いなみ野特別支援学校中学部のご紹介

令和4年度は1年生25名・2年生23名・3年生25名の生徒数 計73名です。

中学部の活動・取り組み方針    

中学部の努力目標

  1. 個々の力に応じた基本的生活習慣の向上を図り、日常生活行動が主体的にできる力を培う。
  2. 運動に親しみ、自ら進んで体を動かすことを通して、基礎体力の向上を図る。
  3. 友達と力を合わせて活動する経験を通し、仲間意識や進んで集団に参加する意欲・態度を養う。
  4. 学習や行事などのさまざまな体験を通して、もじ・かず・ことばに親しみ、自ら日常生活を豊かにする知識・技能・態度を育てる。
目指す生徒像

  1. 自分のことは自分でできる生徒・・・基本的生活習慣
  2. 丈夫な体と活動的な身体を持つ生徒・・・身体づくり
  3. 安定した心と主体的な態度を持つ生徒・・・心理的な安定と意欲的態度
  4. 幅広い経験や知識を持つ生徒・・・幅広くバランスの取れた経験と知識。
  5. 仲間と共に育ちあえる生徒・・・社会性
  6. 自分で選び、決め、気持ちを伝えられる生徒・・・自己選択・自己決定の力・コミュニケーションの力

学習について

日常生活の指導
 更衣、排泄、食事などの基本的な生活習慣の向上と定着に加え、体力の向上、運動習慣、返事や挨拶の習慣、返事や挨拶の習慣の定着等を目指して、日々継続して取り組んでいます。
グループ別学習
 学年で課題別グループを編成し生徒の実態に応じた「国語」「数学」「社会」「理科」等の教科の内容の学習を行っています。生徒の課題に応じた教材で学習しています。また、自立活動中心の学習も行っています。
教科学習
「音楽」「体育」「職業・家庭」「美術」を設定して、各教科の学習を行っています。学習に際しては生徒の実態に応じた集団編成や集団に応じた教材の工夫等を行っています。
作業学習
「学部作業」として7つ(農耕・木工・ソーイング・ビーズ・紙工1・紙工2)の縦割りの班を設定しており、各作業を通して学習した力を生活に活かすこと、手指の巧緻性や体力向上、集中力・根気強さ等の将来の生活に活かせる様々な力を養います。キャリア教育の点からも将来につながっていく学習です。
いなみ野タイム

 生徒の好きな活動を中心に10種類程度のクラブを設定し、週に1回金曜日5時間目に取り組んでいます。なお、設定クラブはゴルフ・ウォーキング・アート・図書館・室内ゲーム・音楽・パソコン等があります。