海道南部まで広がり、 冬に寒さで死滅するというサイクルを繰り返す。 西日本の温暖なところでは1年中見られる。
 羽の裏には、名前の由来となる白と褐色の波模様がある。表は光沢のある青色に黒の縁取りがある。 やや大型のシジミチョウで、飛ぶのが速い。
ナミアゲハ    画像2  画像3

学名:Papilio xuthus
分類:アゲハチョウ科アゲハチョウ属
時期:3〜10月 年2〜5回発生
食草:ミカン類・サンショウ類
 単に「アゲハ」ともいう。暖かい地方に多い。 山中より人の生活区域でよく見る。 赤い花を好むようで、ヒガンバナによくとまる。
 アゲハチョウの仲間のオスは、決まったルートを何度も通る習性があり、 そのルートを「蝶道」という。本種も蝶道をつくる。蛹で越冬する。
キアゲハ    画像2

学名:Papilio machaon
分類:アゲハチョウ科アゲハチョウ属
時期:3〜11月 年1〜4回発生
食草:セリ科のパセリ、ニンジン、ミツバなど
 ナミアゲハに似るが、黄色が強く色鮮やかに見える。 また、前翅の付け根付近に広く黒色の部分がある、 後翅の鮮やかな青色の斑紋などで、ナミアゲハと区別できる。 平地から高山帯まで広く分布する。
 幼虫は、畑のニンジンやパセリなどを食害する。
アオスジアゲハ    画像2  画像3  画像4  画像5

学名:Graphium sarpedon
分類:アゲハチョウ科アオスジアゲハ属
時期:4〜10月
食草:クスノキ
 せわしなく飛び回り、花にとまっているときもはねを羽ばたかせている。
 アゲハチョウの仲間の幼虫は、他の虫があまり食べないものを食草にしている。 本種は、防虫剤の樟脳を含むクスノキの葉を食べるので、驚きだ。 はねの青色の部分は鱗粉がない。したがって青色ははねの膜の色。
モンシロチョウ    画像2  画像3  画像4  画像5

学名:Pieris rapae
分類:シロチョウ科モンシロチョウ属
時期:3〜11月 年6〜7回発生
食草:キャベツ・大根などアブラナ科の植物
 「チョウチョウ、チョウチョウ、なのはにとまれ」の「チョウチョウ」は本種で、 人にもっともよく知られている。大昔に大陸からやってきた外来種といわれる。
 集団で海を渡ることがある。弱々しい感じがするが、意外に強い。
キチョウ    画像2  画像3

学名:Eurema hecabe
分類:シロチョウ科キチョウ属
時期:多化性 ほぼ1年中見られる
食草:マメ科のハギ類やネムノキなど
 鮮やかな黄色のはねをもつ。 夏の成虫は2週間ほどの寿命だが、秋に出るものは冬越しして春に産卵する。 よく似た仲間にツマグロキチョウがおり、見分けにくい。
モンキチョウ    画像2

学名:Colias erate poliographus
分類:シロチョウ科モンキチョウ属
時期:3〜11月
食草:マメ科のシロツメクサやクサフジなど
 キチョウと比べると黄色が薄くやや大きい。前後のはねに小さな紋がある。 メスは黄色と白色の2タイプがある。よく似た仲間にミヤマモンキチョウがいるが、 こちらは北アルプスや浅間連山などの高山のみで見られるチョウ。
イチモンジセセリ    画像2  画像3  画像4

学名:Parnara guttata
分類:セセリチョウ科イチモンジセセリ属
時期:6〜10月 年4〜5回発生
食草:イネ科やカヤツリグサ科の植物
 もっともポピュラーなセセリチョウ。8月の終わり頃から急に目立つようになる。 幼虫はツトムシと呼ばれイネの害虫として嫌われる。幼虫で越冬する。
キマダラセセリ  

学名:Potanthus flavum
分類:セセリチョウ科キマダラセセリ属
時期:6月と8〜9月 年2回発生
食草:イネ科植物
 黄色っぽいセセリチョウ。河原や草原などを俊敏に飛び回る。 雌と雄の斑紋はほとんど同じで、区別しにくい。
ウスバツバメガ    画像2

学名:Elcysma westwoodii
分類:マダラガ科Elcysma属
時期:9月下旬〜10月上旬
食草:バラ科のサクラ、モモ、リンゴ、ウメなど
 蝶のように見えるが、蛾の仲間である。年に一度だけ発生する。 ヒラヒラと弱々しく飛ぶが、なかなかとまらない。関西に多いらしい。
ウメエダシャク    画像2

学名:Cystidia couaggaria
分類:シャクガ科Cystidia属
時期:5月〜7月
食草:バラ科、エゴノキ科、スイカズラ科、ニシキギ科、カバノキ科、ブナ科など
 幼虫の食草(食樹)は幅広く、「何でも食べる」という感じである。幼虫で越冬する。
 *シャクガの仲間の幼虫は、いわゆる「尺取り虫」で、独特の進み方をする。
マエキヒメシャク  

学名:Scopula nigropunctata imbella
分類:シャクガ科Scopula属
時期:4〜9月
食草:スイカズラ、ヤナギ、バラ、ノイバラなど
 どこにでもいるありふれた蛾であるが、特定するのが難しかった。 それはヒメシャクの仲間は色・模様・形の似ており、また種類も多いからである。 同じように見えて種が異なることもよくある。
シモフリスズメ  

学名:Psilogramma increta
分類:スズメガ科Psilogramma属
時期:5月〜10月
食草:イボタノキ、クサギ、シソ、オリーブ、ネズミモチなど
 やや大型のスズメガ。昼間は樹幹や家の壁など陽の当たらないところで眠っている(?)が、 夜になると活発になり、ホバリングしながら花の蜜を吸う。
 日本全国に分布する。サナギで越冬する。
セグロアシナガバチ    画像2

学名:Polistes jadwigae
分類:スズメバチ科アシナガバチ属
時期:4月〜11月
 背中が黒くその中に2本の細長い黄色の紋がある。市街地で普通に見られる。 青虫などを狩り、かみ砕いて肉団子にして巣に持ち帰り、幼虫に分け与える。 家の軒下などにハスの花床型の巣をつくる。
コハナバチの仲間(種は不明)
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学名:Polistes jadwigae
分類:コハナバチ科
 花の蜜や花粉を食糧とするコハナバチと呼ばれる小さな蜂がいる。 種類が多く、似たものが多い。ここに挙げたコハナバチも同定ができておらず、種類は不明である。
クマバチ    画像2  画像3  画像4  画像5

学名:Xylocopa appendiculata circumvolans
分類:ミツバチ科クマバチ属
時期:4〜10月
 大型のハナバチで全身が黒く胸部に黄色の毛が密に生えている。 大きいことでスズメバチと混同されたり、「クマ」の名前から怖がられることがあるが、比較的おとなしい。 春、道や公園でホバリングしている姿を見るが、これはオスで、縄張りを見張り近づくメスを待っているのである。 ときに歩いている人に襲いかかるような行動をするが、近づくものは何でもメスか否かを確認する習性による行動である。 オスのハチは針をもたないので刺さない。単独生活のハチで、枯れ枝などに巣穴を掘り、中に蜜と花粉を集め産卵する。
セイヨウミツバチ   画像2  画像3  画像4

学名:Apis mellifera
分類:ミツバチ科ミツバチ属
時期:ほぼ1年中
 日本で養蜂されているミツバチは、日本在来のニホンミツバチと1880年頃に輸入されたセイヨウミツバチの2種である。 セイヨウミツバチはヨーロッパやアフリカに分布するが、生息域にオオスズメバチがいないため、オオスズメバチの攻撃に対する防御本能をもたない。 そのため、セイヨウミツバチは日本で野生化していないといわれる。
 ミツバチのメスは、女王蜂と働き蜂の2種が存在するが、どちらも遺伝子に違いはなく、 働き蜂の咽頭腺からの分泌物(ローヤルゼリー)を与えられた幼虫だけが女王蜂になる。 働き蜂の寿命が1ヶ月〜3ヶ月ほど(季節によって異なる)であるのに対し、女王蜂は1年〜3年生きる。
ニホンミツバチ   画像2

学名:Apis cerana japonica
分類:ミツバチ科ミツバチ属
時期:ほぼ1年中
 日本在来のミツバチで、セイヨウミツバチと比べると全身が黒っぽく、腹部上部がオレンジ色にならない。 アジアに広く分布するトウヨウミツバチの亜種である。
 オオスズメバチが巣にやってくると一斉に襲いかかり、高い体温でオオスズメバチを蒸し殺してしまう。
 江戸時代は、紀州などニホンミツバチによる養蜂をしていた地域があったようだが、明治以後はセイヨウミツバチが導入され衰退した。 しかし、最近ニホンミツバチの養蜂が復活しつつあるようだ。
アオメアブ   画像2  画像3

学名:Cophinopoda chinensis
分類:ムシヒキアブ科Cophinopoda属
時期:6〜9月
 黄褐色の体に緑色〜黄色に美しく輝く複眼をもつアブ。 昆虫を捕らえて体液を吸う。獰猛で自分より大きな昆虫でも捕らえる。 夏の昼下がりに草の葉などに留まってトンボなどが通りかかるのを待っている姿を見ることがある。 人が近づいても逃げることが少なく、間近に観察することができる。
シオヤアブ   画像2

学名:Promachus yesonicus
分類:ムシヒキアブ科Promachus属
時期:6〜9月
 アオメアブに似るが、褐色の身体に複眼も黒色で、アオメアブほど目立たない。 生活や性格はアオメアブとほとんど同じである。
オオハナアブ   画像2  画像3  画像4  画像5  画像6

学名:Phytomia zonata
分類:ハナアブ科Phytomia属
時期:4〜11月
 丸く太ったように見えるハナアブ。全身が黒く、腹部に橙色の帯がある。 頭部は半球型で、そのほとんどを複眼が占める。複眼には縞模様が見られる。 成虫は花の花粉や蜜を食する。 幼虫は水中生活し、生物由来の有機物を食べて成長する。
アシブトハナアブ   画像2

学名:Helophilus virgatus
分類:ハナアブ科Helophilus属
時期:3〜10月
 名前のとおり、後ろ脚のももの部分が太いのが特徴。胸部の2本の黄色の縦縞と、腹部の黄色の三角斑が目立つ。 オオハナアブと同様に、幼虫は水中生活をする。
ホソヒラタアブ    画像2  画像3  画像4

学名:Episyrphus balteatus
分類:ハナアブ科(属不明)
時期:3〜10月
 平たい腹部をしたアブで、花の近くでホバリングしている姿をよく見る。 黄色地に黒の縞模様からハチと間違われることが多い。 成虫は花の蜜を吸うが、幼虫はアブラムシやカイガラムシを補食する。
ホソヒメヒラタアブ    画像2  画像3  画像4  画像5

学名:Sphaerophoria macrogaster
分類:ハナアブ科ヒメヒラタアブ属
時期:3〜10月
 キタヒメヒラタアブという外見からは見分けがつかない別の種類のアブがいる。 違いは体長がホソヒメヒラタアブは7mmで、キタヒメヒラタアブは8mmというわずかな大きさの差である。 一応、物差しを近づけ体長を測って判断したが、ひょっとするとキタヒメヒラタアブかもしれない。 ハナアブの仲間はハチのように見えるが刺さない。花の蜜や花粉を食糧とする。
コウヤツリアブ  

学名:Anthrax aygulus
分類:ツリアブ科
時期:7〜9月
 付け根側半分が黒く先の半分は透明という独特のはねをもつため、簡単に見分けられる。 ツリアブの仲間の成虫は花の蜜を吸って暮らすが、幼虫は、すべてハチの幼虫などに寄生し、 最終的に食い尽くしてしまう。成虫の穏やかな生活からは、幼虫のおぞましい生活は伺えない。
アシナガバエの仲間(種は不明)
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学名:
分類:アシナガバエ科
時期:
 ハエやカ・アブと同じ双翅目。体長は4mm程度で非常に小さい。 全身メタリックグリーンですばらしくきれい。 ありふれた虫なのだが、小さいため目に付きにくく、知る人は少ない。 あまり研究もされていないのか、ネットで調べても名前などは不明である。 肉食でさらに小さな虫を捕らえて食べる。
ツマグロキンバエ    画像2

学名:Stomorhina obsoleta
分類:クロバエ科
時期:6〜10月
 暗い灰緑色の体で背中に丸みがある。はねの先が黒いため「ツマグロ(褄黒)」の名が付いている。 複眼は青緑色に輝き縞模様がある。花によく集まり、密をなめる。
ヒトスジシマカ  

学名:Aedes albopictus
分類:カ科ヤブカ属
時期:4月〜11月
 明るいところを嫌うため、藪などに住む。 全身が黒と白の斑模様になっていて背中に1本の白いすじがある。刺されるととても痒い。 動物の血を吸うのはメスで、オスは花の蜜や水を吸う。 ちなみに、写真の個体は私の血を吸ったのでメスである。 幼虫は、墓の花立てなどのたまり水に発生する。
アオドウガネ    画像2

学名:Anomala albopilosa
分類:コガネムシ科スジコガネ属
時期:5〜9月
 鈍い光沢がある緑色のコガネムシ。 成虫は、いろいろな植物の葉を食害する。幼虫は、地中で植物の根などを食べて育つ。
コアオハナムグリ   画像2

学名:Oxycetonia jucunda
分類:コガネムシ科(属不明)
時期:4〜6月、9〜10月
 ハナムグリ(花潜)の名前は、花に潜って花粉を食すところからつけられた。 幼虫は、朽ち木や腐った落ち葉に潜って、腐植物を食べて育つ。
ナミテントウ    画像2

学名:Harmonia axyridis
分類:テントウムシ科Harmonia属
時期:3〜11月
 テントウムシとも呼ばれる。羽の色は、黒地に赤い紋2つや4つ、 赤地や黄色地に黒い紋多数、赤や黄の無地など変異が多い。 暖かいところでは黒地に赤い紋が多いようだ。 成虫、幼虫ともにアブラムシを補食する。
ナナホシテントウ  

学名:Coccinella septempunctata
分類:テントウムシ科Coccinella属
時期:3〜11月
 テントウムシといえば、この虫を連想する人が多いのではないだろうか。 もっともポピュラーなテントウムシで、アジアからヨーロッパやアフリカまで広く分布する。 成虫、幼虫ともにアブラムシやハダニを補食する。
アブラゼミ    画像2

学名:Graptopsaltria nigrofuscata
分類:セミ科アブラゼミ属
時期:7〜8月
 日本ではポピュラーなセミだが、世界的には珍しいセミである。 その理由は、はねが透明でなく、色がついていることにある。 世界中のセミの種類は約2000種あるらしいが、そのほとんどが透明のはねで、 本種のように色がついたはねをもつセミは少ない。
 最近は、クマゼミに圧されて数が減りつつある。
クマゼミ    画像2

学名:Cryptotympana facialis
分類:セミ科クマゼミ属
時期:7〜8月
 日本特産種の大型のセミで、シャッシャッシャッシャッと鳴く。 九州など温暖な地域のセミで、昔は本州では少なかったが、20世紀後半に数が増えた。 地球温暖化が原因とよく言われるが、定かではない。関西では最近は増加が止まり、数が減りつつあるという報告がある。
 人が近づいても、驚いて逃げるということが少なく、手で簡単に捕まえることができる。
クモヘリカメムシ    画像2

学名:Leptocorisa chinensis
分類:ホソヘリカメムシ科Leptocorisa属
時期:5〜10月
 淡い緑色の体で、背中(はね)は褐色のスマートなカメムシ。 イネ科植物の穂にとりつき、モミから吸汁する。当然、イネの害虫である。
イトカメムシ  

学名:Yemma exilis
分類:イトカメムシ科Yemma属
時期:5〜8月
 小さく細長い体で、さらに細長い脚や触角をもつ。背中は褐色で腹部は緑色。 よく観察しないと、カメムシとわからない。
大豆やゴマなどの植物の汁を吸う。
アオモンツノカメムシ  

学名:Dichobothrium nubilum
分類:ツノカメムシ科(属不明)
時期:4〜12月
 緑色で背中に暗褐色の紋があるカメムシ。斑紋は、X字型に見える。 ヤツデの実やウドの花などに集まる。
ウスバキトンボ    画像2  画像3

学名:Pantala flavescens
分類:トンボ科ウスバキトンボ属
時期:4月〜11月
 全世界の熱帯や温帯に分布する。幼虫は水温4℃以下では死滅するといわれる。 日本で発生するものは、まず琉球などで発生し、世代交代を繰り返しながら日本を 北上していくとものと考えられているが、詳しいことはまだわからないようである。 本州では、8月(お盆の頃)に多く見られるため、 ホトケトンボとかショウリョウ(精霊)トンボなどと呼ばれる。
シオカラトンボ    画像2  画像3  画像4

学名:Orthetrum albistylum speciosum
分類:トンボ科シオカラトンボ属
時期:4月〜11月
 日本全土、極東、中国、朝鮮半島、台湾などに分布する。 成虫の雄は成熟すると腹部が灰白色の粉で覆われる。この粉を塩に見立てて名前が付けられた。 なめても塩辛くはない(と思う)。成虫の雌は黄褐色で別の種類のように見え、ムギワラトンボと呼ばれる。
コシアキトンボ    画像2

学名:Pseudothemis zonata
分類:トンボ科コシアキトンボ属
時期:5月〜9月
 本州から沖縄にかけて分布する。 成虫は全身が黒く腹の前部に、雄は白色の帯が、雌は黄色の帯がある。 池や川など水辺で見られ、水面付近を活発に飛び回る。 雄は縄張り行動が強く、他の雄が近づくと激しく追い払う。
ウチワヤンマ    画像2  画像3

学名:Sinictinogomphus clavatus
分類:サナエトンボ科ウチワヤンマ属
時期:5月〜9月
 シベリアから東南アジアにかけて広く分布する。日本では本州から四国・九州に分布する。 成虫は腹の後部に半円形の突起をもつ。これが名前の由来になっている。 池や川など水辺で見られ、枝や芦の先にしがみつくように留まっていることが多い。 このとき、前足は使わず頭部と胸部の間にしまい込む。シオカラトンボも同じ止まり方をする。
セスジイトトンボ   画像2  画像3  画像4  画像5  画像6
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学名:Cercion hieroglyphicum
分類:イトトンボ科クロイトトンボ属
時期:5〜10月
 背中に黒いすじがあることから名付けられた。オスは青色、メスは緑色である。 夏に最もたくさんの成虫が見られる。 春先に発生する個体は大きく、秋に発生する個体は小さい。
アジアイトトンボ 

学名:Ischnura asiatica
分類:イトトンボ科アオモンイトトンボ属
時期:4〜11月
 中国、ロシア、台湾、朝鮮半島などに分布する。 日本では北海道から沖縄まで、池沼や湿地、水田のある地域で見られる。 オスは青緑色、メスはオスに似た緑色またはオレンジ色である。 夏に最もたくさんの成虫が見られる。 春先に発生する個体は大きく、秋に発生する個体は小さい。
ジョロウグモ(女郎蜘蛛)  画像2  画像3  画像4  画像5
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学名:Nephila clavata
分類:アシナガグモ科ジョロウグモ属
時期:9〜11月
 写真のように大きくなるのはメスで、オスは非常にちいさい。 交尾を目的に、オスがメスの近くに数匹集まるところから名付けられた。 近づいたオスをメスはエサの虫と間違えて食べてしまうことがある。
ナガコガネグモ    画像2

学名:Argiope bruennichii
分類:コガネグモ科コガネグモ属
時期:8〜10月
 ジョロウグモと同様にオスが小さく、メスが大きい。 メスの腹部の背側には黒と黄のこまかい縞模様がある。 巣の網には、ジグザグの直線状や円盤状など、 さまざまな形のかくれ帯をつけ、その中央にとまる。