トキワハゼ(常磐はぜ)    画像2  画像3

学名:Mazus pumilus
分類:ゴマノハグサ科サギゴケ属
花期:4月〜11月
 「常磐(ときわ)」は「いつまでも」の意味を持つ言葉で、花が春から秋遅くまで咲き続けるところから名付けられた。 「はぜ」は、実がはぜるところから。道端や畑などに多く見られる1年草。 1cmほどの小さなかわいい花を付ける。
 本校では前庭の芝地に生えるが、いつも芝刈りされるため夏には姿を消す。
フジ(藤)    画像2  画像3  画像4  画像5

学名:Wisteria floribunda
分類:マメ科フジ属
花期:4月末〜5月中旬
 つる性の木本(樹木)で、フジ(ノダフジ)、ヤマフジ、ナツフジなど、いくつかの種類が存在する。 本校のフジは、フジまたはノダフジと呼ばれる種類で、山野で普通にみられ、 園芸で藤棚として用いられることが多い。 ノダフジの「ノダ」は大阪市福島区の野田のことで、昔は藤の名所だったらしい。
コデマリ(小手毬)   画像2  画像3  画像4  画像5

学名:Spiraea cantoniensis
分類:バラ科シモツケ属
花期:4月末〜5月中旬
 中国原産の低木で、たくさんの花が半球状に集まって咲く形を手毬に見なして名付けられた。 細長い枝に花の半球をいくつも付ける。 ユキヤナギと同じ属で、庭木としてよく植えられている。
 本校では、前庭に数カ所植えられている。
ノイバラ(野茨)   画像2  画像3

学名:Rosa multiflora 和名
分類:バラ科バラ属
花期:5月
 北海道西南部から九州、朝鮮半島に分布する半つる性の低木。日本の野バラの代表的な種。 他の植物などに頼って高さ2〜3mほどに伸びる。頼るものがないときは1mほどである。 日当たりのよい野原や河原などに生える。 秋に赤い実をつける。この実は利尿剤として使われる。
 本校では、クラブハウス南側のフェンス付近に生えている。
ハルジオン(春紫苑)
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学名:Erigeron philadelphicus
分類:キク科ムカシヨモギ属
花期:4月下旬〜7月
 北アメリカ原産の多年草。大正時代に園芸用として輸入されたものが野生化した。 花の色は淡い赤紫色が多いが、白色のものもある。 ヒメジョオンとよく似ており区別しにくいが、本種は花びらが細く糸状で数が多い。 また、茎が中空になっているところがヒメジョオンと異なる。
オランダガラシ    画像2

学名:Nasturtium officinale
分類:アブラナ科オランダガラシ属
花期:4月中旬〜6月
 ヨーロッパ原産の多年草。クレソンの名の方がよく知れ渡っている。 特有の辛みがあり、肉料理の付け合わせやサラダに使われる。 明治時代に、外国人向けに栽培をしたものが野生化して全国に広まった。 川の浅瀬などに密集して生える。
 本校北側の農業用水路に多く生える。
オオカワヂシャ    画像2  画像3  画像4

学名:Veronica anagallis-aquatica L.
分類:ゴマノハグサ科クワガタソウ属
花期:4月中旬〜6月
 ヨーロッパからアジア北部原産の多年草。川岸など水気の多いところに生える。 オオイヌノフグリに似た花をたくさんつける。 近縁種に日本在来種のカワヂシャがあるが、こちらは数が少なく、絶滅危惧種に指定する地域もある。  本校北側の農業用水路周辺に生える。
オニタビラコ    画像2  画像3  画像4  画像5  画像6

学名:Youngia japonica
分類:キク科オニタビラコ属
花期:4月〜5月
 道ばたや公園のすみなどに生える1〜2年草。成長が早く、ときに1mほどの高さになることもある。 つぼみをたくさんつけ、黄色の小さな花を次々に咲かせる。種が熟すと小さな綿毛を広げる。
シロツメクサ(白詰草)  画像2  画像3  画像4  画像5
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学名:Trifolium repens
分類:マメ科シャジクソウ属
花期:4月〜6月
 ヨーロッパ原産の多年草。牧草として世界中に広まった。 名前は、江戸時代にオランダから運ばれてきたガラス器の箱に、 乾燥したこの花がクッションとして詰められていたことによる。 一般には「クローバー」と呼ばれることが多い。
 花は、小さな花の集まりで、一つ一つはマメ科の花の特徴が見られる。 葉はふつう3枚の小葉からなるが、ときに4枚のものがあり「四つ葉のクローバー」と呼ばれ、 縁起がよいものとされている。
ヒラドツツジ(平戸躑躅)   画像2  画像3

学名:Rhododendron × pulchrum
分類:ツツジ科ツツジ属
花期:5月上旬
 琉球産のケラマツツジとモチツツジ、キシツツジなどの交配種。 古くから長崎の平戸で栽培されてきたことが名前の由来である。
 本校では、体育館南側の道路に面したフェンス付近やB棟北側のバラ園などに植えられている。
カタバミ(傍食・片喰・酢漿草)   画像2  画像3  画像4
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学名:Oxalis corniculata
分類:カタバミ科カタバミ属
花期:5月〜9月
 世界中に分布する。長い柄の先に3つのハート形の小葉をつける。 この葉が睡眠運動で夕方に閉じて、半分欠けたように見えることから 「傍食」と名付けられた。
 地下に球根を持ち、匍匐茎で地表に広がる。 花には10本のおしべがあるが、5本が長く残りの5本は短い。 実は熟すと自然にはじけ、多くの種をとばす。 葉の赤い変種があり、アカカタバミ (Oxalis corniculata f.rubrifolia)と呼ばれている。
ムラサキカタバミ   画像2  画像3  画像4

学名:Oxalis corymbosa DC.
分類:カタバミ科カタバミ属
花期:5月〜7月
 南アメリカ原産の多年草。江戸時代に観賞用として輸入され、野生化した。 花は実を結ぶことがなく、地中の鱗茎によって増える。庭の隅などによく生える。 もともと観賞用なのできれいな花を咲かせ、それほど邪魔にもならないので、 除草されずに庭を飾っていることが多い。
ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)   画像2  画像3

学名:Triodanis biflora Greene
分類:キキョウ科キキョウソウ属
花期:5月〜7月
 北アメリカ原産の1年草。細い1本の茎を上に伸ばし、葉の腋に多くのつぼみをつけるが、 開花するのは最上部の一つだけで、他は閉鎖花である。花が開く頃には閉鎖花は実を結び、種を落とす。
 本校では、前庭の北端付近で見られる。 近い仲間に、キキョウソウ(北アメリカ原産)とヒナギキョウ(日本原産)があるが、これらは本校では見られない。
コモチマンネングサ  画像2  画像3

学名:Sedum bulbiferum
分類:ベンケイソウ科キリンソウ属
花期:5月〜6月
 道端や田んぼの畦などに生える2年草。葉は肉厚で水分を蓄え乾燥に強い。 葉の付け根に珠芽をつくり、これが地面に落ちると根を出し成長することで増える。 種子はできない。
アヤメ(菖蒲・綾目)   画像2  画像3  画像4  画像5

学名:Iridaceae sanguinea
分類:アヤメ科アヤメ属
花期:5月
 やや乾燥した草地に生える多年草である。 アヤメ、カキツバタ、ハナショウブは互いによく似るが、 アヤメは花びらに編み目のような複雑な模様があり、カキツバタやハナショウブにはない。 「菖蒲(しょうぶ)」と書いて「アヤメ」と読むが、 これはサトイモ科のショウブと葉が似ているため混同されたものと思われる。 端午の節句の菖蒲湯に使われるのはサトイモ科のショウブ。
 本校では前庭に群生するところがある。花の時期には百本を超える花が一斉に咲き見事である。
ニワゼキショウ(庭石菖)   画像2  画像3  画像4  画像5

学名:Sisyrinchium atlanticum
分類:アヤメ科ニワゼキショウ属
花期:5月
 北アメリカ原産の多年草。明治の中頃、日本に渡来し、各地に広まった。 日当たりのよい芝生によく生える、花は1日でしぼみ、球形の実をつける。 花の色は白または紫色で、中心部は黄色い。
 本校では前庭の芝地に生え、花の時期には芝地全面を花が被う。
ナワシロイチゴ(苗代苺)   画像2  画像3

学名:Rubus parvifoius
分類:バラ科キイチゴ属
花期:5月
 日本、朝鮮半島、中国に分布する。茎が木質化するので、草ではなく低木と見なされているが、自立できず、見かけは草のようである。 花は咲いても花びらは開かず、雄しべや雌しべを包み込むように閉じている。 イネの苗代がつくられるころに赤い実をつけるところから名付けられた。
 本校では1年次の自転車置き場付近やB棟南側の花壇などに生える。
アメリカフウロ(アメリカ風露)  画像2  画像3  画像4
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学名:Geranium carolinianum
分類:フウロソウ科フウロソウ属
花期:5月
 その名のとおり、北アメリカ原産の一年草。
 「フウロ」は漢字で「風露」と書くが、この粋で和風な言葉に「アメリカ」は似合わない気がする。
 薬草で有名なゲンノショウコの仲間で、種は熟すと弾けて飛び散る。 葉には深い切れ込みがあり、枯れる前に紅葉する。
マツバウンラン(松葉海蘭)  画像2  画像3  画像4

学名:Linaria canadensis
分類:ゴマノハグサ科ウンラン属
花期:4月下旬〜5月
 北アメリカ原産。高さ50cmほどの細長い茎の先に青紫色の花をつけ、下の方に細長い葉をつける。
日当たりのよい場所に生える。種は9月頃に発芽し、翌年の春に花をつける越年草である。 気温が高ければ1月でも花をつけることがある。
カキノキ(柿木)  画像2  画像3  画像4  画像5

学名:Diospyros kaki
分類:カキノキ科カキノキ属
花期:5月中旬〜下旬
 東アジア原産の樹木。雌雄異花である。幹の木質は堅く家具などに利用され、果実は食用となる。 未熟な果実は、タンニンを多く含み、食べると渋い。 果実から絞り出したタンニンは「柿渋」と呼ばれ、和傘や扇子・団扇などの防水に使われる。 農家の庭先には、柿渋をとるための渋柿が植えられていた。
 本校には、A棟北側の東端に3本の甘柿とB棟北側に1本の渋柿が植えられている。
コバンソウ(小判草)   画像2

学名:Briza maxima
分類:イネ科コバンソウ属
花期:5月
 ヨーロッパ原産の一年草。明治時代に観賞用として輸入され、野生化した。 穂の形が独特でおもしろく、ドライフラワーとして利用される。 繁殖しやすく、空き地などに大群落をつくる。 本校では前庭の東端に群落をつくっている。
ハクチョウゲ(白丁花)   画像2

学名:Serissa foetida
分類:アカネ科ハクチョウゲ属
花期:5月〜7月
 東南アジア原産の低木。常緑でよく枝分かれし、刈り込みに耐えるので生垣や庭木に使われる。 花は花びらが5枚で白く、薄紫色の筋が見られる。挿し木で容易に繁殖できる。
 本校では、B棟の北側に数カ所植えられている。
ユキノシタ(雪の下)   画像2  画像3  画像4

学名:Saxifraga stolonifera
分類:ユキノシタ科ユキノシタ属
花期:5月
 名前の由来は、冬の雪の下でも葉が枯れずに残っているからとか、 花を雪にたとえ、その下に葉が見えるからとか諸説ある。  花の形は独特で、5枚の花びらのうち上の3枚は小さく赤色と黄色の斑点がある。 下の2枚は長く下に垂れ、風でヒラヒラ揺れる。
 花は、実を結ばず、根元から地上茎をのばしてその先に新しい株をつくり殖える。
 本校ではB棟東半分と機械室の間に生えている。
サツキ(皐月)   画像2  画像3

学名:Rhododendron indicum
分類:ツツジ科ツツジ属
花期:5月下旬〜6月上旬
 自然では山の岩肌に生えることが多い。  旧暦の5月に花を咲かせるのでこの名がある。ツツジ科の中では葉は小さく光沢を持つ。 常緑樹で、花が終わってから新しい葉を出し古い葉を落とす。 新しい葉が出たころに、枝先を切って挿し木すれば容易に繁殖できる。 生け垣や盆栽などに利用されている。
 本校では、前庭の生け垣として植えられている。
ドクダミ    画像2  画像3  画像4

学名:Houttuynia cordata
分類:ドクダミ科ドクダミ属
花期:5〜6月
 林や住宅周辺の日当たりが悪く湿ったところに生える宿根草で、特有の臭気をもつ。 白い花びらに見えるのは総苞で、その上に小さな花が棒状に多数密生している。 花には花びらや萼はなく、雄しべと雌しべのみである。
 葉や茎を乾燥させたものは十薬という生薬で、利尿や動脈硬化の予防作用があるという。
 本校では、B棟北側に群生する。
ネジバナ    画像2  画像3  画像4

学名:Spiranthes sinensis
分類:ラン科ネジバナ属
花期:6月中下旬
 花序がねじれているためこの名がある。別名モジズリ。 ねじれる向きは決まっておらず、右巻き、左巻きの両方が見られる。 また、強くねじれるものからほとんどねじれないものまで様々である。 小さい花であるが、拡大してみるとラン特有の花の形をしている。 日当たりのよい草地や芝地に生える。百人一首の歌
  みちのくの しのぶ もぢずり 誰ゆゑに
    乱れそめにし われならなくに  河原左大臣
の「もぢずり」と本種とは関係がないようだ。
 本校では、前庭の芝地に生えている。
アジサイ(紫陽花)  画像2  画像3  画像4  画像5  画像6
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学名:Hydrangea macrophylla
分類:ユキノシタ科(またはアジサイ科)アジサイ属
花期:6月〜7月
 一般的な球状の花序をつけるアジサイはセイヨウアジサイで、 イギリスの園芸家が日本のガクアジサイを持ち帰り改良した品種である。 現在ではヨーロッパにとどまらず世界中で栽培されている。 花びらのように見えるものは萼(がく)で、実際の花は小さく目立たない。 あまり知られていないが、アジサイには有毒の成分が含まれる。 2008年6月に居酒屋でアジサイの葉の料理による中毒事件がおこっている。