校種 小学校 学年 6年 教科名 理科 学校名 神戸市立高羽小学校
単元・教材名 大地をさぐる

指導目標
 身の回りの地層などを観察し、大地は長い年月と大きな空間的な広がりの中で作られてきたという見方や考え方をもつようにする。また、大地のつくりについて、多面的に追求する能力を育てる。

指導計画

第1次 土地を作っているもの 1時間
@地面の下の様子(10m程度)を想像して図を描く。
コンテンツを見て、地層についての知識を持つ  

第2次 地層の広がり 3時間
@切り通し部分の一部だけが写った写真を見て、平面的な地層の広がりを予想する。 1時間     
A円柱モデルをつくり、地層の広がりを面で予想してみる。              2時間

第3次 地層のでき方 4時間
@地層はどのようにしてできたかを調べるための実験方法を考える。 1時間
A自分で考えた実験方法で確かめる                1時間
B実験内容の検証
自分が行った実験およびコンテンツを元にして、地層がどのようにして堆積したかを知る。  1時間
C火山の働きによってできた地層について知る。1時間

第4次 化石を含む地層 1時間
@化石のでき方について  化石から分かることについて 1時間
コンテンツおよび化石標本                      
学習のまとめ 1時間
地層の学習について分かったことを新聞にまとめる。

ICT活用のポイント
授業場所 ◇コンピュータ教室 ◆普通教室
◆その他(理科室)
授業形態 ◆一斉学習 ◇グループ学習 ◇個別学習 ◇補習
ICTを活用する場面 ◆導入 ◇展開 ◆まとめ ◇その他()
ICTを主に活用する者 ◆教員 ◇児童・生徒
ICTを活用する目的 ◆課題の提示 ◇動機付け ◆教員の説明資料◇繰り返しによる定着 ◆モデルの提示 ◆体験の想起 ◇比較 ◇振り返り ◇その他()
授業で利用したICT環境 ◆コンピュータ ◆プロジェクタ ◆スクリーン ◇電子ホワイトボード ◇インターネット ◇デジタルカメラ ◇実物投影機 ◆デジタルコンテンツ ◇その他()
使用した教材 
ボーリングサンプル ソルボノイド 化石
授業の流れ 第2次2時間目
【導入】 円柱モデルについての説明
【展開1】

円柱モデルの同じ色の部分にひもを張り、3本の円柱の間の地層がどのように
なっているかを予想している。

【展開2】 自分たちの考えを発表した後、デジタルコンテンツを見て気づいたことを発表する
【まとめ】 デジタルコンテンツを見てまとめる

成果と課題

○導入場面で活用することで、具体的な問いかけや課題提示ができ,学習目標や内容の理解が深まる。
○実験や観察の場面を再現することにより,新たな気づきや体験を共有化でき,まとめの話し合いなどでの意見交換が活発になる。(今まで消極的だった児童が,積極的に発言できる。)(例:堆積実験,地層のでき方,ボーリングから地面の下を探るコンテンツの活用)

△実体験、実物、実験とデジタルコンテンツの組み合わせ方の工夫。 
△デジタルコンテンツを教員が自作するときの技術(特に動画やFlash等を活用したアニメーション)の習得および作成時間の確保。
△コンピュータやICT活用が苦手な教員への普及方法。
関連資料(リンク)
学習指導案  ◆デジタルコンテンツ 理科ねっとわーく 「大地のつくり」をコンピュータグラフィックスでみよう

授業でICTを使ってみよう!