ICT活用授業実践事例報告書 


                                                   2010年
 学校名   県立西宮今津高等学校
 教科(科目等)  国語科(現代文) 学年   1年 
 単元名  現代文学「羅生門」
 指導計画   本時 1/5
 第一次 冒頭部分(1時間)
 第二次 下人の部分(1時間)
 第三次 最終(3時間) 
 本時のねらい   「羅生門」に登場する背景物を視覚的に理解し、スムーズな内容理解へとつなげる。
 芥川龍之介と羅生門が生まれる過程を理解する。
 活用したICT機器  PC 大画面表示装置(大型テレビ) 
 コンテンツの準備   
 インターネット上での写真(羅生門、作者の写真)
授業でのICT活用の目的(意図)   
  表題「羅生門」の名前の由来、作者「芥川龍之介」の家族写真など当時の映像を見せることで、より作品の理解が深まると考えた。
 ICTを活用した場面及び主な活用方法   
■導入 □展開 □まとめ
  


・ICT機器を授業全体で使うのではなく、説明、解説時に使用した。
・提示した写真(教材)から、生徒が物語に登場する背景物のイメージを膨らませることができるように説明をした。
 ICT機器を活用するメリット   
 国語便覧の写真を使った場合、生徒の視線は下を向いていることが多かったが、大画面表示装置に写真を大きく写すことで、生徒と向き合い表情を見ながら説明することができ、より作品の理解を深めることできた。
 活用のポイント  
・教材資料を保存したUSBメモリを教室に持参して、教室のプレーヤー機器に接続することで、パソコンを使用しなくてもリモコンだけ使用できる。
 担当教科等でICT活用授業が効果的であると思われる単元及び指導内容について   
国語・古典の授業では、生徒への作品理解支援として、作品に関する映像資料、音声資料を効果的に見せることが有効であると思われる。