ICT活用授業実践事例報告書 
                                                   2010年
 学校名 南あわじ市立市小学校
 教科(科目等) 算数 学年   5年
 単元名 面積の求め方を考えよう
 指導計画 第一次 三角形の面積 … 3時間
第二次 平行四辺形の面積 … 2時間(本時:1/2)
第三次 いろいろな三角形・四角形の面積 … 4時間
第四次 面積の問題 … 2時間
第五次 基本のたしかめ … 1時間
 本時のねらい 平行四辺形の面積の求め方を既習の学習内容をもとに考え、根拠を明確にして表現し合い、平行四辺形の面積を工夫して求めることができる。
 活用したICT機器 PC プロジェクタ スクリーン 電子黒板  
 コンテンツの準備   
インターネット上で見つけたフラッシュコンテンツ
尼崎コンテンツ研究会(http://kids.gakken.co.jp/campus/academy/amagasaki/contents/p87.html)  
授業でのICT活用の目的(意図)   
求積方法を説明する場面で、電子黒板を使うことによって、児童の視線が集中する。また、説明のために書き込んだ板書が保存でき、他の考えと比較しやすい。
 ICTを活用した場面及び主な活用方法   
導 入…図形を提示し、本時の課題を明確にする。

展 開…考えた求積方法を電子黒板に書き込み、説明し合う。


まとめ…電子黒板で記録した求積方法を振り返り、本時のまとめを行う。

    
 ICT機器を活用するメリット   
・スキャナで取り込んだ教科書と同じ平行四辺形の図をカラーで提示することができる。拡大コピーよりも鮮明で、見やすい。
・インターネット上で見つけたフラッシュコンテンツを活用することで、図形の移動をアニメーションで提示することができる。平行四辺形を変形させて長方形にする場面など、視覚的にわかりやすい。
・電子黒板の書き込み機能を使い、児童が取り込んだ図に多様な色で自由に書き込みながら、求積方法を説明することができる。電子ペンでの書き込みなので、間違いを消去するのも簡単にできる。
・インターネット上のフラッシュコンテンツの操作も電子ペンで行うことで、教師の視線移動も少なくて済み、児童の様子がわかりやすい。
・コピーが容易なので、同じ平行四辺形の図を複数準備すれば、複数の考え方を書き込み、保存することができる。考え方を比較する場面や次時での導入での利用が効果的である。

〔共通〕
・電子黒板のキャプチャ機能を使い、説明のために書き込んだ図を保存することができる。それを振り返り場面や次時の学習場面で活用することができる。    

電子黒板の操作パネル


キャプチャしたところ


前の授業で使った電子黒板の様子を見ながら復習などをすることができる。

・画面を表示することで、児童の視線が集中する。
 活用のポイント  
・プロジェクタによる画面の色合いや写り具合などを事前に確認しておく。
・常に、教室に電子黒板がある環境を設定し、教師も子ども達も電子黒板に慣れている状況を作る。
・授業前に機器をセッティングしておく。 
 担当教科等でICT活用授業が効果的であると思われる単元及び指導内容について   
算数科「B:量と測定」領域における「長さ・面積・体積など」の単元