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俺のクラブ人生
    
                                                       作・タフド


 オッス、 俺の名前は桜井勇治。
上野宮中学3年、後1ヶ月で高校生。
高校では柔道部に入るつもり。だから柔道部が強い篠髪高校を第1希望にした。
そして女子にはモテモテで勉強は毎日先生に褒められるぐらいできる。
これが俺の理想の高校生だ。
でもまず1週間後にある篠髪高校の受験に合格しなければ俺の夢が夢で終わってしまう。
後1週間しか無いがおもいっきりラストスパートであと残りの勉強をしよう、ガンバるぞ。
そして受験が終わり合格発表当日、ああ、受かってるかな、とドキドキしながら表示板を見た。
俺の受験番号は808番。756、789と見ていった。
806、807・・・809俺の番号は無かった。
いちおう棟坂高校という私学を受けていて、受かっていた。
だからそこで柔道をがんばってやろうと思っていた。

 4月9日 入学式当日、その日なぜか部活の見学会があった。
俺はもちろん柔道部に直行した。が、柔道部はすでに廃部になってしまっていた。
俺は悩んだ。
悩んだ結果、クラブの中で1番楽そうな吹奏楽部を選んだ。
いちおうここの学校の吹奏楽部はまともな演奏ではない。
しかし、吹奏楽コンクールで県大会まではいっている。
俺はがんばる気持ちはものすごくあるのだが、あきっぽい性格なのだ。
でも俺の母は、俺が最後までやると言っているからいいと言っていた。
 
 4月14日俺はさっそく入部届を出しに行った。
その日は日曜日だったので午前中は楽器を選ぶことになった。
なんやかんや吹いた結果、俺が選んだ楽器は吹奏楽やオーケストラなどで知られているトランペットだった。
トランペットはものすごく肺活量を使うそうだ。
午後からは新しい顧問が来るそうだ。これからどんなことが起こるのだろうか。
       
                                                  続く

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