ICT活用授業実践事例報告書 


                                                   2010年
 学校名   県立西宮今津高等学校
 教科(科目等)  国語科(国語の世界) 学年   2・3年 
 単元名   平安時代の文学 
 指導計画   本時 
 第一次 言語の発生〜古代日本・中世(5時間)
 第二次 江戸〜近大文学(5時間)
 第三次 現代小説(5時間) 
 本時のねらい   平安時代の女流文化の特徴と文化について学ぶとともに、、平安時代になぜ女流文学が盛んだったのかを知る。
 活用したICT機器  PC 大画面表示装置(大型テレビ) 
 コンテンツの準備   
 NHKの「10ミニッツ・ボックス」の第6回「枕草子」清少納言を利用
授業でのICT活用の目的(意図)   
  映像をとおして平安時代の文化に触れることによって、生徒に当時の様子のイメージを持たせ、、より当時の物語の内容を理解させることができると考えた。
 ICTを活用した場面及び主な活用方法   
□導入 □展開 ■まとめ
  


 授業の後半で、まとめとして生徒に見せることで、授業の復習ができ、生徒の記憶の定着に繋げられる。  
 ICT機器を活用するメリット   
 ・今まではプリントを使ったり、教材としての資料集を見ながら写真等で説明していたが、動画としてみ ることで資料深みや幅が広がり、生徒の理解に繋がった。
 ・使用したコンテンツに、映像の解説が付いていたため、生徒にはまとめとして理解しやすく、教員にとっては、板書する時間が短縮され、生徒のと問答の時間に充てることができた。
 ・コンテンツのアナウンサーの解説に抑揚があったので、単一に音声が流れるよりも生徒の興味を向けさせることができた。
 活用のポイント  
 ・教室の大型表示装置とパソコンの接続等が簡単にできるような準備が必要である。
 ・授業の目標を達成するために、ICTをどの場面でどのように活用するかを教員が明確にする必要がある。
 担当教科等でICT活用授業が効果的であると思われる単元及び指導内容について   
・文学史の具体的な資料として活用できる。
・現代文学は新しい文学なので、最新の資料がそろわない。その点、ICTを活用することで写真等資料を入手しやすくなる。