校種:小学校 学年第5学年 教科名:算数科 学校名:尼崎市立武庫の里小学校
単元・教材名:図形の角
指導目標

・三角形の内角の和を適用するよさに気づき、これを活用しようとする。(関心・意欲・態度)

・三角形の内角の和を発展的にとらえて、多角形の内角の和を考えることができる。(数学的な考え方)
・三角形の内角の和を用いて、多角形の内角の和を求めることができる。(表現・処理)
・三角形の内角の和が180°であること、多角形の内角の和は三角形に分けて求められることが分かる。(知識・理解)
指導計画 (全6時間)
学習内容
三角形の3つの角の内角は、形や大きさに関係なくすべて180°であることを理解する。(本時)
三角形の内角の和を使い、角度を計算して求める方法を理解する。
四角形の内角の和は、すべて360°であることを理解する。
四角形のしきつめを通して、四角形の性質を理解する。
多角形の内角の和の求め方を理解する。
既習事項を復習する。
ICT活用のポイント
授業場所 ◇コンピュータ教室 ◆普通教室
◇その他()
授業形態 ◆一斉学習 ◇グループ学習 ◇個別学習 ◇補習
ICTを活用する場面 ◇導入 ◆展開 ◇まとめ ◇その他()
ICTを主に活用する者 ◆教員 ◇児童・生徒
ICTを活用する目的 ◇課題の提示 ◇動機付け ◆教員の説明資料◇繰り返しによる定着 ◆モデルの提示 ◇体験の想起 ◇比較 ◇振り返り ◇その他()
授業で利用したICT環境 ◆コンピュータ ◆プロジェクタ ◆スクリーン ◇電子ホワイトボード ◇インターネット ◇デジタルカメラ ◇実物投影機 ◆◇デジタルコンテンツ ◇その他()
<ICT活用の意図>

・ミニ授業の際の教員の説明教具としてノート型パソコンで動画を使った。停止・再生が可能なため、ポイントで説明を加えることができる。

使用した教材
今日から使えるデジタルコンテンツ

http://www.dainippon-tosho.co.jp/mext/nhk/es_02/es_02_1.htm#17

授業の流れ
【導入】 問題提示

T「三角形の3つの角の大きさの和を調べよう」
・辺の長さや角の大きさに着目させ、きまりがあるかないかを考えさせる。

【展開1】 <思考

(1) 各自で思考
・ワークシートに自分の考えを記入する。
・机間指導を行い、考えが止まっている児童には、ヒントカードを配布する。
ヒントカード1

【展開2】 ミニ授業
・ヒントカードを見ても考えが進まない児童は、教室前方に置いてあるパソコンのまわりに集まるよう声をかける。
・教員がデジタルコンテンツを集まった児童に見せ、ヒントカードの解説を行う。
ヒントカード2
<
【まとめ】 発表・確認

・いろいろな考え方を発表させる。
・三角形の3つの角を切って合わせると180°になることを、プロジェクタで教室前面のスクリーンに提示し、全員に確認させる。(同上)

成果と課題
<成果>

・使用したデジタルコンテンツは動画なので、思ったところで停止ができ、説明を加えることができた。
・デジタルコンテンツがよく見えるようにするため、ノートパソコンのまわりに集まるように声をかけたところ、算数の意欲が低くなりがちな児童でも、興味を持って集まってくる姿が見られた。
・実際に図が動くので、児童にとっても理解しやすかったように思われる。

<課題>

<・動画で再生・停止ができるデジタルコンテンツが少なく、見つけるのに時間がかかってしまった。

関連資料(リンク)
◆学習指導案 ◆ワークシート ◆デジタルコンテンツ
◆URL

大日本図書(株) http://www.dainippon-tosho.co.jp/
小学校関連 http://www.dainippon-tosho.co.jp/sho/index.html
 算数 http://www.dainippon-tosho.co.jp/sho/index_sansu.html
  授業応援コーナー 算数アニメーション
  http://www.dainippon-tosho.co.jp/sho/sansuu/anime/
算数・数学をイメージ化する動画素材集
  http://www.dainippon-tosho.co.jp/mext/nhk/index.html
小学校高学年 (17)三角形のふしぎ
  http://www.dainippon-tosho.co.jp/mext/nhk/es_02/es_02_1.htm#17


授業でICTを使ってみよう!