校種小学校 | 学年5年 | 教科名理科 | 学校名丹波市立和田小学校 | |||||
1 | 単元・教材名 | |||||||
てんびんとてこ | ||||||||
2 | 指導目標 | |||||||
てんびん作りやてこのはたらきを利用した道具を使った活動を通して、支点から等距離に同じ重さのものをつるすとつりあうこと(てんびんのつりあい)や、支点の左右のうでを傾けるはたらきはうでにつるすおもりの重さと支点からの距離に関係することなど(てこの決まり)をとらえるようにするとともに、日常生活の中で使われているてこの決まりを利用した道具を見直す態度を育てる。 | ||||||||
3 | 指導計画 | |||||||
1てんびんを作ってみよう(1時間) | ||||||||
2てんびんのつり合い(3時間) | ||||||||
3おもりの重さが違うときのつり合い(2時間・本時) | ||||||||
4てこの利用(1時間) | ||||||||
5まとめ(2時間) | ||||||||
6発展「モビールをつくってみよう」(1時間) | ||||||||
4 | ICT活用のポイント | |||||||
授業場所 | ◇コンピュータ教室 ◇普通教室 ◆理科室 | |||||||
◇その他() | ||||||||
授業形態 | ◆一斉学習 ◇グループ学習 ◇個別学習 ◇補習 | |||||||
ICTを活用する場面 | ◆導入 ◆展開 ◆まとめ ◇その他() | |||||||
ICTを主に活用する者 | ◆教員 ◇児童・生徒 | |||||||
ICTを活用する目的 | ◆課題の提示 ◆動機付け ◆教員の説明資料◇繰り返しによる定着 ◇モデルの提示 ◇体験の想起 ◇比較 ◇振り返り ◇その他() | |||||||
授業で利用したICT環境 | ◆コンピュータ ◆プロジェクタ ◆スクリーン ◇電子ホワイトボード ◇インターネット ◇デジタルカメラ ◇実物投影機 ◇デジタルコンテンツ ◇その他() | |||||||
5 | 使用した教材 | |||||||
理科ねっとわーく アルキメデスと学ぶてこのはたらき http://www.rikanet.jst.go.jp/contents/cp450a/start.html | ||||||||
6 | 授業の流れ | |||||||
【導入】 | 左右のおもりの重さが違うとき、棒がつり合うのはどんな場合だろうか。実験用てこを使って調べてみよう。 | |||||||
【展開1】 | 実験用てこをつかって実験する方法をコンテンツを見て確認する。 | |||||||
【展開2】 | グループごとに実験をする。 ・左のうでの5の位置におもりを1こぶら下げた状態から実験を開始する。 ・次に左のうでの6の位置におもりを1こをぶら下げた状態から実験を開始する。 ・その他のパターンを提示して、さらに実験をしていく |
|||||||
【展開3】 | 実験の結果から、てこがつり合うときのきまりはないだろうか。グループごとに相談して見つける。 | |||||||
【まとめ】 | 決まりを見つけまとめる。 | |||||||
7 | 成果と課題 | |||||||
実験器具の実物を見せながら、その使い方をデジタルコンテンツで提示したことで児童の学習意欲の喚起を促し、学習課題を的確につかませることができた。それは、2時間の授業で集中力が継続できた児童が多かったことからも分かる。 また、ワークシートにどのように実験結果を記入していけばいいのかを説明するときや実験結果から、てこの決まりを見つける活動のときに、OHCにより、ワークシートを大きく提示したことで、記入方法の統一と集団での思考ができた。 限られた授業時間の中で、実験時間と思考時間を確保するために、デジタルコンテンツを用いた説明と問題提示が、児童にとって短時間で課題・方法を理解する上で体験効果的であったことが感じ取れる。その上で、この単元での学習評価を行ってみると以下のようになった。 多くの児童が目標を達成することができたととらえることができる。 今後も、実際の実験器具と説明や課題把握のためのデジタルコンテンツを使用しながら、すべての児童に対して科学的な思考が十分確保できるような活用を考えていきたい。 |
||||||||
8 | 関連資料(リンク) | |||||||
◆学習指導案 | ||||||||
|
||||||||
授業でICTを使ってみよう! |