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平成27年度の終業式を行いました。

 平成27年度の終業式を3月23日(水)に行いました。

 安達校長先生より、以下のようなお話がありました。

 本日は、ある所で聞いた話をみなさんにも伝えたいと思います。

 ある大学でこんな授業がありました。

「クイズの時間だ」教授はそう言って大きな壺をとり出し、教壇に置きました。
その壺に、彼は一つひとつ大きい石を詰めて行きました。壺がいっぱいになるまで石を詰めて 彼は学生に問いかけました。

「この壺はもう満杯か?」教室の一人の学生が「はい」と答えました。

「本当に入らないか?」といいながら、教授は教壇の下から、砂利の入った容器を取り出しました。そして、砂利を壺の中に入れ、壺を揺らしながら、大きい石との間を砂利で埋めて行きました。

ここでもう一度、学生に聞きました。「この壺はもう満杯か」
ひとりの学生が「多分違うだろう」と答えました。

すると教授は、教壇の下から砂の入ったバケツをとり出し、 砂を壺の隙間に流し込みました。
続けて3回目の質問を投げ掛けました。 「この壺はもう満杯か?」

学生たちから「いいえ」と答えがありました。 すると教授は、壺の中に水を注いでいきました。

「私が何を言いたいのか、わかりますか?」

ひとりの学生が手を上げました。
「どんなにスケジュールが忙しい時でも、努力をすれば予定を詰め込むことが可能ということでは」

教授は、「それは違う」と言いました。

「重要なことはそこではなく、この例が私たちに示してくれている真実は、大きな石を先に入れない限り、それが入ることは、そのあと二度と来ないということです」

「私たちの人生にとって、大きな石とは何でしょうか?」 

「それは自分の夢、仕事、家族、愛する人等、ここで言う大きな石とは君たちにとって一番大切なものです。 それを最初に壺の中に入れましょう。常に、自分にとって一番大切なことを最優先に考える姿勢を持って下さい。そうでないと、貴重なチャンスを失うことになるからです。

 校長先生のお話に続いて、生徒安全部長の先生からの話しを聞きました。
 続けて、陸上部(男女)の部活動表彰を行い、全国大会に出場するレスリング部の壮行会を行いました。

 春休みは15日間の短い期間ですが、学校は新入生を迎えるため、学年の進級のため、もう次のことに動き始めています。在校生のみなさんは、本日の校長先生のお話を念頭に置き、春休みをどう過ごすのか、優先順位を決めて過ごして下さい。
 新3年、2年生の次の登校日は、4月8日(金)です。全員が揃って元気に登校して下さい。

陸上部男子(川西市駅伝大会2位)

陸上部女子(川西市駅伝大会優勝)

レスリング部の決意表明

レスリング部壮行会の司会は生徒会長が
司会を担当しました。

Copyright© Hyogo Prefectural Inagawa High School.2016/03/24
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