ICT活用授業実践事例報告書 


                                                   2010年
 学校名 養父市立伊佐小学校
 教科(科目等) 体育 学年  5年
 単元名 マット運動
ICT活用の様子
 指導計画 本時 5/10
第一次 既習の技をより高め、新しい技に挑戦して楽しもう。・・・7時間
第二次 自分の力で楽しもう。・・・3時間
 本時のねらい
自己の能力に適した技に取り組み,その技ができるようにするための活動を工夫することができるようにする。
 活用したICT機器 PC 電子黒板 デジタルカメラ ビデオカメラ その他(映像遅延装置)
 コンテンツの準備   
模範演技動画(デジタル教材) 
授業でのICT活用の目的(意図)   
・ICT機器を活用することによる興味、関心、意欲の向上を図ることができる。
・映像遅延装置を用いて、自らの体の動きを客観的に見ることにより自己分析を行うことができる。
・肉眼では捕らえることのできないすばやい動きを、スローモーションで再生して見ることにより、他者の動きの分析を行うことができる。
 ICTを活用した場面及び主な活用方法
■導入 ■展開 □まとめ
・導入の部分で、模範演技動画を見ることにより「技」のポイントを確認する。
・演技後、デジカメで撮影した動画や映像遅延装置を用いて演技を分析する。
・お互いの動きについて学びあう場面に、デジカメで撮った動画や映像遅延装置を活用する。

デジカメで撮影した動画を再生し、動きのポイントについて確認する様子
デジカメで撮影した動画を再生し、動きのポイントについて確認する様子
映像遅延装置を体育館に設置し、演技を分析できるようにしている様子
映像遅延装置を体育館に設置し、演技を分析できるようにしている様子
  
 ICT機器を活用するメリット   
・通常では気づくことのできない素早い動きを、ICT機器を使ってスローモーションにするなどして自分の目で確認することにより、自らの課題をつかみやすい。また、仲間にもアドバイスしやすい。また、それにより、仲間とのかかわりを多く持つことができるようになる。
・ICT機器を活用することにより意欲的に学習に取り組むことができる。
 活用のポイント  
・ICT機器をどの場面で活用するかの見極めが大切である。
・効果的に見せるため、ビデオカメラの設置する位置の確認や映像の大きさの設定が大切である。
・機器を移動、設置するのに手間がかかることを考慮しておく必要がある。
 担当教科等でICT活用授業が効果的であると思われる単元及び指導内容について   
・器械運動(跳び箱、鉄棒)
・球技(バスケットボールなど)
・陸上運動(ハードル走、短距離走など)