◆「命の大切さ」を実感させる教育プログラムへの視点 |
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○自尊感情を育む |
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成就感・達成感や周囲からの愛情等を実感させることをとおして、自分自身をかけがえのない大切な存在だと思える自尊感情を育む。
ただし、それが独りよがりにならないように自省自戒の習慣を身につけることも必要である。 |
○体験活動を充実させる |
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自然にふれる体験活動や人とのつながりを実感できる社会体験活動、誕生・成長等の喜びにふれる体験や老いにふれる体験、 死の悲しみにふれる体験等をとおして、子どもたちに感動を味わわせ、感性や想像力を豊かにする。 |
○情報社会の影の部分に対応する |
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仮想現実と現実との違いを認識させ、有害情報から身を守る力を身につけさせる等、 子どもたちが適切に情報を活用できる力や情報社会での基本的なモラルを身につけさせ、情報社会の影の部分への対応ができるようにする。 |
○命を守るための知恵と態度を育成する |
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子どもたちの身近にある命をおびやかす行為に対して、未然に防いだり、 被害を最小限にくいとめる知恵を学ばせるとともに自他の命を守っていこうとする態度を育てる。 |
○教員自身が命の意味を問いかける |
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教員自身が自らも一人の人間として与えられた命を生きていることを自覚するための研修を充実させ、 対面する子どもたちに命について深い感覚を伝えられるようにする。
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