校種:小学校 学年第5学年 教科名:算数科 学校名:尼崎市立武庫の里小学校
単元・教材名:平行と垂直
指導目標

・身の回りのものから、垂直・平行な関係にある直線を進んで探そうとする。(関心・意欲・態度)

・垂直・平行という観点で、2直線の関係を考えることができる。(数学的な考え方)
・垂直・平行の2直線を作図したり、確かめたりできる。(表現・処理)
・2直線の垂直・平行の関係とその性質がわかる。(知識・理解)
指導計画 (全6時間)
学習内容
2直線の交わりから垂直の関係にある2直線を探し、垂直の意味を知る。
1点を通り、ある直線に対して垂直な直線のかき方を知る。
2直線の距離から平行になる部分を探し、平行の意味を知る。
平行な直線の性質を調べる。
1点を通り、ある直線に対して平行な直線のかき方を知る。(本時)
既習事項を復習する。
ICT活用のポイント
授業場所 ◇コンピュータ教室 ◆普通教室
◇その他()
授業形態 ◆一斉学習 ◇グループ学習 ◇個別学習 ◇補習
ICTを活用する場面 ◇導入 ◇展開 ◆まとめ ◇その他()
ICTを主に活用する者 ◆教員 ◇児童・生徒
ICTを活用する目的 ◇課題の提示 ◇動機付け ◆教員の説明資料◇繰り返しによる定着 ◆モデルの提示 ◇体験の想起 ◇比較 ◇振り返り ◇その他()
授業で利用したICT環境 ◆コンピュータ ◆プロジェクタ ◆スクリーン ◇電子ホワイトボード ◇インターネット ◇デジタルカメラ ◇実物投影機 ◆◇デジタルコンテンツ ◇その他()
<ICT活用の意図>

・デジタルコンテンツを利用することによって三角定規等を使った作図でも視覚的に分かりやすく伝えられる。

・平行な2本の直線のかき方を、繰り返しスクリーンに映し出すようにすることで、もう一度方法を確認したいと思った児童が、そのつど教員やまわりの児童に声をかけなくても、スクリーンに目をやるだけで確認ができる。
使用した教材
5年算数フラッシュサイト
http://homepage2.nifty.com/in/san/5/h17/heikakisp.html
授業の流れ
【導入】 問題提示

T「平行な2本の直線の書き方を考えよう」
・三角定規や定規を使って平行な2本の直線のかき方を考えさせる。

【展開1】 思考

各自で思考
・ワークシートに自分の考えを記入する。
・机間指導を行い、考えが止まっている児童には、平行の定義をもう一度確認させるなど助言を行う。

【展開2】 発表・確認

・いろいろな考え方を発表させる。
・平行な2本の直線のかき方を、プロジェクタで教室前面のスクリーンに提示し、全員に確認させる。<授業の様子

【まとめ】 練習問題

・スクリーンに、平行な2本の直線のかき方を繰り返し提示しておき、児童がいつでも確認できるようする。
デジタルコンテンツの内容
・机間指導を行い、十分理解できていない児童にはスクリーンで確認するよう助言する。

成果と課題
<成果>

・デジタルコンテンツを利用したアニメーションでの作図と、黒板での教師用三角定規等を使っての作図とを組み合わせて説明することは、より効果的だった。
・前方のスクリーンを見て簡単に作図方法を復習できるので、教師は支援が必要な児童にきめ細かな指導をすることができた。

<課題>

・単元の指導に適したデジタルコンテンツを見つけることが難しく、見つけたコンテンツに合わせた授業や説明の内容になってしまいがちである。

関連資料(リンク)
◆学習指導案 ◆ワークシート ◆デジタルコンテンツ
◆URL

TOSSランド http://www.tos-land.net/
TOSSランド栃木下野教育サークル http://homepage1.nifty.com/h-yamaguchi/
Welcome to My Homepage 新村 勲 氏 http://homepage2.nifty.com/in/top.htm
算数 5年フラッシュサイト http://homepage2.nifty.com/in/san/5/5nen.htm
     (C)Talk Line/小学校算数5学年フラッシュ教育出版 新村 勲
   5年算数フラッシュサイト(教育出版)
   垂直と並行  平行な直線のかき方先生問題
     http://homepage2.nifty.com/in/san/5/h17/heikakisp.html


授業でICTを使ってみよう!